日曜日、ここしばらく居ついていた寒気団も霧消したようで朝から暖かい。土曜日は雨で家の中に引きこもっていたので身体がオゾンを求めているのか、朝食後に庭に出た。きらきらと朝日に枇杷の実が輝いている。間引きしてから2週間だが、ずいぶん大きくなった気がする。脚立を取り出して2度目の間引きを行った。そして枇杷の根元に枯葉などを焼いた後の肥えた土を撒いた。焼き畑農業のつもりだ。今年も美味しい枇杷が育ってくれるようにと、念じながら。
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さて、今日の日曜日、何をしようかと考えていたら、妻が遠賀川の河川敷にチューリップと菜の花を見に行こうと言い出した。ちょうど直方ではチューリップフェアが開催されているようなのだ。
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会場の遠賀川の中洲までは約30キロ、ドライブ日和で気分良かったが、たどり着いてびっくり。遠賀川の左岸、右岸、中央の中洲はもう大渋滞。大勢の人が押しかけていた。中州では満開の桜がちょうど散り初めで、花見と重なったためでもあろうが、車を駐車するのに30分も掛かった。
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チューリップといえばハウステンボスをイメージするが、ここのチューリップも数で圧倒された。何万本もの花が綺麗に咲きそろっていた。童謡で歌われている赤、白、黄色のチューリップのほかにも、ピンクや柿色、紫などがあって、良くぞ手入れをしたものだと感心した。確か昨年は心無い車が、チューリップ花壇を荒らして、めちゃめちゃになったとのニュースがあったが、今年は無事に綺麗に咲きそろったようだ。対岸では菜の花が満開だし、川ではカヌーに挑戦している親子も見られて、実にのどかな風景だ。
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会場には花より団子で、地元の青年団や町内会、ライオンズ倶楽部などがテントを出して、飲み物や食べ物を売っていたが、どのテントも長い列が出来て買うのも大変そうだった。中にはチューリップの形をした成金饅頭も売られていたが、チューリップフェアに的を絞った季節限定ニューなのだろうか。
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帰りは畑観音や桜の名所、河内水源地を経由した。桜はまだまだ満開で快適なドライブだった。
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