三菱一号館美術館にて、「芳幾・芳年ー国芳門下の2大ライバル」を鑑賞。
落合芳幾(1833年~1904年)と月岡芳年(1839年~1892年)は、ともに江戸時代後期を代表する浮世絵師、歌川国芳の門下。
江戸末期の不安定な世相を反映した血みどろ絵である「英名二十八衆句」を分担して描いており、お互い切磋琢磨して腕を磨いた仲だ。
師匠は、技量の芳幾、情熱の芳年と評価していたらしい。
世の中の変化に対応するため、芳幾は、浮世絵から離れ、新聞錦絵の世界を切り拓いた。
今なら写真だが、日々の事件を絵で表現している。
普通の事件がえらくドラマティックに見える。
芳年は、浮世絵にこだわり、歴史画に発展させた。
彼らの作品は、時代の変化点で、二人がどうもがいたかの記録でもある。
落合芳幾(1833年~1904年)と月岡芳年(1839年~1892年)は、ともに江戸時代後期を代表する浮世絵師、歌川国芳の門下。
江戸末期の不安定な世相を反映した血みどろ絵である「英名二十八衆句」を分担して描いており、お互い切磋琢磨して腕を磨いた仲だ。
師匠は、技量の芳幾、情熱の芳年と評価していたらしい。
世の中の変化に対応するため、芳幾は、浮世絵から離れ、新聞錦絵の世界を切り拓いた。
今なら写真だが、日々の事件を絵で表現している。
普通の事件がえらくドラマティックに見える。
芳年は、浮世絵にこだわり、歴史画に発展させた。
彼らの作品は、時代の変化点で、二人がどうもがいたかの記録でもある。