よく散策していると、皆さんも目にしたことがあると思われるが、
樹木に琥珀色した樹液の塊を目にしました。
クワガタやカブトムシが樹液を求めて集まるのは知っていましたが、
1.これは、何でしょうか?
これは、樹脂が固まったものです。琥珀色しています。
樹脂は木に傷つけば出てきますが、何故傷ついたのでしょうか?
クヌギの樹液はシロスジカミキリが産卵の為に傷つけた所から出る。
又、ボクトウガの幼虫が穴を開けて、(自分の食用の為)他の虫を集める。
等と、人間や自然(落雷等)に傷つけることよりも虫達が穴を開ける方が多い。
上記写真の原因はコスカシバの幼虫が住み付き、幼虫の虫糞と樹脂により
琥珀色になっていくようです。
宝石にある琥珀とは、数千万年~数億年前の樹脂が土砂等に埋もれて化石化
したもので、「樹脂の化石」と言われてるが、宝石が植物に属するものからは
極めて珍しい、但しどんな樹脂でも琥珀になるわけではない。
2.これは、何でしょうか?
撮影したのは4月末でしたが、ずっと分からなくて、ほったらかしていた。
最近調べてみよう思い立ちました。
きくらげ?それともキノコ類?など調べましたが納得出来ず、
原点に戻り、木から調べてヌルデであることが分かりました。
その結果は、ヌルデハベニサンゴフシ(ヤマノハナフシアブラムシにより形成)
と言うヌルデに付く虫瘤の残骸が黒くなったものと言うのが近そうです。
ヌルデの虫瘤は既に投稿済ですが、虫こぶがほかにもあったとは知りませんでした。
葉との関係はやや不明ですのでヌルデミミフシの方かも、又、新しくできるのか注目します。
3.これは、何でしょうか?
白い綿くずと思ったゆっくりと動きました。
どうやらアオバハゴロモの幼虫のようでした。
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