ケイト・ブランシェットがアカデミー賞主演女優賞、ルーニー・マーラが助演女優賞にノミネートされている話題作ということで劇場へ。
今年観た作品では一番良かった。
想像を絶することが起こるわけではないが、人間の心理がしっかりと描かれていた。
齢を取って思うのは、憧れの対象となる人間としての恰好よさ、品格みたいなものに男女差はないということだ。
むしろ同性の方が、自分もそうなれる可能性を感じる分、憧れとしては大きい場合もあるだろう。
だからといって恋愛感情に直結するわけでもないが、自分を理解してもらえている、この人といれば自分が変われるという感覚が、恋愛感情に変わるときもあるだろう。
ラストシーンのキャロル(ケイト・ブランシェット)の勝ち誇ったように見える表情は夢に出てきそうだ。
底知れない怖さを感じた。さすが、大女優の貫録である。
点数は、9点(10点満点)。
タイトル:キャロル
製作年:2015年
製作国:アメリカ、イギリス
配給:ファントム・フィルム
監督:Todd Haynes
主演:Cate Blanchett
他出演者:Rooney Mara、Sarah Paulson、Kyle Chandler、John Magaro
上映時間:118分
今年観た作品では一番良かった。
想像を絶することが起こるわけではないが、人間の心理がしっかりと描かれていた。
齢を取って思うのは、憧れの対象となる人間としての恰好よさ、品格みたいなものに男女差はないということだ。
むしろ同性の方が、自分もそうなれる可能性を感じる分、憧れとしては大きい場合もあるだろう。
だからといって恋愛感情に直結するわけでもないが、自分を理解してもらえている、この人といれば自分が変われるという感覚が、恋愛感情に変わるときもあるだろう。
ラストシーンのキャロル(ケイト・ブランシェット)の勝ち誇ったように見える表情は夢に出てきそうだ。
底知れない怖さを感じた。さすが、大女優の貫録である。
点数は、9点(10点満点)。
タイトル:キャロル
製作年:2015年
製作国:アメリカ、イギリス
配給:ファントム・フィルム
監督:Todd Haynes
主演:Cate Blanchett
他出演者:Rooney Mara、Sarah Paulson、Kyle Chandler、John Magaro
上映時間:118分