ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

たまには外食

2009-08-24 19:25:53 | 平々凡々

 

   盆が明けて1週間、北九州に真夏の太陽が戻ってきた。朝夕は冷気を感じ始めたが日中はすさまじい暑さだ。梅雨の間の日照不足を一挙に取り戻すかのように、ギラギラと日が照りつけて、肌が痛い。

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 土曜日、うだるような暑さだったが、仕事が終わって小倉駅に着く頃は日も陰って涼しげな風も吹き、赤焼けの空にビルの黒いシルエットが浮かびあがっていた。駅前広場では待ち合わせだろうか、若者たちが何組もたむろしていた。週末なのでこれからが遊びの時間なのだろう。私も1週間の仕事が終わって2日間の休日を控えているので開放的な気分でバスセンターに向かった。

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バスを待っていると妻から携帯に連絡が入った。「外食したい気分だけど」という。暑くて夕食を準備するのが億劫気味のようだ。私が妻の立場でもそうだろうなと思い、急遽妻に駅前まで出てくるように伝えた。外食が少ない我が家だ。たまには繁華街で食事するのも良い。

 

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30分後、妻と落ち合った。急だったので当然予約をしていないので、何を食べるかデパートのレストラン街を見廻ったが、中華やバイキング、ステーキ系の店しかない。和風料理の懐石はあまりにも高すぎるから、天麩羅にしようと銀天街に向かったが、馴染みの天麩羅屋もいつの間にか店仕舞いしていた。不況がこんなところにも忍び寄っていた。

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箸をつけたばかりですが、うな重です。

 

結局私たちが入ったのが川淀という鰻屋。こじんまりした店ではあったが落ち着いてゆっくりと食事できる雰囲気で、感じがよかった。

うな重を注文し、生ビールを飲んだ。今度産まれる孫のこと、壊れたパソコン、和音君が又キャンプに行っているとか、話題は次から次へと変わる。自分たちのことよりも娘、孫の話のほうが多い。

 

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帰宅したのが9時半、さっとシャワーを浴びた。テレビでは思い出のメロディが放送されていた。そうだった、ビデオを予約しておけばよかったと思ったが後の祭り。番組も終了間近で「王将」「北国の春」などが流れていた。歳のせいだろうか、エアコンの効いた居間で懐かしい演歌を聴くとなぜか落ち着く。

 

 

 

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コメント (16)
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