とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「笑いのカイブツ」(ネタバレ注意)

2024-02-03 23:59:00 | 映画
笑いに憑りつかれた男、ツチヤタカユキを岡山天音が熱演。

多くの漫才やコントも考えに考えて作られているものだと思うが、突き詰めている部分が露骨にみえると、笑えなくなってしまう。
笑い以外に生きる術がないというのは、かなり切実だ。
それでいて、「人間関係不得意」という、非常に困った状況。
酒に逃げたくなる気持ちもわからなくはない。
そんな袋小路にはまったような才能を岡山天音が渾身の演技で表現。
ほぼほぼ体調が悪いというのは、演技としてもしんどかったに違いない。

脇を固めるのが、菅田将暉に仲野太賀に松本穂香。
おかん役の片岡礼子も温かかった。

反面教師的な見方もできるが、わかっていても世間に合わせられないやるせなさを味わいたい作品だ。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:笑いのカイブツ
製作年:2023年
製作国:日本
配給:ショウゲート、アニモプロデュース
監督:滝本憲吾
主演:岡山天音
他出演者:片岡礼子、松本穂香、前原滉、板橋駿谷、淡梨、前田旺志郎、管勇毅、松角洋平、菅田将暉、仲野太賀
上映時間:116分


クロスボーダーラグビー2024 第1戦 東京サントリーサンゴリアス vs ブルーズ(秩父宮ラグビー場)

2024-02-03 23:50:00 | イベント
秩父宮ラグビー場にて、クロスボーダーラグビー2024 第1戦 東京サントリーサンゴリアス vs ブルーズを観戦。



スクラムではサンゴリアスが押し気味だったが、動き出しの速さと展開力で、43-7でブルーズが圧倒。
コンバージョンのキックの正確性もあり、内容以上に点差が開いた感もある。

印象に残ったのは、ブルーズの後半の41点目となるトライへの攻撃。
スクラムハーフのタウファ・フナキのロングパスからのバックフリップパスをワンタッチでつないで、最後はフルバックのコール・フォーブスがトライ。
技術に裏打ちされた遊び心のあるプレイだった。
いやあ、これが本場のラグビーの面白さかと、うなってしまった。

来週の第4戦も楽しみだ。