花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散策途中の花達 風前の灯火?のカタクリ、クロッカス、他。

2023-03-17 | 花の写真
いつもの散歩途中に、この時期になると楽しみにしていた場所があります。
そこは、土手のヤブに混じりながらでも顔を見せて咲くカタクリでした。

カタクリ(片栗)   別名:カタカゴ
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:4月
花は茎先に1輪咲き、花弁のつけ根にはW字形の模様があります。
花は夜や、気温の低い日には閉じて開きません。
葉は開花株では2枚、まだ花が咲かない株では1枚つきます。
山野では群生 しますが、普通の道端(1車線の車道)の土手で、笹薮を切り倒した所に咲いていました。
今年も幾つかは、歩いている歩道から咲いているのは確認できましたが、
なんと、土手をシャベルカーが入って整備?されているではないですか!
どうなるのか分かりませんが、このままでは多分今迄の様に見られなくなるかと思います。
又、一つお気に入りの場所がなくなりそうです。

クロッカス     別名:ハナサフラン
アヤメ科クロッカス(サフラン)属、多年草、花期:春咲き 2月~4月、秋咲き 10月~11月、
小形の球根の草花で手軽に植えられている。原種は80種ほどあり、園芸品種も多数育成されている。

シクラメン・コウム
サクラソウ科シクラメン属、多年草、イラン、トルコ等原産、花期:1月~3月
原種シクラメンの中では、花は少し小さめで、花びらが丸みを帯びた形をしています。
花色は白~濃いピンク、紫まであり、意外と幅が広い上に、
葉も多様で、模様やシルバーリーフの色々な組み合わせがあるようです。
草藪と思われるところに、あちらこちに固まって咲いていました。
この場所も毎年楽しみにしている場所です。この土手は守られています。

フキ(フキノトウ)
キク科フキ属、多年草、花期:3月~5月、
フキの若い花茎がフキノトウで、葉柄を食べるので誰にでも知られた植物です。
早春に、葉に先立って花茎を地上に表し散房状に花を付ける。雌雄異株で、
雄株の花は黄白色、  雌株の花は白色です。
雄株雄花のようです。

ツクシ(土筆)スギナ(杉菜)  トクサ科トクサ属
強害雑草であるスギナとつくしは同じ植物です。
 別名「地獄草」(地獄まで伸びると思えるほど根が深くて駆除しにくいことから)と
呼ばれるほど厄介な雑草であるスギナ。
ツクシはスギナと同じ地下茎から出てきますが、
ツクシとスギナは時期をずらして、ツクシのほうが先に出てきます。  
ツクシはスギナの「胞子茎」で、早春になるとぐんぐん伸び、10~15cmほどに成長します。
ツクシの頭、つまり“筆の先”にあたる部分には、緑色の胞子がたくさんつまっていて、
気温が上がってくるといっせいに胞子が飛び出していきます。
和名スギナの由来は、地上部がスギ(杉)を連想させ、春のツクシが食用されることから、「杉の菜」の意から名づけられた。
ツクシは、スギナにくっついて出てくることから「付く子」、袴の部分で継いでいるように見えることから。

リュウキンカ?   ヒメリュウキンカ(*3/18訂正)
ヒメリュウキンカは庭のあちこちに咲いていますが、
この花株の花茎は立ち上がり枝分かれしていますので、リュウキンカ?と思ったが、
リュウキンカは、沼地や湿地に生えるとあり、この花は日当たりの悪そうな場所だが、
湿地とは言えず、又咲く時期も今頃では辻褄があっていないようですね。
似た花にエゾリュウキンカなるものもあるようですが断定出来ていません。
*草丈が25cmになるものもあるようなので、ヒメリュウキンカとしました。
Shuさんコメントありがとうございました。

スミレを始め山野草も次から次へと咲いてきますねまた嬉しい時期になります。
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東大本郷キャンパスの草木、病院前のハクモクレン。

2023-03-08 | 花の写真
昨日は、東大病院に通院の日でした。
病院は受付、検査、会計などとどこも並び、どうしてこんなにと病人の多さを実感しました。
診察は、普通はお変わりありませんか?と最初に聞かれるのが、どうかしましたか?と、
実は、事前の血液検査から数値が悪くなっていたようでした。
風邪をひいて体調が悪かったことを話したら、点滴治療を2週間遅らしますか?と、、
片道2時間半かけて折角きたので、いや今日やってから帰りますからとお願いした。
さすがに検査の数値はごまかせないと自覚した次第です。

薬局も終了後、病院前にハクモクレンが咲いていました。
そこで、普段はバスに乗りJR御茶ノ水駅経由で帰宅するのですが、気温が20℃と陽気もよいので、
本郷キャンパスの病院から散策しながら、「懐徳門」を出て地下鉄大江戸線経由の変更した。
コロナ禍でキャンパス内の通行禁止でしたのでが、構内歩いたのは何年ぶりかのことでした。

ハクモクレン(白木蓮)    別名:ハクレン、ハクレンゲ
モクレン科モクレン属、落葉高木、中国原産、花期:3月~4月


プラタナス(アメリカスズカケノキ)の実
 
最初は同じ木と思っていましたが、こちらはスズカケノキのようです。

一般にスズカケノキと呼んでいるのは、モミジバスズカケノキであることが多い。
葉の切れ込みが大きい順に、スズカケノキ>モミジバスズカケノキ>アメリカスズカケノキとなる。
見分け方は、葉の半分以上まで切れ込みが入る。また、実のなる数が、
アメリカスズカケノキは1個ずつ、モミジバスズカケノキは2~4個、スズカケノキは3~7個がまとまってできる。

サンシュユ(山茱萸 )  別名:ハルコガネバナ、アキサンゴ
ミズキ科ミズキ属、落葉小高木、中国、朝鮮半島原産、花期:3月~4月
葉が開くより先に開花し、花は黄色い小花が30個ほど集まり、
直径2~3cmほどの小さな花房をつくって開花。

キブシ(木五倍子)   別名:キフジ
キブシ科キブシ属、落葉低木、花期:3月~4月、雌雄異株
葉に先立ち、昨年の枝の葉腋から、穂状花序を下垂させて、淡黄色の花を多数付ける。

緑のバラ
以前にこのバラを見つけて投稿したのが19/6/15花参照.
緑花のバラはコウシンバラの突然変異体である。
コウシンバラは園芸的に広く栽培されているハイブリッド・ティー系のバラの祖先となった原種の一つ。
今は花の時期ではないので緑とは程遠い状態でしたが、
名札抜粋によると、花期は5月頃ですが四季咲きのようです。 

クワズイモ  別名:アロカシア(学名のカナ読み)
サトイモ科クワズイモ(アロカシア)属 観葉植物 花期:6月~8月
一般的にアロカシア属は葉を観賞することが多いですが、
クワズイモは葉よりも地上部で膨らむ根茎が魅力的な観葉植物です。
最初は何だかよく分かりませんでしたが調べたらこれかもと思いました。

フラサバソウ
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、花期:3月~5月、
名の由来は、日本で本種を確認した、植物学者のフランシェとサバチエフに由来します。
ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)の仲間ですが、花径が小さく3~4mm、毛が多い。
皆さんにとっては珍しくもなんともない花のようですが、家の周りでは、
殆ど見かけたことがありません。沢山さいていたので歩いて良かったと感激です。

もちろんコゴメホシノヒトミ(コゴメイヌノフグリ)も沢山ありました。

僅かな遠回りでしたが気持ちよく歩けました、家に帰りぐったりとしてしました。
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3月6日啓蟄、虫も花も春を感じ始めています。

2023-03-06 | 花の写真
2023年の3月6日は二十四節気の啓蟄にあたります。
啓蟄とは、地中で冬ごもりいていた虫が姿を見せるとされる日です。
やはり春の気配は虫ばかりでなく、庭の花も少しずつ蕾から芽吹いてきました。

最初は、昆虫と言っても池の水中から見付けたのはこれです。
私のブログを見て下さる人にはあまり見かけないと思いますが、ヤゴです。
実は今頃ヤゴがいるものかも分かっていませんでした。

ヤゴ(水蠆) とは、トンボの幼虫です。
トンボと言っても多くに種類がいますので、私には判断が難しです、基本的なことを調べてみました。
基本は3種類で、細部まで見て見分けるようです。詳細は省略。
トンボ型:シオカラトンボ、ショウジョウトンボ等
ヤンマ型:オニヤンマ、ギンヤンマ等
イトトンボ型:キイトトンボ、クロイトトンボ等

一般的なトンボは、8月~11月に見掛けることが多く、成虫として生きているのは約3カ月です。
それではヤゴの期間は、短いもので2カ月程で、長いもので5年以上のものもいるようです。
平均すると1年~3年です。
成虫で越冬するトンボもいるようですが、幼虫で越冬するものもいました。

大きさは、孵化直後から羽化直前まで脱皮を繰り返して大きくなりますので、
1cmちょっとと言っても参考になりませんが、
オニヤンマの場合1令幼虫1.7mm~羽化直前15令幼虫50mm
アキアカネの場合1令幼虫1mm前後~羽化直前8令幼虫18mm前後んなど、

イトトンボ型は形が細いし、ヤンマ型はもう少し大きく、トンボ型も色々あるが、
我が家の池にいたことを考えたら、
シオカラトンボの翅が生える前段階の可能性が高いと思います。

前ふりの話が長くなり過ぎました。庭で見つけた花達です。
ホトケノザ(仏の座) シソ科オドリコソウ属 花期:3月~6月、

ヒゴスミレ (肥後菫)   スミレ科スミレ属 花期:3月~5月

ナズナ(薺) 別名:ペンペングサ ▼ミチタネツケバナ(道種漬花 )雄しべ4本

コゴメホシノヒトミ (小米星の瞳)   ▼ホシノヒトミ(星の瞳) 

ハナニラ(花韮)         ▼エロディウム(流通名ヒメフウロ)

ヒメリュウキンカ(姫立金花)    ▼ユキワリソウ(雪割草) 

ミニスイセン’テイタテイト’
近所の花木も咲き始めて来てますね。
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綿毛を飛ばす草花、ブルースター、ツワブキ、コウヤボウキ、他。

2023-02-13 | 花の写真
綿毛を飛ばす草花として一番よく知られているのはタンポポだと思いますが、
タンポポの仲間以外にも結構あります。

庭のブルースターに大きなさやがついて、最近になりさやが開いて中から
白い綿毛が出てきました。

ブルースター(オキシペタラム)
キョウチクトウ科 トゥイーディア属 、多年草、ブラジル原産、花期:5月~10月、
き始めの花色は紫がかった薄青色で、次第に青みが強まり、咲き終わりはピンク色を帯びます。
開花盛期は青い5枚の花弁が星のように見えます。
花に似合わず大きな実が幾つかつきました。
その緑色の実が、長いことついていましたが、最近さやが弾けて綿毛が見えるようになった。
分かり難い写真ですが、さや元付近に種がぎっしりと詰まっており、
さやの長さ約12cm         種の大きさ約5mm 綿毛の長さ5cm
実と種の違い
「子房(しぼう)」がふくらんで大きくなったものが実、
「子房」の中の「胚珠(はいしゅ)」が熟したものが種子です。
*子房は花の雌しべの付け根部分です。

ツワブキ(石蕗 )   別名:イシブキ
キク科ツワブキ属、多年草、花期:10月~12月、
花は株の中心から出て、先端に10~30輪ほどのキクに似た、花径3cm前後の黄色い花を咲かせます。

センニンソウ (仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属、つる性半低木(木質の多年草)、花期:7月~8月、

コウヤボウキ(高野箒)
キク科コウヤボウキ属、落葉小低木、花期:9月~10月、
枝は細く、灰褐色でいちじるしく枝分かれする。
1年生枝に卵形の葉を互生し、枝先に白色の頭花を付ける。筒状花が10数個集まったもの 。

セイタカアワダチソウ  キク科アキノキリンソウ属、
花が泡立ってと言うより白い毛が固まって泡立っているように見えるからで、
それが名の由来。
 

ノボロギク(野襤褸菊 )   キク科ノボロギク属、
花後につける綿毛がボサボサにつくため、その様子をボロ布という意味をもつ
「襤褸(ボロ)」に例えた名前。
ボロとは少し可哀想な名前になりましたね。


花については、参考までに過去投稿分にて省略しました。
*ブルースター 20/06/04     *ツワブキ  21/10/13
*センニンソウ 22/8/25    *コウヤボウキ 20/11/16

綿毛の草花は以前にも投稿してますので、まだまだ色々ありますがこの辺で閉めます。
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冬の風物詩、冬空もとに最後まで頑張っている。

2023-01-21 | 花の写真
昨日1月20日が、二十四節気の大寒にあたり1年中で一番寒い時期となっていますが、
それでも2月4日の立春に向けて、梅の花も咲き始め春の兆しが感じられるような時期です。
近くを歩いていても、まだまだ植物は最後まで頑張って終えようとしているように見えます。

ススキ穂もすっかり飛んだ後です、    セイタカアワダチソウの綿毛も最後です。
 

コセンダングサ 引っ付き棘のみ    メリケンカルカヤの綿毛も殆どなし
 

ヒメジョオン も末期         タケニグサ 実は魚のようなユニークな形。 
 

フヨウの実は開裂し多数の種子は散布後  クズ 生い茂った場所の葉は落ちがらがら
 

キササゲ 鞘の中には綿毛つきの種子   ニセアカシア 落葉後も長期間ぶら下がる。
 

タニウツギ 川沿いに沢山ある。
 

キリ 実の殻のみが残っている?     センダン 鳥も食べきれない数ですね。
 

大雑把に並べてみました。
私には、いずれも冬空にかっこよく見えていました、我も最後までこうありたいと。
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庭の花(1月)冬の朝にしか撮れないものも、マンゲツロウバイ 他。

2023-01-18 | 花の写真
今日は昨日より気温も上がりましたが、昨日までの朝の気温は氷点下になる程の
寒さでした。これで寒がっていては北国の人には申し訳ないですが、
庭に花が無い時ですが、ある花も霜に覆われていました。

マンゲツロウバイ(満月蠟梅)
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、花期:1月~2月
花の中心に紫褐色の輪が入るため「満月」の名が付けられました。


冬咲きクレマチス「アンスンエンシス」
長いこと蕾のままでしたが、やっと咲き始めたと思ったらこの寒さで水滴が氷になった。

鉢物も皆霜よけをしてないので、
ビオラ               ▼ウンナンサクラソウ?プリムラシネンシスかも

マンリョウ(万両)と ナンテン(南天)
果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する縁起植物として親しまれています。
ブルーベリーの葉と水滴も氷玉になって木のあちこちについている。


ベランダの下なので余りダメージがないようですが、花が少しうなだれています。
ニホンズイセン(日本水仙)
ヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:12月~2月、
日本で親しまれてきた房咲きスイセン。
全く影響なく咲いていてくれるのはリナリアだけですね。


花はないが、それぞれの葉の縁に霜が残り葉がハッキリと主張しています。
クリスマスローズの
ツツジの葉、            ▼サツキの葉
ヘピリカム・ヒドコートの葉
コセンダングサの実         ▼エノコログサにも水玉が
▼ササの葉もメリハリが効いてキレイに見えます。

コケの胞子体

土の所には霜柱が踏みつけるとサクサクと音を立てる。

勿論日中には全て普通の状態になります。
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我が家の花をモチーフしたインテリア家具雑貨。

2023-01-09 | 花の写真
今の時期、外を散歩していても、なかなか花や植物、昆虫類はお休みで
写すことが出来ず、ただ黙々と健康の為と思い歩くだけです。
元日にうさちゃんのオブジェ雑貨を投稿したのを思い出し、
そこで、家の中にどんなものがあるのかあたりを見回してみました。
雑多な中に犬関係は多いですが、花をモチーフにしたものも結構ありました。
今回は花関連のものを並べてみました。

食器戸棚、タンス
 日光彫りタンス

額類


物入れ、台等


 

ハンガー
 

テーブルクロス、椅子カバー

小間物から
 

その他


屋内から


雑多なガラクタも並べてみましたが、手当たり次第に撮りましたので埃かぶりや
曲がって撮れてしまったものもありますが、
これも一時の記録と思って載せておきました。カーテン類は割愛しました。
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初冬の赤い実達、ヒヨドリジョウゴ、チェッカベリー、サンシュユ、他。

2022-12-24 | 花の写真
ここに来て日本海側を中心に大雪警報が出て、各地で大きな被害がでているようですね。
こちら八王子では、気温は低いものの陽がさす天候でした。
花も近くにはとんとありませんので、12月に見つけた赤い実を幾つか載せてみました。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
ナス科ナス属、つる性多年草、花期:8月~9月、
花は白色で直径1cmほど、集散花序に多数付きます。
名の由来は、赤い実をヒヨドリが好んで食べることから、
真っ赤に色づく小さな実は、冬枯れの野に美しく映え、人々の目を引きます。

キダチトウガラシ(木立唐辛子)  別名:シマトウガラシ 
ナス科トウガラシ属 中南米原産  花期:7月~11月
キダチトウガラシの果実は小さく(大きくても5cm強),萼と果実が離れやすく,
熟した果実の色は赤色であることが多い。
沖縄では島唐辛子の名で特産品として栽培される.また,タバスコの原料として知られる。

チェッカベリー    和名:オオミコウジ、ヒメコウジ
ツツジ科シラタマノキ属 常緑低木 北米原産  花期:6月~7月
草丈が低くこんもりと密に茂り、実も大きいので寄せ植えの材料として使いやすい。
寒さに強く、冬の間、赤い実が観賞できます。

マンリョウ(万両)
サクラソウ(ヤブコウジ)科ヤブコウジ属、常緑小低木、熟果期:11月~3月、
果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する、ナンテンやセンリョウと共に瑞祥の木。

サンシュユ(山茱萸 )  別名:ハルコガネバナ、アキサンゴ
ミズキ科ミズキ属、落葉小高木、中国、朝鮮半島原産、花期:3月~4月
鮮やかな黄金色で春を告げる庭木、サンシュユ。秋には赤い実と紅葉が美しく、庭木として人気があります。
赤い実は、生薬などに利用され薬用植物としても有名です。
サンシュユは、「山のグミ」を意味する中国名、「山茱萸」を音読みした名前です 。
秋にグミに似た赤い実がなります。この赤く熟した実がサンゴに似ていることから、
サンシュユは「アキサンゴ」とも呼ばれます。  
これもサンシュユの実か?

マユミ(真弓)
ニシキギ科ニシキギ属、落葉低木、花期:5月~6月、果実:10月~11月、庭園樹、盆栽に、 
マユミの開花時期は5~6月ごろですが、花よりも実のほうが注目されることが多いようです。 
赤みがかったオレンジ色の実がたくさん実っている姿はかわいらしく、
実がはぜてからも形の変化を楽しむことができます。
生け花や盆栽として鑑賞されることも多いようです
秋(10~11月)になるとサイコロステーキのような四角い薄紅色の実が鈴なりになり、熟すと自然に四つに裂けて中から暗い紅色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す。これを目当てにメジロ、オオアカゲラ、コガラ、コゲラなどの野鳥が集まるが、種子には毒性がある。

今年も残り少ない日数になりました、終活と合わせて私も今年を振り返ってみることにします。
クリスマス寒波まだまだ続きそうです、お体には気を付けてお過ごしください。
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庭の花(12月) 春を待つストック、マーガレット、葉ボタン他。

2022-12-19 | 花の写真
大分朝夕が寒くなったので、花の管理にも気を付けないと多年草とは言えない
状況のものもありますので、大変ですね。ビオラやハボタンは楽で良いです。

ストック
アブラナ科アラセイトウ属、1年草、南ヨーロッパ原産、花期:10月~3月、
秋もしくは春先の切り花や花壇の草花として栽培されている。花色は色々ある。
八重咲きと一重咲きです。


マーガレット     和名:モクシュンギク(木春菊)
キク科モクシュンギク(アルギランセマム)属、多年草、カナリア諸島原産、花期:11月~5月
一重の白い花を咲かせるマーガレットが有名ですが、園芸品種も多く出回っており、
一重から八重咲まで咲き方や花色ともに豊富です。
いまは白の一重咲きしかないです。

ハボタン(葉牡丹)
アブラナ科アブラナ属、多年草、別名:ハナキャベツ
最近はブラック系も出回っています、葉の形も丸葉系、ちりめんの葉型から
フレンジ・ケール系も 出回り、大きなサイズから小さいサイズまで多彩になっています
キャベツやブロッコリーの仲間で、日本で改良された園芸品種です。
春には菜の花によく似た花を咲かせます 。 
マルバ系は他にもたくさんありますが、サンゴ系とちりめん系に近いもの追加です。
マルバ系
サンゴ系               ちりめん系


リナリア      和名:ヒメキンギョソウ
オオバコ(ゴマノハグサ)科ウンラン(リナリア)属、1年草、花期:3月~7月
リナリア フェアリーリップ キンギョのような形をした可憐な花を咲かせる。
花後切り戻せば再び新芽が開花し、長期間花を楽しめる。
市販の1年草は、12月でも咲いているようです。

センニチコボウ(千日小坊、アルテルナンテラ・ポリゲンス、千紅花火) 
ヒユ科ツルノゲイトウ(アルテルナンテラ)属、宿根草、南米原産、花期:10月~11月、
爪よりも小さなワインレッドの花が伸びた枝先に咲きます。
短日植物で、日が短くなると花をさかせ、秋~晩秋まで楽しめます。


ナルキッスス・カンタブリクス
ヒガンバナ科スイセン属 多年草 北アフリカ原産 花期:12月~3月
10-30cmの円柱状の葉を根生し、中心から花茎をだし、3cm程の筒状の副花冠が
よく発達した白色の漏斗形の花を1個つける。
草むらに1個の花がさいていました。 


プリムラマラコイデス    別名:ケショウザクラ、オトメザクラ
サクラソウ科サクラソウ属、多年草(1年草扱い)中国原産、花期:1月~4月、
花色が豊富でたくさんの花が咲くことから、花壇や寄せ植えに、とても人気のある草花です。

ユーフォルビア ダイアモンドフロスト 
トウダイグサ科ニシキソウ属 低木 メキシコ原産 花期:4月~11月小花を次々と咲かせます。
花に見える部分は苞(ほう)と呼ばれる花のすぐ下の葉で、本当の花は目立ちません。
低木でありながら寒さに弱いので一年草扱いされていることが多いです 。
草の陰でまだしつこく残っていましt。


エリカクリスマスパレード
ツツジ科エリカ属 常緑性低木 南アフリカ原産 花期:11月~4月
花色はピンク、オレンジ、白等。鉢物として流通してるが、寒さに冬場は室内管理です。


ヘミジギア・マーブルキャンデー
シソ科ヘミジギア属 多年草 南アフリカ原産 花期:5月~7月、10月~11月
ピンク色の花が咲き、斑入りの非常に鮮やかな葉っぱでカラーリーフとしても綺麗。


ベロニカグレース
ゴマノハグサ科クワガタソウ属、多年草、花期:5月~10月、
花は秋と初夏と2度咲き楽しめる、低温時には葉が濃いチョコレート色になる。
以前のものはダメにしたので2代目です。
陽が当たり暖かさを感じる時にはヒラタアブなどもきていました。

一部この寒さでうっかりして霜の寒さで葉がやられたものもありましたので、慌てて防寒対策するようです。
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朝夕の寒さを感じる頃咲く皇帝ダリア、およびダリア、スイセン、タカサゴユリ。

2022-12-14 | 花の写真
近所を歩いていても目につくのは草丈の高い皇帝ダリアです。
丈の高い花も色々ありますが、さすが5m程まで伸びるとはまさに花の王様です。

コウテイダリア(皇帝ダリア)  別名:ツリーダリア(英名)、木立ダリア
キク科テンジクボタン(ダリア)属、多年草、メキシコ、中南米原産、花期:11月~12月上旬、
茎が気質化し、高さ3~5m以上にも成長するダリアです。
の色はピンクが一番多いですが、紫や白もあり、径20~30㎝もの頭状花を数輪から数十輪咲かせます。
八重もありますが、基本種では舌状花8個でピンク色の花を、次々と咲かせます。
 
皇帝ダリアは、「短日植物」です。日照時間が短くなると花芽を付け開花する花です。
街頭等も明かるいと花が咲かなくなるので要注意です。

ダリアも種類の多い花ですが、さすがに今頃は皇帝ダリアに比べると見劣りします。

ダリア      和名:テンジクボタン(天竺牡丹)
キク科テンジクボタン(ダリア)属、多年草、花期:6月~11月(9月~10月が多い)
大輪種から、優雅な中輪種や可憐な小輪種、シンプルな一重咲きや変化咲きなど品種が非常に多い球根植物です。
 

水仙の一株に花が咲いていました、今シーズンの初見です。
ニホンズイセン(日本水仙) 
別名:日本寒水仙、寒咲き日本スイセン、スイセン(水仙)、フサザキスイセン(房咲き水仙)、雪中花  等。
ヒガンバナ科・スイセン属 耐寒性多年草(球根植物)花期:12月~2月
古くから日本で親しまれてきたフサザキスイセンですが、原産地は地中海沿岸で、
古くに中国を経由して、渡来し、日本で野生化したのでニホンズイセンと呼ぶようになった。
水仙は、全草に有毒成分が含まれています。

スイセンも種類が多くありますので、又、シーズンになりましたら投稿予定で、今回は顔見せのみです。
*ニホンズイセンかニホンスイセンにするのか迷したが、どちらも使われていて
判断し難いです。ズイセンの方が多く使われ、自分も今迄ズイセンとしていた。

もう一つの花はホントに今頃咲いているのは初めて見ました。
迷い咲き、返り咲きでしょうか。

タカサゴユリ(高砂百合)  別名:タイワンユリ、ホソバテッポウユリ
ユリ科ユリ属、耐寒性多年草 台湾原産 花期:7月~9月
長さが15~20cmのラッパ状で、外側に薄紫からピンク色のすじが特徴。
花の直径は5~15cmと大きく、ユリのなかでも大型です。
名の由来は、台湾を意味する古称である高砂国に由来する。  
さすがに茎や葉は赤みを帯びていましたが、咲いている場所が工事現場付近のど根性ユリでした。

今夜はふたご座流星群を見たいと外に出て少し見てみたいと思い少し手抜きでこの辺でお終いです。
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