花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

極小野草花 上手く撮れていない ヨツバムグラ、ハナヤエムグラ、他。

2023-06-05 | 花の写真
今迄も小さな花は上手く撮れないのでアップし難いものでしたが、
今回もコンデジに悔しさをぶっけて、何故もっと上級のカメラにしなかったかと
反省しています。年寄は先が短いのだから我慢ガマンが間違いでしたね。
春の極小の野草花23/3/28に投稿していますが、その続編です。

ヨツバムグラ(四葉葎)
アカネ科ヤエムグラ属 多年草 花期:5~6月
葉は4個が輪生し、輪生する4個の葉はほぼ同形で、各輪が隔たって茎につく。 
茎先や上部の葉腋から短い花序をつけ、数個の花をやや密集してつける。 
花柄は短く、長さ1-3mmになる。花冠は杯形で、径1mmと小さく、
淡黄緑色で先は4裂し、筒部はない。

          右側写真の左側のコハコベの花も小さいですが更に小さい。

ハナヤエムグラ(花八重葎)
アカネ科ハナヤエムグラ属、1~越年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~8月、
茎の上部に、小さな尖った苞葉の間から直径2.5~3mmの小さな花を咲かせる。
花は最初はほぼ白色であるが、やがて淡い紫色になる。

 

ハナイバナ(葉内花)
ムラサキ科ハナイバナ属、1~2年草、花期:3月~12月、畑などに見られる普通の雑草。
花は上部の葉腋につき、花柄は花時0.5〜1mm、果時2〜3mm。
花冠は淡青紫色で径2〜3mmで5裂し、喉部の付属体は花冠と同色で円形、やや凹頭。
Google Lensでは、花色が白いのでムラサキとでます、
ムラサキ(花径5mm)にも似ていますが、花の大きさははるかに小さいのでこちらにしたが、


オヤブジラミ(雄藪虱)
セリ科ヤブジラミ属、越年草、花期:5月~7月、
茎や葉は紫色を帯びる。葉は3回3出羽状複葉で、小葉は細かく裂ける。
花弁はふちが紫色を帯びる。小花柄は2〜4個と少ない。花径は約2mm
果実は長さ5〜6mmとやや長い。
先がカギ状に曲がった刺毛がある。
ヤブジラミにそっくりだが、茎や子房は緑で、小果柄が短く、花期も少し遅い。
果実は長さ4.5-6mmの長楕円形で、果実の刺毛はやや長く、先端が鉤状に内側に曲がる。
よく似ているヤブジラミの小花柄は長さ1.5〜2mmと短いが、オヤブ果実の長さ位の違いがある。

アレチギシギシ(荒地羊蹄)
タデ科ギシギシ属 多年草 ヨーロッパ原産 花期:6~10月
ほかのギシギシ類に比べてほっそりしている。 
花は間隔をおいて輪生状につくので、花序はまばらに見える。
花のあと内花被片は翼状になり、中央部のこぶ状の突起が大きく、よく目立つ。
花の長さは約2.5mm 直径2.5mm。上部の葉小さく、下部の葉10cm以上になる。 

アオツヅラフジ(青葛藤)  別名:カミエビ
ツヅラフジ科アオツヅラフジ属、つる性落葉木、雌雄異株、有毒植物、
夏の7 - 8月にかけて円錐花序が枝先と葉腋から出て、淡黄色ないし黄白色の小さな目立たない花を多数つける。
花弁は先端が2裂し、萼片よりも短い。雄花は6本の雄しべ、雌花につく雌しべの柱頭は6個ある。 
この花は雄花まだ蕾状態が多いですね。花径は約3mm

あまり人から見向かれない花々ですが、
小さな花は何回撮っても綺麗には撮ることができませんでした。
雰囲気だけでも感じてもらえたら有難いです。
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多くの花に包まれる幸せ! ナヨクサフジ、シシウド、他。

2023-05-15 | 花の写真
散歩中に規模は小さいながらたくさんの花が固まって咲いている場所があります。
いつまでこの環境が続いてくれるか分かりませんが、今は出合えた幸せを
感じています。  

ナヨクサフジ(弱草藤 )   辺り一面染め上げる。
似たものがありますが、花のお尻が後ろに突き出るような形状から多分。

シシウド(猪独活)   湿った場所でも群生している。


ユウゲショウ(夕化粧)   庭には白花もあります。

コバンソウ(小判草)  兎も角ザクザク小判豊かな気分に。


ハルジオン(春紫菀 ) 空き地一面遠慮なく広がっている。

▼チガヤ(千萱)  これから先は一面に白い綿毛に覆われます。

ヘラオオバコ( 箆大葉子)  空き地の雑草に紛れて群生している。 


キショウブ(黄菖蒲 )   花の写真の撮り始めころは好んで撮っていました。

オルレア(ホワイトレース)   雑草の如くたくましく咲き広がっていく。


普段の投稿は花自体のアップですが、今回は投稿洩れ分を拾ってみました。
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庭の花 カルミアより、”花の中心がなかなか面白い”

2023-05-13 | 花の写真

カルミア     別名:アメリカシャクナゲ 、ハナガサシャクナゲ
ツツジ科カルミア属、常緑低木、北米東部原産、花期:5月~6月、
コンペイトウのような形の蕾を持ち、花が開くと皿のような形になる。
ちょっと写真が分かり難いかもしれませんが、普通は中央に雌しべの花柱があり、
周りに雄しべはあり花糸の先に葯が見えて花粉を飛ばしますが、
左写真をよく見ると先始めの頃は、
葯の部分が花びらの内側の窪みに(蕾の突起部分)収まっています。
蜜を吸いにやってきた虫が花糸に触って刺激を与えると葯が飛び出します。
すると花粉が散って虫の体にくっつくという仕組みになっています。  
アカバナはまだ蕾状態です。


前回の流れで、花の中心部分に興味が向いてきましたので、
そこで、昔(20年ほど前に)「世界の中心で、愛を叫ぶ」こんなタイトルの青春恋愛小説が、
ありましたが、今回は急遽もじって、「花の中心で、心を慰む」にしてみました。

庭にある花の違った面も見た思いでした。ここまで注意深く見ていませんでした。

クレマチス             ▼レウイシア

セキチク              ▼マーガレット

エロディウム・ペラルゴニフロラム  ▼フロックスシュガースター

ヒメノボタン                                            ▼マトリカリア

ネメシア              ▼オキシペラタム’ブルースター’


ナガミヒナゲシ           ▼オオアラセイトウ

色々な形をしていますね、種の保存のために重要な部分なんですね。
きりがないのでこの辺でお終いにしておきます。
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庭の花(5月)クレマチス、ムラサキツユクサ、ゲラニューム、他。

2023-05-11 | 花の写真
ミヤコワスレの花壇にもオルレアやアスチルベが出番待ちしつつあります。
我が家のクレマチスも峠は過ぎて終わりになります。

クレマチス ’ドクターラッペル'(パテンス系)
キンポウゲ科センニンソウ(クレマチス)属、多年草、花期:4月~9月
クレマチスは、世界にたくさんの野生種、原種があり、これらの交配によって、
多くの品種が生まれています。
淡いピンク地に濃いピンク色のスジ入りで覆輪になります。
新旧両枝咲きのクレマチス咲いてくれますが、新枝咲きは全くダメでした。

ムラサキツユクサ(紫露草)   別名:オオムラサキツユクサ、アンダーソニア
ツユクサ科ムラサキツユクサ(トラデスカンティア)属、多年草、北米原産、花期:5月~7月、
大きな3枚の花弁を優雅に広げ、朝露にぬれた姿にはしっとりとした美しさが感じられます。
一般的に栽培されているのはムラサキツユクサとオオムラサキツユクサの交配種
アンダーソニアナ園芸品種のようです。
花色も色々あるようですが、我が家には、白い花しかありません。
又、白花のツユクサとトキワツユクサと混乱しますが、家の前の空き地には、
トキワツユクサたくさん咲いていましたが、伐採作業が入りましたので多分ダメでしょう。 
トキワツユクサは、オシベは6本あり毛がたくさん生えているのが特徴。 

一般的には、花は花びらの色や形から美しいと見る人が多いと思います。
今回は、花には花弁の他に雄しべ(葯、花糸)と雌しべ(柱頭、花柱、子房)や
萼片(花弁と合わせて花被)などで構成されています。
そこで雄しべ、雌しべが目立つものを中心に幾つか選んでみました。

エレモフィラ・グラブラ(黄) 
ハマジンチョウ科エレモフィラ属  常緑低木 オーストラリア原産 花期:3~6月
銀色の毛に覆われた葉が美しくリーフとしても楽しめますが、春から秋にかけて花も咲かせます。
  

ゲラニューム’ピオコポ’
フウロソウ科ゲラニューム属 宿根草 花期:5~7月
白色の花弁が波打ちフリルの様になりながら一重咲きし、
ピンクの雄蕊の突き出る個性的な花を咲かせる園芸品種です。 
花色は白色もしくは桃色、個々の花は直径約2~3cmで花弁が5枚(5数花)を咲かせる。
 

ツリージャーマンダー
シソ科ニガクサ属 常緑低木 花期:
銀葉とクリオネに似た形の薄紫の花が目を引く常緑低木でした。
淡い青色~淡い青紫色に濃い色の脈がはいる長さ2.5cmほどの唇形花です。
上唇はごく小さく、深く2裂し、下唇は3裂して、中央裂片が長くなります。
雄しべは4本で、上唇の裂け目から、雌しべとともに外に長く突き出してカーブします。

ティアレラハッピートレイル  
ユキノシタ科ティアレラ属、花期:5月~7月、 
ヒューケラの花札は沢山ありますが、今ではなく、テイアレラのみがあちこちに、


デージー  別名:ヒナギク
キク科ヒナギク属 1年草 花期:12月下旬~5月
筒状花の上に何やら出て来ています、2段咲き?のようなもの珍しいので撮ってみたが、
参考までにキク科のミヤコワスレの筒状花は、こんな感じです。


ヒメツキミソウ(姫月見草)   別名:ペレンニス 、エノテラ・ペレンニス 
アカバナ科マツヨイグサ属 多年草 北米原産 花期:5~8月
黄色い花径1~2cmの小花を咲かせます。花は1日花ですが次から次へと咲きます。
茎は細くて折れやすく右写真は指し花ですので周りとは関係がありません。
 

モナルダ’ブルームーン’
シソ科モナルダ属 多年草 花期:6~9月
一般的なモナルダ(タイマツバナ)よりも背が低く高さが40~60cm程度しかありません。 
 開花期が早くて、5月中旬からです。そして花は3週間しか持たなくて、終わりも早いです。
ピーク時のブルームーンは、何とも言えないほどゴージャスですが、
ピークからだんだんと寂しい花になっていきます。

花弁らしいものより花の中央付近に気になるもの、今年から我が家に参加したものです、
処分品を買ったものです、今後どうなるか分かりませんが気にかけてみます。
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穂状(すいじょう)花序、フタリシズカ、ヤセウツボ、ヘラオオバコ、他。

2023-05-08 | 花の写真

花らしくない花に見えますが、穂が長い花を結構見ます。
実は恥ずかしながら、読み方を間違えていた穂状を”すいじょう”と初めて知りました。

花序(かじょ)とは、植物の花が茎又は枝に付く並び方を、又、その茎又は枝をいう。
花の配置、軸の長短、花柄の有無、比率等により、いくつかの基本形態があり、
大きく分けて、有限花序と無限花序に分類されています。  

その無限花序の中に、総状花序、穂状花序、散房花序、散形花序等の内の一つです。
まだまだ,花序とつくものはたくさんありますが、複雑ですので割愛します。

穂状花序とは、主軸が長く伸び、それに柄のない花が並んでいるもの。
例外もありますが、基本的に下から上に花が咲き始めます。

撮ったものから穂状花序を少し探してみました、
フタリシズカ(二人静)  センリョウ科  花期:4月~6月 
これは1本ですが、ふつうは2本(1~5本)の花序を付ける。

ヤセウツボ(痩靭) ハマウツボ科ハマウツボ属、花期:4月~6月
「外来種被害防止法」に指定されたマメ科などの植物の根に寄生して成長する植物です。
また、アルツハイマー病に効果のある物質が発見されたといった興味深い話題のある植物です。

ヘラオオバコ (箆大葉子 )      ▼トウオオバコ(唐大葉子)  オオバコ科

デルフィニウム キンポウゲ科  別名:チドリソウ、花期:5月~6月 
種類が多いので総状花序なども多い。

ティアレラハッピートレイル  ユキノシタ科ティアレラ属、花期:5月~7月、
花の並びは穂状でが良く見ると花柄が短いがあるので総状花序ともいえる?

タツナミソウ  (立浪草) シソ科タツナミソウ属、花期:4月~6月、
いろいろな種類があるようですが、オカタツナミソウ等は穂状とは言えない。


サルビアネモローサ・カラドンナ   シソ科 花期:5~6月
花穂が長いのがカラドンナの特徴です。

宿根サルビア’エーペックス’   シソ科  花期:春~初秋

この花も穂状花序かと思ったが、マメ科の総状花序の方が良さそうだ。
パプテシア’バニラクリーム’  マメ科  花期:晩春~初夏
ムラサキセンダイハギの品種
 

まだまだ、穂状花序にラベンダー、ネジバナ、クズ、ヤブランなどありますが、
今回はこの辺で締めておきます。
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菖蒲の節句(5/5) アヤメ科の花、キショウブ、ダッチアイリス、他。

2023-05-05 | 花の写真
5月5日はこどもの日で祝日です、又、端午の節句、菖蒲の節句とも呼ばれています。
兜や五月人形を飾り、鯉のぼりをあげ、ちまきや柏餅を食べてお祝いする日です。

我が家には全くその気配はありません。静かにいつも通りに暮らしています。
端午の節句に、菖蒲を薬草にする習慣は、古代中国にはすでにありました。
屋根につるして魔除けにしたり、刻んでお酒に混ぜて、飲んだりしていたのだとか。  
菖蒲湯(しょうぶゆ)、菖蒲酒(あやめざけ)、菖蒲刀(あやめがたな)など、
厄払いや薬草として用いる習慣が残っていたようです。

そこで、菖蒲湯の菖蒲はサトイモ科で、よく知る花菖蒲はアヤメ科で全く別物です。
よく世間で菖蒲祭りと言えば花菖蒲祭りのことをさすこともあります。
更に花菖蒲といえば、アヤメ科アヤメ属の多年草ですので、
アヤメ属と言えばアヤメ(漢字では菖蒲)やアイリスを目にすることが多いですね。
今回投稿写真の為に苦しい御託を並べてしまいました。

キショウブ(黄菖蒲)   別名:イエローアイリス
アヤメ科アヤメ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~5月、
葉がショウブに似て、黄色い花が咲くので この名に。
外側に大きな花びら(外花被片)が3枚。花の中心部に小さな内花被片が3枚ある。

ダッチアイリス     別名:オランダアヤメ
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:4月~5月、
1つの花茎に数個の花がつき、花は径10cm以上になります。
花被片は6個あって、外側の3個の花被片は垂れ下がり、内側の花被片は直立します。
 

ジャーマンアイリス   別名:ドイツアヤメ
アヤメ科アイリス属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、
色とりどりの花を咲かせ、アイリスの仲間では最も華やかで、非常に多くの品種があります。


                                                                   ジャーマンアイリスとちがうかも?

アヤメ(菖蒲)
アヤメ科アイリス属、多年草、日本及び東北アジア原産、花期:5月、
茎先に花径5~8センチくらいの青紫色の花を1~3輪くらいつける。
内花被片と外花被片が3枚ずつある。 外側に3枚の大きな花びら(外花被片)が垂れ下がる。
この花びらのつけ根の部分にある網目模様と黄色い斑特徴である。
 

イチハツ(一初)
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:4月~5月、
茎先に花径10センチくらいの青紫色の花をつける。 外側の大きい花びら(外花被)には、
つけ根の部分から真ん中にかけて、鶏の鶏冠のような白い襞がある。

暑くなり花には蝶々がひらひらと舞っていますので、昆虫をとも思いましたが、
本日はアヤメで急遽投稿することにしました。
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余り見かけなかったた植物 ルバーブ、オオカワヂシャ、ノヂシャ。

2023-04-29 | 花の写真
植物の名前で知らないものも数多くありますが、
一度は名前を調べて分かったものでも直ぐに忘れてしまうものが多い今日この頃です、
しかし、これは忘れないと思います。その名はルバーブです。

ルバーブ       和名:ショクヨウダイオウ(食用大黄) 
タデ科ダイオウ属 多年草(野菜) シベリア南部原産 花期:4月   
根生する大きな葉は有毒。緑白色の小花が集まり、円錐花序を作る。
地面から伸びる多肉質の葉柄を食用とする。
生ではセロリのようなパリッとした食感と強い酸味がある。 
利用するのは葉柄部分。酸味とえぐみが強いため、砂糖で煮てジャムやお菓子に利用します。
茎をジャムにすることは知っていましたが、花をみるのは初めてでした、
従って写すのも初めてです。
タデ科の花らしくスイバの花に似ています。赤い色の花もあるようです。
茎を利用するので、本当は花はできるだけ咲かせない方がいいみたいです。  

オオカワヂシャ(大川萵苣 )
オオバコ科クワガタソウ属、多年草、欧州~アジアにかけての原産 花期:春~夏、
葉腋に穂状の花序を出し、直径5mmほどの淡紫色〜白色の4深裂した花を多数つける。
湿地に咲く帰化植物の花で特定外来外来生物。
散歩する川の中州に多く生えていますが近づけないので遠くから撮影。

ノヂシャ(野萵苣)
スイカズラ科ノヂシャ属、1~越年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、
枝先に直径約2mmの淡青色の小さな花をびっしりつけ、長楕円形の苞葉が目立つ。
花は漏斗状で先端は5裂する。雄しべは3個。花の下部には大きなまるい子房がある。
写真では白く見えるが間違っているのか? 遠くの為に確認できず。

オランダガラシ(和蘭芥子)   別名:クレソン
アブラナ科オランダガラシ属、多年草、ユーラシア大陸原産、花期:4月~8月、
流水中や水湿地に群生する。葉は奇数羽状に分裂して互生、白色の十字状花を密に開く。
花弁は白色、楕円状へら形、長さ4〜6mm。
長角果は円柱状、扁平で、先はとがり、長さ1〜2cm、幅1.5〜2mm。
これも、水のある土手下でしたので、最初はノヂシャと見違いしていました。

ルバーブを栽培している人に伺ったら10年前位からこの場所にあったようです。
散歩コースから少し入った畑でしたので見逃していたようです。
以前にも、コガネタヌキマメ、シカクマメ、オカワカメ、(20/9/22)
そしてエアーポテト(宇宙イモ)なども投稿していますが、ルバーブもこの手の
仲間入りで貴重な経験でした。
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国営昭和記念公園-日本庭園のボタン、シャクナゲ、ツツジ、他。

2023-04-22 | 花の写真
前回は、チューリップ畑が中心でしたので、今回は日本庭園内から見たものの
投稿です。

日本庭園は、首都圏で戦後最大規模となる約6haの日本庭園が、昭和記念公園の一角に平成9年4月に誕生しました。 
江戸時代に発展した「池泉回遊式庭園」と呼ばれる様式です。
池の周辺をめぐっていくとともに刻々と変わる景観を楽しむことになります。
西側の岸には「歓楓亭」その南側には「清池軒」と、庭のたたずまいに対応した建築が配置されています。
「歓楓亭」は銅板葺き木造平屋建ての数寄屋建築で、中では本格的な茶会がお楽しみいただけます。
花の写真が目的ですので、建物は全てパスしました。

日本庭園入口はボタンが出迎えてくれました。


散策路のシャクナゲ


清池軒付近のツツジ



イチハツ(一初)  アヤメ科アヤメ属 花期:4月~5月
アヤメ類の中では比較的早く、最初に咲くという意味からイチハツ(一初)と呼ばれるようになったと言われています。 
外花被片にはトサカ状の突起物が付いており、これがイチハツの大きな特徴です。

クマガイソウ  ラン科アツモリソウ属  エビネ(ジエビネ)ラン科エビネ属
その他にもチゴユリ、フタリシズカ、ナルコユリ等も見ましたが省略します。

どちらも今年の初見、初撮影のものです。
カイツブリ(鳰)  カイツブリ科カイツブリ属

シオカラトンボ♂ トンボ科シオカラトンボ属

昭和記念公園は時間をかけて回れば色々な植物を撮ることが出来ますが、
所詮手抜き訪れで、2時間余りで戻って来ましたのでこの程度です。

最後に、家の周りでも見られなくなり撮る機会がないと思いますので、
写真の出来は、背景など整理して写せよかったのに、全く悪いですが
これも記録ですのでキンサン、ギンサンを載せておきます。

キンラン  ラン科キンラン属 多年草 花期:4月~6月

ギンラン  ラン科キンラン属 多年草 花期:5月~6月

前回と今回併せて約2時間余りの散策でした。
又この公園は、別の花の時期に合わせて出掛けてみたいです。
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国営昭和記念公園のチューリップ花畑、ネモフィラ、ナノハナの花畑。

2023-04-21 | 花の写真
4/26にチュリップの見頃を見逃しそうなので、急遽、出掛けてみました。
国営昭和記念公園には、車で1時間弱で行ける距離なので、昔から何度か行きましたが、
チューリップの今頃は初めての気がしています。
チューリップの見ごろの時期は、2023年3月下旬~4月下旬を予定とか。
その種類は200品種以上で、数は約25万球です。  
チューリップの群生が見られるのは渓流広場周辺です。
チューリップの見ごろの時期は、チューリップに限らず、さまざまな花が見られる時期ですが、
公園内は広大なスペースです、しかし今回は、渓流広場周辺と日本庭園にしぼり散策しました。

チューリップ畑  渓流広場周辺







 



それぞれのチューリップには下写真のように名札があったと思われますが、
←フレンジ咲きのマリアージュ

名も覚えられないし今後も使うことがないと思い割愛し、雰囲気だけを楽しみました。
一重咲きは、よく見ますが、他にユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き等があります。

ネモフィラの花畑 丘一面を青く染めていて、幻想的な景色が広がっていました。
   

ナノハナの原っぱ南花畑
ナノハナ花畑に入るとなんとも言えない独特の匂いがします。直ぐに退散しました。
このにおいの原因は、アブラナ科の食物には辛味や香り成分として含まれている、
『イソチオシオネート』というものになります。 

ちなみに、私たちからすれば、不快なにおいですが、
植物からすると、このにおいが虫に食べられないようにする防御策なのだとか。

今回のチューリップを見て思いだすのは、
大昔に、初めての海外旅行でオランダのキューケンホフ公園でのチューリップです。
木々の周りや池の周りにチューリップの色とりどりの花が咲き誇っていて感動しました。
その後、富山のチューリップ祭りや新潟遊園のチューリップなど行きました。

年取るとその感動が薄くなるということは、実際は科学的に証明されていますが、
この感情老化を少しでも遅らせるのは、新しい事に挑戦したり、自分の興味を追及
することで、感動を得ることができるようになることです。

今回の投稿はチューリップで多くなりましたので、次回は日本庭園周りの投稿を予定しています。
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スイセンの仲間、房咲きスイセン、喇叭スイセン、大杯スイセン、他。

2023-03-19 | 花の写真
水仙は、早春の花の印象ですが、今でも歩いているとあちこちで見掛けます。

スイセン(水仙)は、ヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス )属の多年草です。
その原種および花形、花色、草姿などから12系統に分類されています。
なかでも、代表的な種類に、ラッパズイセン、八重咲きスイセン、房咲きスイセン、
口紅スイセンなどがあります。
詳細名はよく理解してないので大雑把に分けておきました。
種類によって開花時期はやや差がありますが、だいたいの開花時期は12月から4月です。
 
房咲きスイセン群  高さは20~40cm
花茎を伸ばして、茎頂に房状に花を咲かせます。副花冠は小さな杯状です。
こちらも八重ではあるが、房咲きスイセンになるのかな?

ラッパ(喇叭)スイセン
花は黄色または白色で、副花冠が長い筒状をし、濃黄色。ヨーロッパの原産。



大杯スイセン群  高さは30~50cm
1茎1花、副花冠の長さが花弁の3分の1以上で花弁の長さを超えないことになっています。

大杯スイセンと喇叭スイセンは写真ではあまりハッキリと分かりませんね。

小杯スイセン群  高さは15~30cm 
1茎1花で、副花冠の長さが花弁の3分の1未満ということになっています。
カップ咲きスイセンとして、馴染み深い日本水仙もこのカップ咲きのひとつなので 
小杯スイセンにしているようです。
 

八重咲きスイセン群    高さは30~45cm
1個の花茎に1花以上が咲くこと、花披片と副花冠のいずれかが、
あるいは両者が八重咲きになる品種をいいます。

ミニ水仙’ティタテイト’ (キクラミネウス交配種)

ナルキッスス・バルボコモディウム(ペチコートスイセン)  別名:原種スイセン


 こちらは、スズランスイセン(鈴蘭水仙)(スノーフレーク)の名がありますが、
ヒガンバナ科スノーフレーク属ですので、仲間ではありません。

まだまだイトスイセン、クチベニスイセンなど載せておきたかったのですが、
今年の今のところ手持ちにありませんでした。
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