マウス

 
   マウスが壊れた。私の流れるような（？）手の動きに追随しないので、マウスパッドを磨き、マウスの底をきれいに掃除したのに、どうもおかしい。といってもまさか壊れているとは思わずに、だましだまし使っていたが、今日、2度も瞬間的にうんともすんとも云わなくなった。完全に固まってしまったのだ。最初の時はマウスが原因とは気付かずに、せっかく営々とCADで図面書いたものがなくなってしまったので、何でバックアップをしてなかったんだろうと、身の不始末を嘆いていたのだが、2度目はそれからすぐに同じように固まってしまった。これはおかしいと同僚のマウスを借りて試すと特に問題なくスムーズに動く！そっか～！　マウスが壊れていたのか～と分かった次第。<o:p></o:p>

　そういえば、先週末に無線LANの調子がおかしくなっていたのも、このためだったのだろうか。無線ＬＡＮが時間が経つと接続が切れるのだ。インターネットで変なところには行ってない筈なのに、誰かからウイルスが入ったのだろうかな？　と軽い気持ちで、この忙しさが一段落したら、直せばいいや、くらいに思ってたのだ。<o:p></o:p>

　それにしても、マウスが壊れるなんて！　思ってもみなかった。このためにハードディスクが壊れでもしたら、目も当てられない。苦い思いしたけど、いい経験になりました。

兜

　　昨日、次女が40日ぶりに自分のアパートに戻った。奏汰君共々30日検診で問題もなく、肥立ちも良好なので、もう一人で大丈夫、と判断したのだ。親としてはもう少し居て欲しい気もするのだが、いつまでもと言う訳にはいかないので、区切りだろう。まぁ、近くなので昼間は暇だから遊びに来ることが多いと思うが。<o:p></o:p>

　久しぶりに2人だけの日曜日。トーストとサラダで遅い朝食を摂った後、関口さんのサンデーモーニングを見る。真面目でコメンテーターの長所を引き出す彼の司会ぶりが好きで、毎週見ている。スポーツコーナーは特に面白い。思わぬ切り口で「かつ」が入ると、拍手を送りたくなる。<o:p></o:p>

見終わった後、お出かけ用に着替え。今日は妻とデートなのだ。<o:p></o:p>

最近オープンしたばかりの「洋服の○山」を覗く。ずっと前から礼服が合わなくなっているので新調しなければと言っていたのだ。ついでに春物のスーツも見た。オーダーメードの服屋さんとどちらがいいか調べただけで、買うのは次週以降だ。<o:p></o:p>

続いて、孫たちの端午の節句のお飾りを見に、暮れに破魔弓を買った専門店へ。兜や鎧など男の子らしい飾り物が並んでいる。伊達政宗の三日月型の兜が人気があるのだろう、昔ながらの義経兜と並んで多く飾られていた。価格も30万円台から数万円まである。だが、ちょっと見て良い物はやはり高い。悩むところだ。今日は調査だけの予定だったので、価格を頭に叩き込んで店を出た。<o:p></o:p>

1昨年に出来たリバウオークに車を駐車する。今日のメイン、「蒼き狼」を観るのだ。2時過ぎの時間帯の切符を買う。50歳以上夫婦割引で2000円。一人だと1800円らしいので、大げさに言えば一人分で二人が観られる勘定だ。<o:p></o:p>

上演までに、昼食を食べようとあちこち回るが、二人とも殆ど来たことが無いので、どこにどんな店があるのか良くわからない。昼時とあって、どこも順番待ちの混み合いだ。やっと４Fのレストランに落ち着いた。そこは宮崎屋という名前だったが食べたのは「鹿児島産黒豚ロースかつ」。1470円と結構高かったが、美味しかった。<o:p></o:p>

「蒼き狼」は久しぶりの本格的映画だった。「ハリーポッター」や「ロードオブザリング」などのファンタジック物が多かったから。<o:p></o:p>

どろどろした人間ドラマを極力押さえた演出て、性善説に基づいた人間描写はストーリーの奥深さに欠けるきらいはあるにしても、モンゴルの広大な大地をテーマに、合戦スペクタクルの見事さに圧倒されました。CG映像が多い現代に、総てが実写という映像はすばらしいものでした。<o:p></o:p>

　　終わったのが5時。2人でジムに寄って汗を流して帰宅。　知らなかったが、もう春場所が始まっていた。月日が経つのは早い。

リベンジかな！ ワカサギ

  豊田湖桟橋

仕事が一段落した休日、ぜひともやりたかったのがワカサギ釣り。シーズンも終わり近くだから。<o:p></o:p>

はまさんに連絡取ると都合が悪いとのことなので、一人で行くことにした。日曜は天気が悪い予報なので、今日しかない。<o:p></o:p>

そして、結論。釣れました。今年は釣れずに、それが暖冬が理由と思ってたのですが、今日は釣れました。<o:p></o:p>

ボートを30分漕いでいつもの伊藤田へ。はやる気持ちを押さえて第一投。来ました！すぐに当たりが。6匹のワカサギが連なっていました。夜明けで湖上が水蒸気で覆われている中、銀鱗が光って飛び跳ねる様は、来て良かった～～！と心から感じました。<o:p></o:p>

それから、釣りました。久しぶりに釣りを堪能しました。2本竿だったので、交互に取り込んだのですが、間に合わなかった感じ。両方の竿が脈打ってるのだから。回遊魚なので、どこを泳いでるのか棚を探すのが大変ですが、今日は３ｍ。殆ど湖面近くに浮き上がっていました。餌がついていない針にまで喰いついており、ワカサギが狂乱状態になっていました。取り込んでは仕掛けをほおり込み、撒き餌を撒いて残りの竿を巻き始める！　14本針でしたが、平均して３、4匹が掛かっていたので、すごいことです。シーズン終わりなので、ワカサギも普通の神経じゃなかったかもしれません。<o:p></o:p>

一心不乱で釣っていると、雨粒が！　雲も出てきて風も強くなり、湖面の波が激しくなって来ました。「こんな筈じゃなかった！　雨は今夕からだろ！」　<o:p></o:p>

天気には勝てない！　まして今日ははまさんがいないし、お客が少ないのでボート店の曳航サービスは期待できない！　ボート場まで20分以上掛かるので、本降りにならないうちにと、残念ながら釣りを打ち切って帰ることにした。<o:p></o:p>

桟橋に帰ると、雨は止み、天気も持ち直している。残念やら、帰るまで土砂降りに遭わなかった幸運を喜ぶべきか。　計量すると800g。昼までの4時間の釣果としては充分だ。夕方まで、あの調子でつれたら　１．5キロから2キロは釣れているだろう。

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こんなに釣れたのは、初めてだと思う。短時間に群れが巡ってきたのはあるが、1時間以上も釣れどおしだったのは無かった。満足した釣りでした。終わりよければ総て良し！　リベンジできました。

那珂川

   　
 　　博多の中心を貫く那珂川。緑が芽生えてました。

   風は冷たいものの光は溢れている。那珂川の土手はクローバーが新緑の茂みを作り出して、モンシロチョウもここかしこに飛んでおり、散歩する人も見かける。金曜の12時過ぎ、報告書を携えて、お客様のもとへ向かう道すがら、やっと終わった安心感もあって川辺の水に心を寄せる余裕もある。<o:p></o:p>

長かった2ヶ月間だった。久しぶりの緊張感といえば格好いいが、それはない。大げさに言えば私の意地を懸けた仕事だったのだから。分厚い報告書で重いカバンをかかえて橋を渡った。

　　　白爪草が目に付きました。
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そして、夕方5時。帰りの道を歩く。報告書も無事に受理され、心が浮きだっているのが分る。束の間の休日を楽しむことが出来る。さぁ、何しよう！　<o:p></o:p>

臙脂のベスト

　

   妻方のお姉さんたちからちょっと早いが還暦のお祝いということで、カシミア１００％のベストを頂いた。還暦のイメージは赤い帽子にちゃんちゃんこだが、上品なえんじ色で、とても感じがいい。気に入ったものを探すのに、デパートをはしごしたとのことで、体も疲れて大変なのにありがたいことです。この前は奏汰君のお祝いを頂戴したばかりなのに、またまた迷惑をかけてしまいました。妻が言うには、大層高いものだそうで、価値が分らない私にはもったいない品物らしい。なるほど、仕舞う時の袋まで付いている。防虫仕様という訳だ。<o:p></o:p>

　私はベストが好きで、夏場の5ヶ月くらいを除いて、ほとんど着ている。ネクタイピンをしなくていいのと、ネクタイが隠れるので結ぶ長さに神経を使わなくていいから。もちろん、太りすぎでスーツのボタンがきちんと掛からないという最大の理由もあるのだけれど。<o:p></o:p>

　今のベストは昨冬に買ってもらったもので、それ以前の何着かは虫に食われて穴が開いてしまった。きちんと洗濯して仕舞わなかったのか、仕舞い方がわるかったのか。頂いたベストは軽くて暖かそうだ。出張などの特別な時に着用することにしよう。<o:p></o:p>

私は服装や整髪に無頓着なので、お出かけするときは必ずと言っていいほど一悶着が起きる。色が合わない、もう少しましなズボンに穿き替えなさい、また同じズボンを穿いて・・・。そんなに云うのなら、衣服を出して今日はこれを着なさい、と言ってくれたらいいのだけど、それはない。自分でも思うが、要するに出すのが面倒なのだ。衣装ケースやタンスに入っているのをわざわざ出して着るということが億劫なのだ。だから一冬で全然着ない衣服がたくさんある。ズボンなんか1本あれば事足りる人なのだから。<o:p></o:p>

   この年になってもプレゼントは嬉しい。人の好意、優しさが今まで以上に分かるようになってきた。前線から一歩引いて世界を眺めると、見えなかったところが見えてくる。少しは進歩したと実感できるのが嬉しい。

キャラメル

   　

　今日は一休み。お菓子ネタです。

   娘婿がキャラメルをお土産といって買ってきた。出張だったらしい。夕張メロン味のキャラメル。ずいぶん久しぶりのキャラメルです。ジンギスカンキャラメルというのもあった。マイナーだとは思うけど、お土産用かも。<o:p></o:p>

　ついでに、長女が買ってきたかどうかは知らないけど、お菓子バスケットの中に入っていた袋。

   
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中身は見てないから分りません。<o:p></o:p>

こぶし

　

昨日は暖かだった。書斎としている次女の部屋から外を見ると光がまぶしい。冬場の世界とは違って、全ての色が濃い。反射する光の帯が色を際立てるように増幅しているようで、夏の日差しを思わせる。窓を開けても寒くないし、熱風さえ運んでいるかのようだ。<o:p></o:p>

　仕事の手を休めて、テラスから外を見渡す。隣家に白い花が咲いているのが見える。こぶしの花だ。もう咲いている！と嬉しいやら、びっくりするやら。暗いうちに出勤し、帰るのも暗くなってだから、知らなかった。いつの間にか春が来ていたのだ。<o:p></o:p>

カメラに収めようと、仕事を中断して外に出た。見上げた空には、こぶしの白い花弁が見事に埋まっていた。梅の花は別格として、いの一番に咲く花だ。白い大きな花は、まさに雪の生まれ変わりを思わせ、私たち以上に北国の人にとっては希望に満ち溢れる思いがすることだろう。<o:p></o:p>

今年は暖冬とはいえ春が来るのは嬉しい。体が光を求め、うきうきしてくるのが分る。お日様の元で動き回れる喜びに思わず叫びそうになる。春が来た～と。畑のタマネギも大きく育っている。季節の移ろいは、間違いなく来ているのだ。<o:p></o:p>

外を見回ったためか、何となく安心して仕事を続けた。構想もほぼ終わって先が見えてきた。後は力仕事だ。データを構想に沿ってまとめたらよい。提出期限まであと1週間だ。もう少しの辛抱だ。<o:p></o:p>

夕刻に二組の娘夫妻がやってきた。久しぶりに白ワインを飲んだ。すっきりして美味しい。イタリア産だったが、こんなに美味しいワインは飲んだことがないと思えるほどさわやかでうまかった。殆どを私が飲んだので、酔っ払ってしまって、早々と寝てしまった。暖かい春の宵であったが、いつの間にか雨が降り始めていたようだ。

頑張り屋K君

　　我が家の初代アイドル、和音君。まもなく8ヶ月

　　会社の友達で、3つ年下にKさんがいる。技術部出身で現在は製造の職長をしている。夢多い人で彼が語る宇宙は実にロマンに溢れている。決して口達者ではないがSF物の話をさせると延々としゃべりだし、その知識たるや彼の右に出るものはいない。二人の子供も成人し、5年前に建てた太陽光発電装置付き新居で快適に暮らしている。私とはなぜか気があって懐いてくる。最近はご無沙汰しているが、駅前の焼き鳥屋で情報交換したり愚痴を聞いたりしている。<o:p></o:p>

こつこつと自分で調べて挑戦する人である。毎日駅のコンビニで週刊誌を立ち読みして情報を仕入れ、即実践するのである。パソコンも5年位前から始めたのだが、今ではファイル交換ソフトや情報ネットを充分すぎるほどに使いこなしている。私も彼から多くのファイルを紹介されて、重宝している。<o:p></o:p>

その彼が来週から卓球するという。彼の家は新興住宅地にあり、地域のクラブに参加するとのことだ。老後の過ごし方を彼なりに考え、趣味は少しでも多く、広く持ちたいと思っているのだ。時々博多で開催されるゼミナーにも参加するらしい。刺激を与え続けて、老化防止を図っているのだ。
　　彼の言い分は、老後はスポーツで体を鍛え、パソコンでお宝ファイルを楽しむことで脳を鍛えることらしい。なるほど、と思った。彼なりに考えている。<o:p></o:p>

最近彼は「ヤングスーパーマン」にはまっているそうだ。スーパーマンの若かりしころの物語でアメリカで放映されており、日本ではCSで流れているとのこと。次から次に興味が移ってゆくところがまた彼らしい。そういえば、彼のアイドルは「あやや」である。我が社にあややさんそっくりの女性が居りファンが多いと思うが、彼は大人なので言わないが大ファンである。（私も隠れファンであるが）　よく話題に出るし、話すときの口ぶりが違う。純情なのだ。<o:p></o:p>

その彼が、我が部の新人2名がやめる話を聞いて「さもありなん」と言う。我が社の人事制度はおかしい、パートさんや3日で仕事が覚えられる職場と、技術部のように3年かかっても1人前になれない難しい職場で同じ人事給与評価をするほうがおかしい。これでは技術者は逃げて行くばかりだ！と。<o:p></o:p>

なるほど、彼の言い分にも一理ある。難しい仕事して、残業も付けない仕事をして給料が同じなのはいやになろう。目標制度があるが、ターゲットが高い職場と低い職場では査定に差があってしかるべきだ。若い技術者が先行き不安に思うかもしれない。総務の人事部門は公平な査定が我が社の売りだ！というけれど、何を持って公平なのかきちんと説明しきれていないと思う。難しい仕事を見事にやりおおせたら、基準にとらわれずにボーナスくらい出すべきではなかろうか。それが励みにもなろうし、やる気につながるはずだ。<o:p></o:p>

今の職制では、会社の殻に閉じこもって、言われただけのことをまじめにしておけば、マル優である。チャレンジする精神なんてかけらも見出せない。私が今回受注した製品にしたって、要らざる苦労を背負い込んで、という輩が居るのだ。

　2代目アイドル奏汰君。３０日になります
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　　K君は現場サイドからの見方を正直に反映しているように思える。技術立国日本ならば、そのような評価・査定・取り組み方をすべきであろうし、それがチャレンジ精神を涵養する土台でもあろう。楽で1年365日、同じ作業ばかりではやる気も起こらないし、それで高給を望む人もいないだろう。人は考える動物であることをもっと全面に押し出さなくては、いずれ競争に負けてしまう。考えなくなったら、生産を開発途上国に委託すればいいのだから