とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

2016年 エプソムカップ 観戦

2016-06-12 23:37:36 | 競馬
東京競馬場にて3週連続の競馬観戦。
天気がいいと、競馬場は気持ちいい。

メインは、G3のエプソムカップ。
1番人気は、大外18番枠のルージュバック。
昨年の桜花賞、オークスと泣かされた。

前走のヴィクトリアマイルは5着に敗れたが、距離が短かったのと、爪の調子が悪く、仕上げが万全でなかったのが敗因だろう。

今回は牡馬相手とはいえ、G1級の馬はおらず、勝機十分である。

レースが始まり、予想通りマイネルミラノが逃げて、直線入り口では、先週のロゴタイプの再来かと思ったが、ルージュバックが捕えて、2着に上がったフルーキーに2馬身半差の快勝。
勝つときは、必要以上に強いので、惑わされるのだろう。
東京の1800mが彼女にとってはベストコースだったのかもしれない。

秋は天皇賞か、エリザベス女王杯か、海外か、楽しみが広がった。


2016年 安田記念 観戦

2016-06-05 23:00:51 | 競馬
先週の日本ダービーに続いて、東京競馬場へ参戦。

不動の本命馬モーリスの取捨が課題だが、調教パターンが変わり、不安を抱えた1番人気なので、嫌ってみることにした。
とは言え、モーリスよりも前に来そうな馬は、前走で海外G1を勝ったリアルスティールと本格化気配のあるサトノアラジンぐらい。
ともにディープインパクト産駒で東京のマイルは合いそう。

馬場は乾いて、結局、良馬場でのレースに。
予想通りロゴタイプが逃げて、ややスローでモーリスはかかり気味に2番手を追走。
直線を向いて、モーリスをかわす馬がいるかを見ていたら、内でロゴタイプが粘っている。
残り200mで、モーリスも前が相手とみて、必死に追ったが、差が詰まらず、ロゴタイプが1着。

全てが嵌ったように見えたロゴタイプの久々の勝利だった。
・馬場が乾いて内が伸びる状態になっていた
・モーリス、リアルスティールがかかって、末脚があまくなった
・リアルスティール、イスラボニータが壁になって、サトノアラジンの追い出しが遅れた
・フィエロがルメール騎手から内田騎手へ当日の乗り替わりとなった

田辺騎手が好条件を活かしきって、ロゴタイプの能力を引き出したということなんだが・・・。
終わってみれば、とても味わいのあるレースだった。


「殿、利息でござる!」 (ねたばれ注意)

2016-06-03 00:03:23 | 映画
消費税増税延期のタイミングでこういう映画が上映されるのも、何かの因縁があるのだろうか。

国の借金を返すには、国の収入を増やすか、国の支出を減らすしかない。
庶民の可処分所得が増えない状態で、消費税率を上げると、増税による支出の増加分、何かの支出を減らさないと、収支が均衡しない。景気が悪くなるのは当たり前だ。
節約の手段としては、生活必需品のクオリティを落としたり、生活必需品でないものは控えることになる。借金を返すとは、本来、そういうことである。

国の収入を増やす方法は、グローバル企業が海外で稼ぐことか、外国人に観光や仕事で日本に来てもらうことが主となる。国の支出を減らす手段はいろいろあるはずだが、ポイントは既得権益者の反発への対応である。これが国全体の利益と整合がとれず、一部の支援者の票で国会議員が選挙で選ばれる仕組みとの相乗効果で、岩盤規制により経済が停滞しているのが、今の日本だ。

今を犠牲にしてでも守りたい未来があるかということなんだろう。

羽生結弦は、ちょんまげ姿がよく似合っていた。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:殿、利息でござる!
製作年:2016年
製作国:日本
配給:松竹
監督:中村義洋
主演:阿部サダヲ
他出演者:瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、千葉雄大、西村雅彦、羽生結弦、松田龍平、草笛光子、山崎努
上映時間:129分