とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「四月になれば彼女は」(ネタバレ注意)

2024-03-23 23:55:00 | 映画
川村元気の小説が原作。
映画化を想定して、ウユニ湖などの映えるスポットを舞台にしたのかと勘ぐってしまう。

精神科医の藤代を佐藤健、動物園の獣医の弥生を長澤まさみが演じる。
藤代の学生時代の恋人で写真を撮りながら世界を旅している春を森七菜が演じる。

結婚式を控えた誕生日に弥生が失踪する。
その理由を藤代が探して悶々とする。
失踪前に届いた春からの手紙と、学生時代の藤代と春の別れがリンクしていく。

結局、弥生が失踪した理由は、結婚すると、大切だったことが日常になっていくことへの不安だったのだろうか。
藤代が春への想いを断ち切れていないように感じて、弥生の不安が爆発したのだろうか。
仲野太賀が藤代の行きつけのバーのマスター役で、「一番身近な人に傷つけられることに人間は耐えられない」と言って藤代を慰めるが、これが答えなのか。

失踪した理由を、弥生は藤代に伝えないまま、元に戻ったようにみえた。
女心は難しい。

長澤まさみの動物園の飼育係の制服姿が貴重だ。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:四月になれば彼女は
製作年:2024年
製作国:日本
配給:東宝
監督:山田智和
主演:佐藤健、長澤まさみ
他出演者:森七菜、仲野太賀、中島歩、河合優実、ともさかりえ、竹野内豊
上映時間:108分



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