花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察、チョウ目編-2、アゲハチョウ科、セセリチョウ科、マドガ科、シャクガ科、他

2020-09-07 | 昆虫
猛暑が続き散歩に出掛けられない日が続いていました、
昨日、今日は雨が時々ひどく振りますのでこれまた巣籠もり状態です。
前回の続きとしてチョウ目から選んでみました。
蛾の方が多くなりますが、例によって名前の特定が難しいです。
お気づきの点がありましたら教えて下さい。

モンキアゲハ
アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科、(前翅長)50-75mm、4-10月、
真っ黒で、後翅の白い紋が目立つ、大きなアゲハチョウ。
 

クロアゲハ
アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科、(前翅長)45-70mm、4-9月、
やや暗い場所をフワフワゆったりと飛ぶ。街なかから山地まで、黒いアゲハの中では一番普通に見られる。
クロアゲハの幼虫
モンキアゲハの幼虫に似ていますが「背中のV型の模様が繋がっているとクロアゲハで
離れているとモンキアゲハ」 との事です。


▼カラスアゲハ(アゲハチョウ科)? 又はアゲハモドキ(アゲハモドキガ科)
既に息絶えていたと思った。
触角だけ見ると蛾のようですね、ガとするとジャコウアゲハに擬態したもの?
 

イチモンジチョウ
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科、(前翅長)24-36mm、5-10月、
黒地に鮮やかな一文字模様を持つタテハチョウの仲間。アサマイチモンジによく似るが、
本種の方が全体に活発な雰囲気を持つ。(前翅の白紋の現れ方をよく見ると確実に見分けられる)

ダイミョウセセリ
セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科、 (前翅長)15-21mm、4-10月、
黒地に白帯のあるセセリチョウ。翅を完全に開いてとまることが多い。
地方によって翅のもように違いがあり、東京付近には白帯がはっきりしない「関東型」が、
大阪付近には白帯が明瞭な「関西型」が多い。

キマダラセセリ
セセリチョウ科セセリチョウ亜科、(前翅長)13-17mm、6-9月、
茶褐色と黄色の粗いまだら模様のセセリチョウ。

キンモンガ
アゲハモドキガ科  (前翅長)50-75mm、4-10月、
黒地に薄黄色の紋が目立つガ。紋が白っぽい個体もいる。
昼間に活動し、翅を広げてとまっていることが多い。各地に普通に分布する。

マドガ
マドガ科  (開帳)14-17mm、 4-9月
黒地に白紋のある小さなガ。
昼間に活動し、活発に飛び回って、いろいろな花で吸蜜する。4月から9月頃まで見られる。


カノコガ  ヒトリガ科       ▼エダシャク  シャクガ科

ウラベニエダシャク シャクガ科   ▼シャクガの仲間?

ホシオビコケガ ヒトリガ科     ▼ヤマガタアツバ  ヤガ科
▼シロドクガ?            ▼ウスキツバメエダシャク シャクガ科

<一口メモ>
チョウ目の蝶と蛾は、生物学的にはこの2つは区別されていず、国によっては、
区別を表わす言語が無い所もあるようです。
日本に生息する蝶は240種程で、蛾は5500種程です。
蝶と蛾にはいろんな区別方法がありますが、実は蝶と蛾を完璧に見分ける区別方法は存在しません。
全ての見分け方に例外が存在するのです。
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