花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

秋の花と言えば、コスモス(秋桜)とシュウメイギク(秋明菊)。

2023-10-15 | 花の写真
地味な花の投稿が比較的に多い私ですが、今回は秋の花として彩りのある
代表的なコスモスとシュウメイギクをアップします。

コスモス(秋桜)
キク科コスモス属、メキシコ原産、花期:7月末~12月初旬、
秋の代表花であり、知らない人はいないのでは、秋桜は主に秋に咲き花弁の形が桜に似ていることから。

キバナコスモス(黄花コスモス )
コスモス’イエローキャンパス’               ▼チョコレートコスモス 
 
ウインターコスモス


自宅の庭には今時はこれくらいしかアップできそうなものはないです、
シュウメイギク(秋明菊)
キンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属、中国原産、別名:キブネギク(貴船菊)
秋に咲く八重咲きの花が菊にに似ていることから名付けられた。
秋明菊)は菊と名乗っていますが実はアネモネの仲間で、菊とはまったく関係ありません。
また、京都の貴船に野生種が多く見られたことから貴船菊(キブネギク)という別名もあります。  
 

今年の夏は暑くて長く、秋になったらなんだか早く冬が来るような気配で、
花の咲き方もなんとなくいつも気もしていますが、わたしだけでしょうじょうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夏の花、トケイソウ、リアトリス、ネコノヒゲ、ダリア、他。

2023-08-10 | 花の写真
前回までに掲載もれした花写真を少し集めてみました。
せっかく撮られて花達にもわずかでも日の目を見てくれたらと思いです。

トケイソウ(時計草)
トケイソウ科トケイソウ(パッシフロラ)属,多年草、花期:5月~10月(種により異なる)
個性的な花の形を時計の文字盤に見立てたことから時計草の名があり、
特徴的な造形美のある美しい花が魅力の熱帯植物です。
トケイソウ属には多くの仲間があり、普通の品種の他に果実を食用にする
「クダモノトケイソウ(パッションフルーツ)」などの品種があります。

パッションフルーツ       和名:クダモノトケイソウ(果物時計草)
トケイソウ科トケイソウ属、ブラジル原産、花期:6月~8月 9月、
果実はパッショフルーツ名で流通してスーパー等でも購入出来る。八王子は名産にしている。
開花から収穫までの期間は大体75日と思われる。
実は緑色ですが、熟すと紫色になります  これらは以前の写真です。


アストロメリア    別名:ユリズイセン、ユメユリソウ、
ユリズイセンかユリズイセン(アストロメリア)属、多年草、南米原産、花期:5月~7月、
花弁の一部に縞模様(条斑、条紋)が入り、これが大きな特徴で、6枚の花弁のうち、
外側の3枚は丸みがあって大きく、単色または複色、内側の3枚のうち上の
2枚は特にこの縞模様がはっきりしています 。

リアトリス(キリンギク)
キク科ユリアザミ(リアトリス)属、多年草、北米原産、花期:6月~9月、
上から順に咲く個性的な花。リアトリスには、槍咲き系と球咲き系とに区別。

ダリア   和名:テンジクボタン(天竺牡丹) 
ダリアは、キク科ダリア属の多年生草本植物の総称。
長い間をかけて品種改良が行われ、多種多様な花色・花容の品種が作り出されてきた。
開花時期は初夏~秋。6月~7月頃の初夏が最盛期で、
塊根を植える時期と品種によっては秋の開花を望むことも可能である。


ネコノヒゲ(猫髭)  別名:キャッツウィスカー、クミスクチン等
シソ科クミスクチン(ネコノヒゲ)属、多年草(1年草扱い)、インド原産、花期:6月~11月、
ピンとした雄しべが猫のヒゲに似ていることから、和名がネコノヒゲ。
茎先に輪散花序を出し、茎の下の節から開花します。
花は白色または紫色を帯びる長い筒状の唇形花です。

アガパンサス     別名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
ムラサキクンシラン科ムラサキクンシラン(アガパンサス)属、多年草、花期:6月~8月、
さわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しく、
厚みのある革質の葉が茂る、しかしこれは、白花です。
 

ルドベキア・マキシマ
キク科オオハンゴウソウ属 多年草 北米原産 花期:6月~7月
茎頂に8cm程の頭状花をつける。黄色の舌状花は下に垂れ、
中心部(筒状花)は褐色、緑色で円錐状に盛り上がる。

ルリマツリモドキ           ▼キキョウ


夏空にエノコログサが僅かになびいていました。

珍しいものはありませんが、7月からの没写真の救済です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

観賞用でない花、アピオス、ズッキーニ、ゴボウ、ニラ、他。

2023-07-29 | 花の写真
連日の猛暑日が続いています。
流石に、過去に夏倒れた人間ですので散歩は自粛中です、
7月の没の写真から幾つか観賞用でない、花らしからぬものを選んでみました。

アメリカホドイモ(アピオス)  
マメ科ホドイモ属、多年草、北米原産、花期:8月~9月、
茎はつる性で2~4メートルとなる。 葉は5~7枚の小葉からなる羽状複葉。
夏に葉腋 から花軸を出し、10~13個の蝶形花 をつける。
アメリカほど芋 は、非常に栄養価が高いことで有名な野菜です。
私はまだ食したことはありません、「やまいも」の珠芽を茹でたような味だそうです。 

宿根スイートピー   別名:ヒロハノレンリソウ
マメ科レンリソウ属 多年草 ヨーロッパ原産 花期:6月~8月
毎年花を咲かせる多年草タイプのスイートピーです。

インゲン?  チョット違うような気もしますが、


ズッキーニ   別名:ウリカボチャ
ウリ科カボチャ属 1年草 北米南部、メキシコ原産 花期:6月
果実の外見はキュウリに似るが、カボチャ(ペポカボチャ)の仲間で、
主に緑果種と黄果種がある。
果実は開花後3 - 5日の長さ20 cmほどの未熟果を収穫する。
果実の姿はキュウリ、食感はナスにも似ている。  

ゴボウ(牛蒡 または牛旁 )
キク科ゴボウ属 多年草 ユーラシア大陸原産 花期:7月~8月
日本 では 野菜 ・ 根菜 の一種として食用にされる。
分枝した茎先に径40〜45mmで球形の多くの頭花を付け、
淡紫色(稀に白色)の筒状花の集合体。
総苞はイガ状の細い棘が広がり、先端が鉤状になる。
ノアザミの花と間違えそうですね。

ニラ(韮)
ヒガンバナ科ネギ属、多年草、中国原産、花期:8月~10月、
白い小花を20-40個付ける。花弁は3枚だが、苞が3枚で花弁が6枚に見える。
雄しべ6本、子房が3室で熟すと割れて黒い小さな種を散布する。

ゴマ(胡麻)
ゴマ科ゴマ属 1年草 インド、アフリカ原産 花期:7月~8月
葉腋に鐘形の花が数個付き、花は1日で萎む一日花です。 
花は長さ2cm〜3cm程で、白、ピンク、淡紫色になり、花冠の先は5裂し、
下唇3裂片は上唇よりやや長くなります。


アメリカイヌホオズキ
ナス科ナス属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、テリミノホオズキが似て見分けが難しい、
一番実がなった時の形や照り具合で判断すのが分かりやすい、
見分けおよび実の形は、2020/11/12参照して下さい。


ワルナスビ(悪茄子)     別名:オニナスビ、アレチナス 等、
ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
茎の高さ0.5~1mで直立、節ごとにくの字形に曲がる、
茎に鋭い刺があり、先端に花径約2cmの
淡紫色または白色の花を6~10個つける。液果は約1.5cmの球形で黄色に熟す。

写真が良く無くてハッキリしてないものも含みますが無駄にせずです、ご容赦下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

水辺の植物 午前中に花咲かすハス、ポンテデリア、コガマ、他。

2023-07-17 | 花の写真
連日の猛暑皆様いかがお過ごしでしょうか?
冬寒いと昆虫や一部動物は冬眠しますが、こう暑くては、私も夏眠したいです。
テレビで祇園まつりの人混みを見て、並んでいたり、ああ私には絶対出来ないことです。
ハスを今回取り上げましたが、もう少し後日の方が良い写真が撮れそうですが
先の事は分からないので投稿してしまいました。

ハス(蓮)
ハス科ハス属、多年性水生植物、インド原産、花期:7月~8月、
水底の土中に、塊茎をつくり、そこから葉と花茎を水面に伸ばす水生植物 。
葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果)
地下茎は「蓮根」(レンコン、はすね)といい野菜として食用される。
・早朝に咲き、昼には閉じる、・3~4日間咲き、最後は閉じることなく散っていく。


ポンテデリア・コルダータ
ミズアオイ科ポンテデリア属、多年性抽水植物、北米東部原産、花期:5月~10月、
ホテイアオイの仲間ですが、ホテイアオイは水に浮いていますが、本種は水中の土壌に
根を付けます。
ホテイアオイのような穂状花序に淡い青紫色の花を咲かせます。 
 

コガマ(小蒲)
ガマ科ガマ属 多年草 花期:6月~8月
ガマに似ているが、全体的に小形で、茎の高さ1-1.5mで、雌花穂の長さ6-10cmあり、
その上部に雄花穂がつながっている。                                                                 
右は、ヒメガマでした、雄花と雌花の間に隙間があるので同定はたやすい
ガマ、ヒメガマ(姫蒲)、コガマ、の三種あり。
ガマとヒメガマは草丈2m級でとにかくでかいので、それに比べればコガマは(やや)小振り。

メリケンガヤツリ  
カヤツリグサ属、 1年草、熱帯アメリカ原産 花期:6月~11月、
熱帯アメリカ原産の帰化植物。要注意外来生物、カヤツリグサの中では大型種、
花序は多数の小穂が頭状に集まったもの、あるいはさらに短い枝が伸びてその先端にも頭状に小穂が集まる。
小穂は長さ5-15mm、長楕円形でやや卵形に近く、左右から偏平。全体に緑色。

植物ではないですが、水つながりでオタマジャクシを、、
ウシガエルのオタマジャクシ    別名:食用ガエル
アカガエル科アメリカアカガエル属、北米中東部原産、
牛の鳴くような声で鳴くのオタマジャクシ、6cm位ですが成長すると12-15cm程になる。 
ウシガエルは古くは食用とされていましたが、今や生態系を破壊して
在来種の生存を脅かす存在です。
写真の写りが悪いですが、以前に投稿したウシガエルはここです
日本では5~9月に寒天質に包まれた6,000~400,000個の卵を産み、幼生の状態で越冬します。 

早くしのぎやすい陽気になって欲しいです。暫くは家周りからの写真が続くと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夏を代表する花はやっぱりヒマワリです、ヒマワリの仲間。

2023-07-15 | 花の写真
暑い夏、空に向かって咲いているのは、ヒマワリですが、
実は太陽に向かっているのは、成長が盛んな若い時期だけです。
完全に花になれば殆どが東側又は西側を向いているだけです。
これは、花ではなく茎が青色光の太陽光に反応して成長しますが、
太陽の光の当たる反対側の茎が、光の当たる方の茎よりも、よくのびるために、
太陽に向かって曲がってしまうのです。

ヒマワリ(向日葵)  別名:ヒグルマ(日車)、サンフラワー等
キク科ヒマワリ属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
大きな花のように見える黄色い花びらは、舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれ、
種をつけない花びらで、中心の茶色っぽい部分は、管状花(かんじょうか)と呼ばれ、
受粉して種をつけます。
ヒマワリは、太陽の方向を追うように花の向きを変えるという性質から、和名は「向日葵」と書きます。


黄色い花ばかりでなくなく、これは赤ですが白、茶、紫などもあるようです。

▼八重のヒマワリ

小輪種のヒマワリ


一面のヒマワリ畑の写真などよく見ますが、近所を無理せずに歩いているので、
見応えがないものですが、夏の風物詩として載せておきました。
なかなか暑さが衰えません皆様も熱中症などお気を付けて下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ユリの花達、

2023-07-08 | 花の写真
今回は、散歩中に出合った花からと言うよりも、ほぼ徘徊中にと書こうと思っていたら、
「徘徊」という言葉には、「目的もなく、うろうろと歩きまわること」という意味がありますが、
認知症の方の外出の多くはご本人なりの目的や理由があるとされています。
自治体によっては、徘徊と言う言葉を使わずに、一人歩き中に、、等と使うようにし、
行政内部では「徘徊」という表現を使用しないこととしているようでした。

ユリの花に出合いましたので幾つか集めてみました。
ユリ(百合)
ユリは、ユリ目ユリ科のうち主としてユリ属の多年草の総称です。
アジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどにかけて広く分布しており、
原種は100種以上、品種は約130品種を数え、
日本には15種があり7種は日本特産種であるようです。 
7種とは、
1)テッポウユリ(鉄砲百合) 2)ササユリ(笹百合) 3)オトメユリ(乙女百合)
4)ウケユリ(受百合) 5)タモトユリ(袂百合) 6)ヤマユリ(山百合)
7)サクユリ(作百合)

又、分類として
●アジアンテック・ハイブリッド・・・上向きに咲き、スカシユリと総称することがある。
  エゾスカシユリ、ヒメユリ、オニユリ等と交配した品種群
●オリエンタル・ハイブリッド・・・・大きな優雅な品種
  ヤマユリ、カノコユリ、タモトユリ等と交配品種、カサブランカやマルコポーロが優れた品種
●ロンギフローラム・ハイブリッド
  テッポウユリとタカサゴユリを交配して作った新テッポウユリ系と呼ばれている。

改良された園芸品種を含めて同様の物が多いので、
例によって詳細名 はよく分かっていませんので、名前は参考程度です。
▼スカシユリ型のアジアテックハイブリッドかも、上向きに咲く。
  

コオニユリ(小鬼百合)
見た目はとてもよく似たオニユリ(鬼百合)とコオニユリ(小鬼百合)。
オニユリ(鬼百合)は珠芽(むかご)ができるのが特徴です。
茎を見ても珠芽(むかご)がないのでコオニユリ(小鬼百合)にしました。  
 
 
オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)は、名前の通り黄金色をしたオニユリです。
葉の付け根に珠芽(むかご)が確認できます。


▼スカシユリの仲間と思いますが、

▼テッポウユリ型のテッポウユリ(鉄砲百合)
タカサゴユリ(台湾原産)も似ていますが、テッポウユリは花弁の外側が白い。
タカサゴユリは紫色の筋が入っており、葉も細い区別している。
交配のシンテッポウユリもあるので難しいです。

▼オリエンタル・ハイブリッドのオリエンタルリリーか?

▼アジアティツクハイブリッドのスカシユリ?
ミョウガの葉影からのぞいていました。


ヤマユリ(山百合)
我が家のヤマユリはイノシシに狙われて無残ですが、まだ蕾状態です。

ユリと言えば、カノコユリや見栄えのするカサブランカなどがないのは
残念ですが、又 別の機会にします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

訪問ありがとうございました。

2023-07-06 | 花の写真
みいぷうさん お久し振りです、訪問頂きチョー感激しています。
今では、花ばかりでなくたまには虫さんも投稿をしています。
これもみいぷうさんの影響が大です、ゾウムシを拝見して私も投稿してみたいと
思ったものです。
以前にも訪問頂いた記憶がありますが、コメントする場所が分からずに、出来ず
今回もここで届くかどうか分かりませんが感謝の気持ちをお伝えしたくおもいました。
私も80歳に手の届くようになりましたので、何時まで投稿出来るか分かりませんが、
又、撮った在庫もありますが名前に苦労していますので虫さん先輩に教えて頂きたいです。
有難い先輩に感謝です。





似た花達、ムラサキシキブとコムラサキ、ヒペリカムの仲間。

2023-07-03 | 花の写真
庭のムラサキシキブが草藪に紛れて花を付け始めていました。
散歩中のものと合わせて似た花同士として投稿しておきます。

ムラサキシキブは秋に紫色の実をたくさん付けて存在感が増す。
ムラサキシキブ(紫式部 )
シソ科ムラサキシキブ属 落葉低木 花期:6月~7月  果実:9月~10月
花はとても小さく、粒のようにポツリと咲いているので、
見つけることが難しいといわれています。 
紫色のつやのある実をたくさん付けるのが魅力的な植物です。
実の大きさは3〜4mmほどのサイズで、鳥達も好んで食べるおいしい実といわれています。
名の由来は、紫色に熟す実を、平安時代の女性作家である紫式部に例えたというのが通説です、
この名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。
「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。  


コムラサキ(小紫)   別名:コムラサキシキブ
クマツヅラ科ムラサキシキブ属、落葉低木、花期:6月~7月、
根元に近い方から順次開花し 先端に咲き向かう。 それを追うように実をつけていく。
コムラサキは葉と実の茎から出る位置が2~3ミリ離れています。
 

ムラサキシキブとの違いは、私は、おまかにこれらで判断している。
ムラサキシキブは、*実の付き方がまばらである。**花や実が葉柄の付け根についている。
コムラサキは、**花や実が葉柄の付け根からほんの少し離れてついている
樹高の違いも書いてあるが、我が家のは樹高が低いがムラサキシキブです、
これは葉の鋸歯で判断しています。
ムラサキシキブは全葉に鋸歯がありますが、コムラサキは上半分にしかありません。

<ヒペリカムの仲間>
ヒペリカム・ヒドコート  別名:タイリンキンシバイ
オトギリソウ科オトギリソウ属、常緑低木、花期:6月~7月、
キンシバイの園芸品種で「大輪金糸梅」の名前でも流通しています。
枝先に、一つないし複数個が集散花序を形成して咲く。花は必ずしも斜め下を向いてしまわず、
横ないし上方をも向いて咲く。花径7~8cmで、キンシバイよりも一回り大きい。
葉はほぼ十字対生についている。

キンシバイ(金糸梅 )は、中国原産の半常緑小低木で、葉は対生で雄蕊の長さは短い。
下垂性で、花弁はオシベと長さがあまり変わらず、あまり大きく開かない。 

ビョウヤナギ(美容柳、未央柳)
オトギリソウ科オトギリソウ(ヒペリカム)属、半落葉低木、中国原産、花期:6-7月、
枝が垂れ下がり葉が柳に似ていることから柳の名が付いています。
横に広がり優しく華やかな雰囲気になります。
樹高1m。葉は淡緑色で葉柄はなく全縁で無毛、幅2cm、長さ8cm。
十字対生で対生に付いた次の葉が90度ずれて付き上から見たら十字に見えます。
花柄は2~3cm、花径5cm、黄色い5枚の花弁が離れて付き平開します。
花柱は雄しべより長く先端が5裂します。多数の雄しべはカールして花冠より大きくはみ出します。

似た西洋キンシバイ(ヒペリカム・カリキナム)は、南東ヨーロッパ、南西アジア原産の常緑低木。

ヒピリカム・アンドロサエマエ(コボウズオトギリ)
オトギリソウ科 常緑~半落葉低木、中央アジア~地中海沿岸原産、花期:5月~7月、実:10月~11月、
花はやや小ぶりで雄しべが長いが花弁と同程度の長さです。
花は小さく茎頂部に赤い実を沢山つける。花より実を楽しむ品種。

夏の暑さが続いています、体力、気力も低下気味です。
暑中お見舞いにはまだ時期的には早いですが、散歩中にヤマジノホトトギスを見ました
草花の真夏を感じているのでしょうか、ご自愛ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

散歩途中の少し大きめの花より、アカンサス、カンナ、他。

2023-06-28 | 花の写真
小さい花は苦手ですと投稿していましたが、では大きい花はと言えば、
結局は満足の出来るレベルではありませんでしたね。

アカンサス・モリス   和名:ハアザミ(葉薊) 
キツネノマゴ科ハアザミ属 多年草 地中海沿岸原産 花期:6月~9月
学名の「Acanthus」は、ギリシャ語で「トゲ」を意味します。
茎に鋭いトゲがあるため、アカンサスと名づけられました。
長さ50cm以上にもなる大きな花穂にたくさんの花を付けます。
花穂からは、苞(ほう)と呼ばれるトゲのある紫色の葉が出て、
その中から白色や淡いピンク色の花を咲かせます。  

ヤブレガサ(破傘)
キク科ヤブレガサ属 多年草 花期:7月~10月
若葉が土から出たときに、葉がすぼめた傘のような形になり、破れているように見える。
茎は高さ0.5〜1.2m。茎葉は柄があって2〜3枚が互生する。
葉身は掌状に7〜9裂し、裂片はさらに中裂する。
頭花は約10個の白色〜淡紅色の管状花からなる。総苞は淡緑白色で筒状、総苞片は5枚。  
遠目で見てあまり丁寧に撮らなかったので、名前は絶対ではありませんが、

カンナ    別名:ハナカンナ
カンナ科カンナ属、耐寒性球根植物、花期:7月~10月、
夏の代表的な球根植物で、強烈な色彩をもつ花で夏中咲き続ける。
カンナは全て品種改良された園芸品種。
草丈 40~160cm、 花が大きく、白,赤,ピンク,オレンジ,黄,複色 等と富んでいます。

グラジオラス  別名:オランダショウブ
アヤメ科グラジオラス属、多年草、アフリカ、地中海沿岸原産、花期:7月~8月、
真夏の色とりどりの華やかな花を咲かせる、無い色はないと言われる位に品種がある。
世界に150以上の原種が確認されており、花色や形、咲き方、大きさはさまざまです。 草丈は50~150cm、一つの花穂にたくさんのつぼみをつけ、
次々に花を咲かせるので、長く花を楽しめます。  

コバギボウシ(小葉擬宝珠)
キジカクシ科ギボウシ属 多年草 花期:7月~8月 
花茎は高さ30〜40cmになり、淡紫色〜濃紫色の花を横向きに開く。
花は長さ4〜5cmの筒状鐘形で、下半部は細く、上部は広がる。
とありますが写真ではそれより高く伸びているようにみえます。
勿論オオバギボウシも知っていますが家の周りではまだ蕾状態です。

ギボウシの種類は以外といろいろあるようです。

ガウラ   別名:ハクチョウソウ(白蝶草) 和名:ヤマモモソウ(山桃草)
アカバナ科ヤマモモソウ(ガウラ)属、多年草、北米原産、花期:5月~11月、
別名の白蝶草の名の通り、少し赤みを帯びた白色で、独特の形をした可憐な花を穂状に咲かせる。 
草丈は30~150cm 白花だけが背の高いのを見ますが気のせいでしょうか?


草丈の高い花に、タチアオイやユリの花などありますが増えすぎますので、
あまり見栄えはしませんでしたが、この辺で締めておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イネ科の花 名前の判別も難しいが、花の判別も難しいです。

2023-06-09 | 花の写真
スギやヒノキ花粉症への影響が終わり、イネ科の花粉症にかかる人もいるようです。
イネ科の花粉の時期は年2回あり、5月~6月と8月~9月あります、
しかし5月~6月の花粉の飛散量が最も多いようです。

花粉とは、種子植物の生殖に関与する雄性細胞で、葯でつくられ、
花粉はおしべの葯から出て、めしべの柱頭に付くまでの間の粉状のものの抽象的な呼び名です。

イネ科の花と言っても、稲はまだ田植え前? エノコログサの花期は8月頃から、
ススキ等は全く穂がでていない、竹もイネ科ですが、花を見られるのは滅多にない。
竹の花については22/03/01投稿を参照。

しかし、5月頃からイネ科植物には花を咲かせているものが多く目にしました。

コヌカグサ(小糠草) 
イネ科コヌカグサ属、多年草、ヨーロッパ原産 花期:5月~6月
円錐花序は直立し長さ10〜20cm。花序の枝は輪生し、やや密に緑色あるいは紫色を帯びた小穂をつける。
小穂は長さ2〜2.5mmで1小花からなる。

ネズホソミムギ(鼠細麦)
イネ科ネズミムギ属 越年草 ヨーロッパ原産 花期:6~8月
小花の外花穎には、約1cmの芒がある。ホソムギは外花穎に芒がないか、あってもごく短い。別名ホソネズミムギ。

イヌムギ(犬麦)
イネ科スズメノチャヒキ属、多年草、南米原産、花期:5月~8月、
乾燥した草地、道端や荒れ地などに生える帰化植物。茎は3-4本束成し、高さは40-100cm。
茎先に10-25cmの円錐花序をだす。小穂は緑色で光沢があり、長さ2-3cmの偏平な披針形。
 

チガヤ(茅萱)
イネ科チガヤ属 多年草 花期:5~6月
葉が伸びないうちに葉の間から花茎を伸ばして、赤褐色の花穂を出す。
小穂は披針形、長さ4〜6mm、 
花は小さく、銀白色の絹糸のような長毛に包まれて花穂に群がり咲かせ、
褐色の雄しべがよく目立つ。花後の白い綿毛のほうが印象に残る。
果期の熟した穂は、綿のようにほぐれて、種子(果実)はこの綿毛に風を受けて遠くまで飛ばされる。 

カモガヤ(鴨茅)   英名:オーチャードグラス
イネ科カモガヤ属、多年草、ユーラシア原産、花期:5月~7月、
高さ50~150cmになり、短い根茎をもち、株立ちとなります。
茎の上部に長さ8~30cmの円錐花序を出し、枝の片側に小穂を多数密につけます。

オニウシノケグサ?
イネ科ウシノケグサ属、多年草 ヨーロッパ原産、花期:6月~8月、
正直言って下のヒロハノウシノケグサと似ていて写真からだけでは判別できない。
葉の基部などの写真がないとどちらともいえない。

ヒロハノウシノケグサ(広葉牛の毛草)
イネ科ウシノケグサ属 多年草 ヨーロッパ原産 花期:6~8月
花序は長さ10~20センチの狭い円錐状で、 短い枝と長い枝が対になってつき、 小穂は長さ0.8~1.2センチで、5~8個の小花をもつ。
第1苞穎は長さ2~3ミリ、第2苞穎は長さ3.5~4.5ミリで、 芒はほとんどない。  
花序枝は短いのと長いのが対になってつく
葯は黄色くて垂れ下がる。花柱は白くてビン洗いブラシ状。 

イネの花には花びらや萼はなく、2 枚の殻(えいという)につつまれています。6本のおしべと、1本のめしべが あり、めしべの先は2またに分かれていて、  柱頭 は鳥の羽のようになっています。

イネ科の花といっても雄しべの葯が目立ち、雌しべは分からずやっと柱頭の白いブラシ状が見えるだけ?

イネ科の花は小さくてどれも同じように見えて草名も自信があるわけではないので、
間違っていたら教えて下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー