秋に入ると夏とは変わって野草の花の色が地味になってきたような気がしますが、どうでしょうか?
☆ ツルニンジン(蔓人参)
▲キキョウ科ツルニンジン属、つる性多年草、
根は長くチョウセンニンジンに似て、鎮咳、去痰,強壮薬等に利用される。
花冠は釣鐘形で外側は淡い緑色に、内側は紫褐色の斑点がある、これを老人のソバカスに見立てて”ジイソブ”と呼ばれている。
花は似ていてツルニンジンより小花の”バアソブ”(ヒメツルニンジン)もあるようです。この花写真も小ぶりで花の付きもすくないのでそうかなとも思ったが、花冠の外側が紫色でないので、ツルニンジンとした。
☆ ツリガネニンジン(釣鐘人参)
、
▲キキョウ科ツリガネニンジン属、多年草、
山野に見られ、殆ど分枝しない。名は花は釣鐘状で、大きな根をチョセンニンジンに例えた言う。
雌しべは花から少し突き出しその先端は3つに分かれている。
☆ (ヤマ)ウド (山独活)
▲ウコギ科タラノキ属、多年草、
ウドは香りが強く、山菜や野菜として好まれている。山ウドは先端を天ぷら等に、秋には花を天ぷらにする所もある。
8月~9月に茎の上部に球状の散形花序を多数付ける、花弁は5枚、上部は両性花,下部に雄花を付ける。
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