年長さん(さくら組)の朝のご挨拶
奏君、たっ君の兄弟が通っている保育園は仏教系であり、我が国古来の伝統芸能へも慣れ親しむと云う配慮からなのか、仏様へのお祈りの外にもお茶や歌(和歌)なども教育指導している。幼児期の心・技・体の涵養を何よりも大切にしているようで、親達の信頼も厚い。
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我が家のやんちゃっ子ナンバーワンの奏君、マイペースで自分のやりたいことをし過ぎているきらいがあるが、お茶やお祈りの際は神妙にしているというから驚きだ。KYしているのかもしれない。
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土曜日、その保育園で父兄参観があった。親二人が仕事で行けないというので、じじばばが代行と云うことになった。私が主に奏君担当、ばぁばがたっ君だ。
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奏君の桜さん(年長)はまず仏さまへのお勤めだった。教本を広げ、お坊さんと一緒にお経を唱えるのだが、抑揚など全くの違和感もなく様になっていた。殆どの子がきちんと正座していたのにも感心したのだが、やはり教育の力は大きいと感じた。
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同じ時刻に、たっ君はだるま君の創作とゲーム。ビニル袋に新聞紙を丸めて詰め、だるまの顔を貼り付けて出来上がり。ゴムひもを結んで、だるま君を振り上げ、ペットボトルを早く倒した人が勝ちと云うゲーム。私がビデオを持って駆けつけたときにはもうたっ君のゲームは終わっていたのが残念だった。
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<o:p>左;朝のお参りです。きちんと座ってお経を唱えます。 </o:p>
<o:p>中;奏君のママへの手紙。想いを伝えることが出来ました。</o:p>
<o:p>右;たっ君、仲良しの友達と遊ぶのが嬉しそう。</o:p>
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それが終わるとたっ君はお昼。メニュウはちゃんぽん。デザートがグレープフルーツ。たっ君は一番にお代わりをしたそうだ。<o:p></o:p>
桜さんでは当日のメインイベント、ママへの手紙が披露されていた。園児一人ひとりがママへの感謝の言葉と絵を画用紙に描き、それをみんなの前でママに読み上げるというもの。園児が主役ではあるが、ママも園児達の前に出て、子供の読み上げる手紙を聞くのだから、それはもう感激でいっぱい。涙、涙の対面の感動の嵐だった。苦労して育てた甲斐があったというものだ。
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奏ママの代行のバァバ、他のママと同じように感激して奏君を抱きしめていたが、日頃の腕白がきちんとお話できて嬉しかったのだろう。私はビデオを失敗しないように懸命に操作していた。あとでママに見てもらわなくちゃと。
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奏君もお昼のちゃんぽんを完食し、グレープフルーツをお代わりして、その日の父兄参観も無事に終了。パパママが仕事を終えるまで我が家で遊んだのだが、例によっておもちゃを出しっぱなし、片付けもせずにマイペース。迎えに来たパパからついに大目玉をくらうことに。日替わりでよい子悪い子普通の子に変化する奏君なのでした。
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