ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

佐世保

2009-02-09 20:14:36 | 紀行

  

  出張で佐世保に行った。ちょうど前日に雪が降った後で、車窓からは雪山や雪に覆われた田んぼ、屋根に残った残雪が街並みを侘しげな景色に変貌させていた。

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 佐世保駅近くのファミレスで昼食を取った後、目的の造船会社へ。途中米海軍の基地の前を通ったが、アメリカの軍艦が停泊しており、その艦橋の大きさに驚いた。船自体はさほど大きくなく巡洋艦クラスと思えるのだが、宇宙戦艦大和の艦橋を思わせるガラス窓をダイヤモンドのように張り合わせたかのような造りで、なぜか軍艦はこんなものなのだろうなと納得してしまった。

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 今回の仕事は変電設備の劣化にともなう更新の話。お客様の要望事項を聞き取った後、現場を確認した。現場と言っても10万トン級の船舶を建造するドックの電源設備だから、そのドックの横に設備されている。ドックを海水と仕切っているシャッター門の上を通り抜けて目指す受電所へ。ドックは排水されていて、20m以上も深い底では作業員が忙しげに動き回っていた。そのシャッター門は幅が3m弱、左が海水、右がドックの深い谷底。高所恐怖症の人だったら、歩くのをためらう高さだったが、私はドックを見学するのが始めて。嬉しくてきょろきょろ見回したのでした。

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 仕事も順調に終わって、再度佐世保駅に。指定席を確保した後、駅構内を見物した。西海パールラインや牡蠣祭りなどの案内が出ていたが、ひときわ目に付いたのが佐世保バーガーと巨大な独楽。

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<o:p>  巨大なコマと貧乏が去る像</o:p>

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 佐世保バーガーは私は食べたことが無いがおいしいのだろうか、近年有名になったらしい。昼食時だったら、食べたかもしれないが3時過ぎだったのでそのまま素通りした。そして独楽、巨大な独楽であるが、喧嘩独楽と称して実際に街ごとに競争で独楽を回して相手を倒すらしい。その熱中振りは小倉の祇園太鼓にも負けぬくらいの祭りのようだ。このように仕事で各地を巡り、色んな伝統・文化を知ることができるのが嬉しい。といっても、定年まであと2ヶ月。残された時間は極短い。

 

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耳順

2009-02-06 20:11:08 | 平々凡々

私の出張用バッグ、もう20年以上になります。妻に買ってもらいました。先日、柄がちぎれて収縮チューブで手当てしましたが、本体はびくともしていません。良いものは長持ちします。

 

 

還暦を過ぎてはや2年、来月末で2度目の退職を迎える。いや退職とは少し違って契約が変わる。2年間の雇用契約が切れるのだ。会社側からは引き続いて働く意思はあるか、との問合せがあり、「働く!」と応えているので引き続いて雇用は継続される。が、給与体系が変わる。ボーナスがなくなるのだ! と云うことは、年間給与が約30%も少なくなる。生活が厳しくなることはもちろんだが、ボーナス時の小遣いが無くなりそうなので、ゴルフ旅行などの個人の娯楽が出来なくなりそうだ。減った分だけ年金で充当されればいいのだが、どうもそれも駄目なようだ。少ない給料なのだが、それでも年金対象からは外れる。ただ、世の中には仕事が無くて困っている人が多いので、まだまだ私は幸せな部類なのだろう。贅沢をせねば、この給料で何とかやってゆける?・・・我が家の大蔵大臣が目を吊り上げそう!<o:p></o:p>

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とは言いながら、給料が減ると働く意欲に変化がでる。と云うより仕事の環境が変わりそうだ。会社は組織で動く。逆に言えば、その組織の一員じゃないと、会社には有効に役立たない。定年者は会社組織に属してはいるものの、組織の歯車とは見做さない感覚なのだ。要するに、生産活動に従事するライン業務から外されているので、存在価値が無いのだ。<o:p></o:p>

私の仕事は、営業活動の技術的補佐、ライン設計業務の技術支援、お客様への技術サポートである。要するに、通常の生産活動においてはお呼びが掛からない類であるから、無意識にではあるが締め切り意識に乏しい、弛緩した業務になっている。3月以降はなおさらこれに輪を掛けるのではないかと心配だ。<o:p></o:p>

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愚痴ともいえない愚痴を書いてきたが、実は今日のテーマは耳順のつもりだった。孔子様の言葉、

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「吾十有五にして学に志す。」<o:p></o:p>

「三十にして立つ。」<o:p></o:p>

「四十にして惑わず。」<o:p></o:p>

「五十にして天命を知る。」<o:p></o:p>

「六十にして耳順う。」<o:p></o:p>

「七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず。」

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によると、60歳を過ぎたので「何を聞いても動じず、素直に受け入れることができるようになる」ことが求められているのだが、どうも人間が出来ていないので、この心境には到底至らない。4月の再スタートの時までには自分なりに何らかの結論を出しておかないと、勤務が嫌になるのではないかと思う。

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あと2ヶ月、長いようで短いのだろうな。

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逆チョコ

2009-02-04 17:32:28 | 平々凡々

 

 

  いつものようにトイレで夕刊を読んでいた。M新聞。全国紙だ。その中で「逆チョコ」というタイトルの記事を見つけて思わず読んでしまった。 そして思わず独り言、「読むんじゃなかった!」

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 2月14日はバレンタインデー、昭和30年代に森永製菓がキャンペーンを始めたのが流行のきっかけとか。もちろんチョコの販売アップを狙ってのことだ。この目論見は見事に当たって、この2月の売上が年間売上の8分の1というから、通常月の1.5倍も売れていることになる。義理チョコが大部分ということではあるが、どうも最近は義理チョコの売上が落ちたためか、バレンタインの売り上げも低迷しているという。

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 何とか打開策を!と考えたのがタイトルの「逆チョコ」作戦ということだ。 意味するところは、「女性からの想いに先んじて男性からチョコを贈る」ということらしい。となると、バレンタインデーは愛すべき女性の愛の告白!に加えて、男性も愛を形で示す!と言うことになるから、この日はチョコが飛び交う日となるに違いない。両想いだったら・・・互いにチョコを手渡すことになる。そして、ホワイトデーにも感謝の念をこめてプレゼントの交換だ。要するに、お菓子会社の狙いに見事にはまることになる。

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 さて、私は自慢じゃないがオクテだ。いままで女性に告白など・・・妻との結婚のとき以外にはしたことがない。もちろん、憧れの女性や、好ましく思っている女性はたくさんいる。基本的に女性は女神さまだと思っているのだ。そうなると、バレンタインデーには自分から女性にプレゼントした方が良いのではないか、と考えたくもなる。男性から女性への義理チョコも必要になるかもしれない!本命チョコと義理チョコは当然格差をつけるのだろうけど!<o:p></o:p>

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 この記事は読まなかったことにしよう! 逆チョコなど、知りません。 ホワイトデーはしらないとは言わないけど! チョコを貰った女性が「なぜ私に?」と思われても困るし、釣った魚には餌はいらないのだから!

 

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下着はラッキー

2009-02-02 21:38:02 | 平々凡々

    

  イオンの生活応援抽選会

 

  日曜日、北九州は晴れ間も覗いて良い天気だった。休日とあって1時間以上も朝寝したので寝起きもさわやか、ルンルン気分でベッドから飛び出した。柔らかな日差しがレースのカーテン越しに部屋に差し込んで、幸せな気分で1日がスタートした。

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野菜たっぷりの朝食をとった後、コーヒーを飲んでいたら電話が鳴って妻が出た。9時過ぎだったので北九州市議選の投票督促かと思ったら、積水ハウスという。我が家がお世話になったメーカーだ。昨年の8月だったが、建て替えて10年が過ぎて保障期間が終わるというので、その折に最終点検をしてもらったことがあった。メーカーの最終メンテだったのだ。色々とメンテをしてもらったのだが、その時に外壁のシリコンゴムのシーリングに劣化が来ていることが分かった。このメンテ担当者が良い人で(気さくで頼りがいがあって、妻のお気に入りなのです)、何とか社側の負担で補修ができるように上に挙げましょう!と言ってくれていたのですが、 我が家は3階建てであり足場組むだけでも何十万も掛かるので、劣化といわれてもその程度が分からないと困るなぁ、とメーカーのサービスに淡い期待を抱いていたのだった。

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電話の内容は、社に挙げていたメンテ報告が認められたので、再度どう処置するか、月曜に相談に来る、と云うものだった。 これを聞いて妻ともども大喜び! 半ば諦めていたメンテが出来るかもしれない。やはり確実で信頼が置ける最大手メーカーにして良かった!

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吉報に胸を膨らませて、その日の行動開始。まずは市議選の投票。小学校横の市民センターが投票所だが、天気が良いので出足いいのだろう、かなりの人が訪れていた。私が投票した人は・・・昨日、4回も出会った人ではありません。(ちなみに、その人はトップ当選していました。さすがに頑張った甲斐があったようです)

 

それから、コーヒーの特売日だったので、スーパーに寄った後に図書館へ。本を返却したついでに、また東野圭吾を3冊、予約した。どうも、私の習性なのだろうか読み出したら集中する癖がある。それから今日のメイン、戸畑駅横のサティへ。イオンが入っているのだが、妻はここで下着を買うのが習いとなっている。どこでも同じ気がするのだが、こだわりがあるようだ。下着売り場に行っても眼のやり場に困るだけなので、私は別れて電器売り場へ。DVDDSi用のイヤホンを買った。計2960円の支出。月初めの1日なので5%割引があったようだが、カードを持ってないので適用外!

 

 

待ち合わせの1階のエスカレーター横のベンチに座って店内を見回していたら、程なく妻が勇んで駆け寄ってきた。

 

当たった! 特賞!」 と言う。 何のことやら判らなかったが、どうも5000円以上の買い物すれば、生活応援くじなるものが引ける催しがあっており、妻はそれで特賞が当たったというのだった。

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特賞の賞品は何かと云うと、1万円のギフトカードだった。驚いてくじ引き場に行ってみると、特賞は1万円5本、2等5千円15本、3等3千円25本と書かれており、特賞は妻が2人目だったようだ。 3角くじのように箱の中に手を入れて1枚を取り出すものだったが、なぜかその時に限って奥のほうを掻き回して当たるように!と祈ったという。 妻にとっては初めての経験で、大興奮! 私も興奮物で、記念に写真をパチリ! 妻の下着が福の神に変身したのでした。

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その日の最後の仕事は、灯油。このところ寒い日が続いていたので灯油の使用量が増えて、正月明けに買った18リットル2缶が無くなった。そのため例のセルフ式のガソリンスタンドで灯油を入れた。もう4回目なので手際もずいぶん良くなった。

 

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