ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

大震災1年と菜の花ウオーキング

2012-03-11 20:06:38 | アウトドア

東北大震災、あの日から早くも1年が経つ。凄まじい津波の映像と浸食された街並みの惨状に、TVの前に釘づけとなっていたあの日を思い出す。もしこれが我が身だったらと、小倉に住んでいて良かったと、涙がでるほど安堵した私だった。 かろうじて命が助かった人たちの中にも、その後に続いた原発事故で生活がめちゃめちゃに壊れてしまった人も数多くいる。今日の追悼式典で復興を必ず成し遂げると誓ったように、地に足を付けた着実な復興を願っている。

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その震災1周年の今日、追悼式典は地震が発生した時刻に行われるというので、午前中はウオーキングに参加することにした。古賀市の菜の花まつりウオークだ。先週は香春の観梅ウオーキングだったのだが、梅の開花が遅れていたのと生憎の雨でスタンプは2個GETしたもののウオーキングの楽しみが損なわれていたので、今週は、という気持ちもあった。

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古賀駅を9時少し前にスタートして東部の田園部へ向かう。風が強く、気温はやや低めだが天気は持ちそうな塩梅で何となくほっとしていた。このところ雪や雨に見舞われていたから。

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粕屋はまだ田園地帯が多く残っており、その農道の両側に地区毎に菜の花を植えており、菜の花通りと名付けている。例年ならば菜の花は満開なのであろうが、今年は幾分遅め、でもそれなりに黄色一色の菜の花畑は早春の輝きを与えてくれて、北風の中にも春を感じることができた。またそれ以上に、ちょうど梅が満開。家々の庭越しに見事な白梅、紅梅が散見出来てウオーキングが楽しかった。それにもう一つ、あぜ道や土手には土筆もたくさん出ており、「袴を取るのが面倒なのよね」、などとおしゃべりしながら土筆を採っている女性グループもいた。

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そんななか、昨年秋に知り合った私と同年配の女性と出くわした。マスクに帽子の姿だったので、私には分からなかったのだが、ふと目があった時に「おや、まぁ」と言われて私も気付いた。2月の早春ウオーキングでも遭わなかったので、4か月ぶりとなるが元気そうだった。今日は娘さんではなく、友達と二人で参加しているそうだ。ウオーキングは参加者が何百人もいて、時間帯もばらばら。よく遭遇したと思う。ウオーキングを上手に楽しんでいる人で、昨年の基山の折に絵手紙体験をさせてもらった人だ。今回は土筆を採ったし、四つ葉のクローバーも見つけたと眼だけ見せた笑顔が嬉しそう。ウオーキングを楽しむ達人だ。またいつかどこかで会えたらいいねと別れて、私は一人でコースへ。見知らぬ人と友達になれるのがウオーキングの楽しさの一つだ。

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<o:p>ツクシの群落と小倉のカシワ飯。</o:p>

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8.5キロのコースを巡り終えたのが1040分。2時間弱だった。近頃は習性となりつつあるが、カシワ飯のお弁当をお土産に我が家に。TVで追悼式典を見ながら被災者への冥福を祈った。こんな悲しいことは二度と起きないことを念じながら。

 

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コメント (8)
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