出航前の津屋崎浜。
日曜日、はまさんが属している津屋崎ボートクラブで恒例の釣り大会が開催されるというので、例によって同行させてもらった。確か昨年秋は何かの都合で行っていないので、1年ぶりの船釣りになる。
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春の大会はキスが主役なのだが、その他にアジやヒラメの部もあって、かなりの確率で賞をGETできる。心配なのは天気だが、どうやら雨の心配はなさそう。ただ風が強いのが気になった。いつものように船酔い薬を呑みこんで、7時前に出航した。
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福間、宮司、津屋崎海岸一帯は湾内なので波は比較的穏やかで海もきれいで、マリンスポーツが盛んなところだ。特に福間海岸はウインドサーフィンのメッカで休日ともなると海岸通りは車が溢れる。それに水上ジェットなどのボート遊びも混じるものだから、青い海の中に大勢の若者がはしゃいでいて、夏が来たと実感させられた。
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私達はとりあえずアジ狙いで、いつもの瀬に錨を下してアミカゴ釣り。ところが魚信がなく瀬一帯をあちこち巡ったのだが、当りがない。今日は駄目かなと思っていたら遠目で中型のアジを釣っている親子連れを見つけたので、早速その横に陣取った。そしてまもなく私達も20センチ強のアジをGETすることが出来た。・・・これが後で功を奏した!
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アジは時期的にも遅いのではないかとはまさんが言うので、その後は大会対象のキス釣りに切り替えた。ところがこの頃になると雲がすっかりとれて真夏の日差しが照りつけ始めたのだが、それと同じく風も強くなってきた。キス釣りは風に任せてボートを泳がせて釣るのだから、風が強いと釣りにならない。すぐにボートが流されてポイントから離れるのだ。
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結局、風が強くて釣りにならず、早々と浜に戻ったのだが、他のボートも同じように戻っていて私達だけではなかった。天気は良いのに風が強くて!と、皆、口惜しがっていた。
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さて、表彰だが、私がアジの部で1位になった。他艇の殆どがアジを釣っていなかったので、私のアジ(はまさんが譲ってくれた)が貴重なポイントになったのだった。その賞品は恒例のコシヒカリ。3キロだったが、私にとっては嬉しいサプライズだった。思いもかけなかったのだから。
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<o:p> 左:アジの部一位でGETしたコシヒカリ。 右:和君のピティナ優秀賞</o:p>
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帰宅すると、妻から「和君がピティナで頑張ったみたい!」と知らされた。この日、ピアノの発表会が田川で開催されていて、和君がそれに出ていたのだった。ここ3週間、和君はほとんど毎日、練習に明け暮れていたのだが、その成果が出たようだ。和ママから田川でのピティナ予選は優秀賞で通過して、8月の熊本での九州予選に進出することになったと知らされ、「和君、頑張った甲斐があった」と。
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熊本大会では課題曲が変わるのでまた一から出直しとなる。素人目にも急激に上手くなっているような気がするので、練習は厳しいと思うが、何とか頑張って欲しい。和ママも娘時代に田川でのピティナ予選を一位で通過して田川町長賞を受賞していた縁起が良い大会なのだ。
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