毎回同じことを言ってる様な気がするが今年の冬は寒い。何年ぶりかで炬燵をセットし、湯たんぽを入れている話を紹介したが、本当に寒くて例年以上に春が待ち遠しい気がする。今日も北陸地方では記録的な豪雪だと報道していたが、雪に慣れている人たちにとっても、今年の異常さには閉口しているに違いない。
さて、明日からは2月だ。相変わらず風は凍えるほど冷たいが、日の出が早くなって電車に乗る頃にはほんのりと明るくなっているのが嬉しい。春が確実に近づいていると感じる。通勤路でも開き始めた白梅が垣根越しに見られるし、田んぼではいつの間にか菜の花も咲き揃って黄色い花畑に変身している。
我が家の庭も変化が見られる。11月末に種を植えたお多福そら豆だが、寒さに負けず芽が出てきたのには驚いた。嬉しい驚きだ。時期的に遅かったし、それにこの寒さのために絶望視していたのだが、良かった。そら豆の生命力に改めて感動した。それと、枇杷の花が盛りのようだ。その蜜に誘われてか、鶯のつがいが枇杷の木をねぐらにしているようで、いつ見ても鶯が居るのが分かる。その他にも名前は知らないが、鶯よりかなり大きめの茶色の野鳥が枇杷の木をねぐらにしている。やはりつがいのようで、よほど枇杷の木の居心地が良いのだろう。
書斎から外を眺めると、朝の間の粉雪はすっかり消えて、真っ青な青空が覗いている。陽射しも力強さが増しているようだ。この寒さもあと1カ月の我慢だ。春の訪れをゆっくりと待つことにしよう。急いても仕方ない。
書斎から観た足立山。山頂の防火帯には雪が残ってますが、空が青くて光が溢れています。