とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2022/8/19)横浜ホームゲーム15連勝の勢いに飲まれる

2022-08-19 23:59:00 | 野球観戦
カープはコロナで佐々岡監督と菊池ら主力選手を欠く事態も3位に踏ん張っている。
横浜が、いつの間にか2位を固めつつあり、少しでもゲーム差を詰めたいところ。

カープの先発投手は玉村、横浜は大貫。ある程度の打撃戦を予想。



1回表のカープの攻撃。
今日の1番打者は長野。どちらかというとチャンスでのタイムリーを期待したいので、やや意外感あり。
積極的に初球打ちも、どん詰まりのハーフライナー気味のショートゴロ。
続く、羽月はセーフティーバントを試みたが、ピッチャーの大貫が落ち着いてさばいた。
あっさり二死となったが、秋山がセンターへのクリーンヒットで出塁。
マクブルームの一発を期待したが、ショートゴロで得点ならず。

1回裏の横浜の攻撃。
玉村が三者凡退で上々の立ち上がり。

2回表のカープの攻撃。
先頭の西川がレフト線への二塁打でチャンスメイクも、後続が凡退で得点ならず。

2回裏の横浜の攻撃。
先頭の牧が右中間スタンドへのホームランで先制。0-1。
外寄り高めのストライクゾーンだったが、牧の技術が上回った。

3回表のカープの攻撃。
玉村、長野が連続三振のあと、羽月のぼてぼてのピッチャー前へのゴロが内野安打となり出塁。
秋山に期待したが、羽月が盗塁失敗でチェンジ。
狙いはよかったが、嚙み合わない。
もう少し低くスライディングしていたら、タッチされなかったように見えた。
走りながら、捕手の送球を見て、スライディングの仕方を変えるのは難しいが。

4回表のカープの攻撃。
秋山が打ち直しでセンターオーバーの三塁打。
マクブルームのサードゴロで、秋山は果敢に本塁へ突入。
微妙なタイミングに見えたが、サードの宮崎は無理せず、一塁へ送球して、同点。1-1。
西川はセカンドゴロに倒れたが、坂倉がライトスタンドへのホームランで逆転。2-1。

4回裏の横浜の攻撃。
先頭の佐野がセンターオーバーの二塁打。
牧は三振に打ち取ったが、宮崎に四球、ソトは三振、柴田に四球で、二死満塁。
ここで嶺井に走者一掃の左中間への二塁打を浴びて、横浜が逆転。2-4。
インコースのチェンジアップを嶺井がうまくとらえた技ありの一撃。
打たれたのは仕方ないが、四球がもったいなかった。

6回表のカープの攻撃。
先頭のマクブルームがセンターへのヒットで出塁。
西川は三振のあと、坂倉がセンターへのヒットで、一死一塁二塁のチャンス。
ここで横浜は大貫から平田にスイッチ。
しかし、平田が二塁へのけん制悪送球で、マクブルームは三塁へ進塁。
このチャンスで磯村の打球は一二塁間を抜けるライトへのタイムリーヒット。3-4。
さらに畳みかけたかったが、矢野がスクイズを空振りして、三塁走者の坂倉がタッチアウト。
矢野も凡退して、同点ならず。振り返れば、ここが勝負所だったと思う。
ここで同点にしておきたい気持ちはわかるものの、同点では勝てないので、強硬策で2、3点差をつけないとダメだった。
気持ち的に守りに入ってしまったようにも見えた。

6回裏の横浜の攻撃。
カープのマウンドは5回から森浦が登板。
イニングまたぎは久々だと思ったら、先頭の宮崎がレフトスタンドへのホームラン。3-5。
このあとを心配したが、後続は3人で抑えた。

7回表のカープの攻撃。
横浜のマウンドは伊勢が登板。
長野と秋山のヒットで、二死一塁二塁のチャンスを作るも、マクブルームが三振で攻めきれず。

8回表のカープの攻撃。
横浜のマウンドはエスコバーが登板。
西川、坂倉、磯村が三者連続三振で手も足も出ず。

8回裏の横浜の攻撃。
カープのマウンドは7回はケムナが締め、この回からターリーが登板。
先頭の佐野から三振を奪ったまではよかったが、牧と宮崎に連打され、一死一塁三塁のピンチ。
ここで、ソトにレフトスタンドへダメ押しのスリーランホームランを浴びた。3-8。

9回表のカープの攻撃。
横浜のマウンドは入江が登板。
先頭の矢野がレフトへのクリーンヒットで出塁も、後続が倒れて、ゲームセット。

効果的なホームランの差はあるが、カープは13安打3点、横浜は9安打8点。
チャンスを確実にものにできたかどうかの差だろう。
象徴的に思えたのが、1-1の同点のシーンで宮崎が無理せずにアウトを取ったことだ。
今の横浜には、いつでも点を取れるムードがあり、焦りのようなものがないのではないだろうか。
対して、カープは、まだ点の取り合いが予想された6回の時点で、スクイズで点を取りにいって失敗している。
これが8回、9回ならわかるが、ゲームの中盤で、最少得点差で逃げ切ろうとするのは無理がある。
主力が抜けた打撃陣での辛さはあるが、そこは選手を信じて、強気に攻めてもらいたい。