展翅板の作成準備。
3月に入って陽射しが急に力強くなったように感じる。啓蟄も過ぎた。 虫たちも春の陽射しに誘われて土穴から出てくる。そうこうするうちにお彼岸だ。あっという間に春本番だろう。
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今年の冬は寒かった。必然的に家の中に閉じこもる事が多かったのだが、それでもこの時期限定のワカサギ釣りには3回出かけた。今年は寒いためか魚影が濃く、キロオーバーの釣果もあって大いに満足した。
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すぐに太ってしまう体質なので、休日はウオーキングとフィットネスに精を出していたのだが、それでも心の奥ではもどかしさを感じていた。やはり、野山を網を担いで探検したいと。
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昨年から昆虫採集を復活したが、そのスタートは5月だったので、春型の蝶を逸していた。だから今年は年間を通じて蝶を採集したいと思い、今から用意することにした。昨年傷めた捕虫網の交換、三角紙や昆虫針、ラベルの整備、そして展翅板の製作など。春の遊びの楽しさを胸に抱いて、嬉々として準備している。それに今年は行動半径も広げたいと、九州や沖縄の採集情報なども調べている。まだ足腰が丈夫なうちに各地を巡りたいと。なんならシェラフを車に積んで全国を駆け回って、とさえ思う。
大サイスの展翅板は「オオムラサキ」、小サイズは「ゼフィルス(ミドリシジミの仲間)」用
お彼岸を過ぎる頃から春型の蝶が見られるようになる。春の女神と言われているヒメギフチョウは残念ながら九州にはおらず、遠く紀伊の山奥、吉野がメッカだと聞く。 吉野の桜やレンゲソウに優雅に羽ばたく姿をイメージするとすぐさまその場に駆けつけたい想いがする。保護種なので採集はできずとも、写真に納めたい。
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今年は自由に動ける最後の年になるかもしれない。私のライフワークとして頑張りたい。
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