ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

猪鍋

2012-03-24 21:54:21 | アウトドア

 

2週間ぶりのウオーキング、楽しみにしていた。春分の日も過ぎ、春らしく暖かい陽気の下、蝶たちが飛んでいると期待していた。場所も子供の頃から慣れ親しんだ福智山界隈。40年前とほとんど変わっていない小倉の里山だ。親父に連れられてJRの石原町駅から道原、福智山と通った懐かしい道でもあって、子供の頃と同じように捕虫網を携えて・・・と考えていた。

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ところが前夜来の雨で期待は薄れていたのだが、もしも天気が回復して春しかいないツマキチョウが飛んでいたらと考えて、リュックに捕虫網を納めて志井駅を940分にスタートしたのだった。<o:p></o:p>

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時折り小雨がぱらついたものの、ウオーキングに支障はなく、小倉南区の田園地帯を歩いて道原へ向かう。ただ北風が強くて帽子が飛ばされないようにガードするのが大変だった。日本一のタケノコの産地として有名な合馬地区を抜けたのだが、さすがに竹林の多さと綺麗に整備されていたのには感心した。今時分からタケノコの旬になるのだろうが、今年は若干遅れていると思う。<o:p></o:p>

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折り返しの道原には1時間半掛かって11時過ぎに着いた。ここは小倉の中心部を流れる紫川の源流地帯で、夏場には蛍が群舞している。娘達を連れて毎年のように訪れているところだ。いつもは車なので楽なのだが、今日はウオーキング、感慨もひとしおだ。

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その折り返し地点、テントが張られていてなんとイノシシ鍋が出ていた。巨大な鍋が二つ、即製のクドに架けられて、豚汁と猪鍋が煮込まれていた。一杯200円だった。テントの中ではもう大勢の人たちが美味しそうに食べている。鍋の匂いとみんなの笑顔につられて、私も躊躇せずに猪鍋を食べた。猪の肉は固くもなく、きつい匂いもなく、旨かった。

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<o:p>巨大な猪鍋と私が食べた計300円のお昼。旨かった!</o:p>

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一休みした後は足を延ばして菅生の滝と考えていたのだが、お腹が満足して歩くのもなんだかきついし、肝心の蝶たちも北風の中では出てくる気配もない。このためゴールの石原町に戻ることにした。なんか、猪鍋を食べに来たようだが・・・。

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石原町では無法松酒造の蔵開きが催されていた。濁り酒や生酒などの試飲して、美味しいとは思ったのだがなぜか買う気力が湧かず、そのまま帰路についた。北風で体調が悪かったためだろうか。それとも期待していた今季初の蝶採集が空振りに終わってしまったためだろうか。

 

 

日曜から孫二人のお伴で鹿児島県の霧島温泉に行きます。SL人吉号などの汽車探検が目的。しばらくご無沙汰です。

 

 

コメント (16)
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