とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

ユニコーン100周年ツアー ”百が如く”(日本武道館)

2019-07-04 23:59:00 | 音楽
トークの合間に歌。これぞユニコーンのライブの醍醐味だ。

日本武道館にて、「ユニコーン100周年ツアー”百が如く”」を堪能。
揃いの衣装が微笑ましい。

ニューアルバム「UC100V」からの曲が多かったかな。
ニューシングル「でんでん」もよかった。
懐かしいところでは、「働く男」、「ヒゲとボイン」。涙が出てくる・・・。
「自転車泥棒」もいい曲だなあ。

個性とは、にじみ出てくるもので、尊重し合う仲間がいてこそ引き立つことを思わせてくれる。
次のライブも楽しみだ。


「新聞記者」(ねたばれ注意)

2019-07-03 23:59:00 | 映画
田中哲司の怪演が凄い。
悪い官僚をやらせたら右に出る役者はいないのではないか。

ヒロインに韓国人を抜擢したのは、日本人では仲間内の空気感を打破できないという考えがあったのだろうか。
真面目に考えると、日本の教育を変えないと駄目なんだろうと思う。

昨今の出来事をモデルにした映画だが、「老後2千万円問題」といい、まともな議論ができないことが問題だ。
世の中には100%の正解はないし、問題提起をスルーして、ぬるま湯に浸かり続ける方がリスクが大きい。

新聞の誤報は厳しく糾弾されても、SNSではフェイクニュースが横行している。
トランプ大統領のツイートの内容がそもそも怪しいというのが今の時代だ。

結局、自分の目を鍛えるしかないのが現実で、気がついていなかっただけで、昔からそうだったに違いない。
真実は一つでも、解釈によって、物事の価値は大きく変わる。
何を信じるかも、一人一人が迷いながら決めていくしかないのだ。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:新聞記者
製作年:2019年
製作国:日本
配給:スターサンズ、イオンエンターテイメント
監督:藤井道人
主演:シム・ウンギョン
他出演者:松坂桃李、本田翼、岡山天音、郭智博、西田尚美、高橋和也、北村有起哉、田中哲司
上映時間:113分


「凪待ち」(ねたばれ注意)

2019-07-01 23:59:00 | 映画
「孤狼の血」の白石和彌監督が、香取慎吾をどう料理するかが見所。
香取慎吾演じる木野本郁男が人生を達観しているように見えるところは地なのだろうか。
ギャンブル狂という後ろめたさがありながら、堂々としているようにも見え、
流される部分とそうでない部分の加減がリアルであり、ファンタジーであり、映画的な人物になっていたと思う。
競輪ではなくて、オートレースだったら、もっと盛り上がったかも。

ギャンブルが悪い訳ではない。人間の弱さを炙り出すものは世の中の至るところにある。
落とし穴とさえ言えない分かり易い罠にはまるのは、生きる実感をどこに求めるかということなのか。
普通は幸福なことに好奇心を持つものだが、不幸なこと、辛いことに好奇心が向いてしまうと、
こうなってしまうのではないかという恐怖がある。

リリー・フランキー演じる小野寺は何なんだろうか。
他人を不幸にするための殺人なのか、衝動的だったのかが語られない。
仮に語ったとしても本心なのかは分からない。

いろんな部分を想像して、余白を埋めるもよし、埋めないのもよしだ。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:凪待ち
製作年:2018年
製作国:日本
配給:キノフィルムズ
監督:白石和彌
主演:香取慎吾
他出演者:恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、リリー・フランキー
上映時間:124分


「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(ねたばれ注意)

2019-07-01 23:50:00 | 映画
神々しい。
ゴジラは神だ。

ゴジラ&モスラ対キングギドラ&ラドンの戦いは迫力満点。
また、ワールドワイドな豪華キャスト。渡辺謙が泣かせる。
想像を超えた充実感を味わえた。

最後に父親ではなく、母親が戦場に残って戦うのも現代的。
日本の伝統芸であるゴジラをハリウッドのアレンジを加えて、世界を意識した作品。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
原題:GODZILLA: KING OF MONSTERS
製作年:2019年
製作国:アメリカ
配給:東宝
監督:Michael Dougherty
主演:-
他出演者:Kyle Chandler、Vera Farmiga、Millie Bobby Brown、渡辺謙、Sally Hawkins、チャン・ツィイー
上映時間:132分