花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

綿毛を飛ばす草花、ブルースター、ツワブキ、コウヤボウキ、他。

2023-02-13 | 花の写真
綿毛を飛ばす草花として一番よく知られているのはタンポポだと思いますが、
タンポポの仲間以外にも結構あります。

庭のブルースターに大きなさやがついて、最近になりさやが開いて中から
白い綿毛が出てきました。

ブルースター(オキシペタラム)
キョウチクトウ科 トゥイーディア属 、多年草、ブラジル原産、花期:5月~10月、
き始めの花色は紫がかった薄青色で、次第に青みが強まり、咲き終わりはピンク色を帯びます。
開花盛期は青い5枚の花弁が星のように見えます。
花に似合わず大きな実が幾つかつきました。
その緑色の実が、長いことついていましたが、最近さやが弾けて綿毛が見えるようになった。
分かり難い写真ですが、さや元付近に種がぎっしりと詰まっており、
さやの長さ約12cm         種の大きさ約5mm 綿毛の長さ5cm
実と種の違い
「子房(しぼう)」がふくらんで大きくなったものが実、
「子房」の中の「胚珠(はいしゅ)」が熟したものが種子です。
*子房は花の雌しべの付け根部分です。

ツワブキ(石蕗 )   別名:イシブキ
キク科ツワブキ属、多年草、花期:10月~12月、
花は株の中心から出て、先端に10~30輪ほどのキクに似た、花径3cm前後の黄色い花を咲かせます。

センニンソウ (仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属、つる性半低木(木質の多年草)、花期:7月~8月、

コウヤボウキ(高野箒)
キク科コウヤボウキ属、落葉小低木、花期:9月~10月、
枝は細く、灰褐色でいちじるしく枝分かれする。
1年生枝に卵形の葉を互生し、枝先に白色の頭花を付ける。筒状花が10数個集まったもの 。

セイタカアワダチソウ  キク科アキノキリンソウ属、
花が泡立ってと言うより白い毛が固まって泡立っているように見えるからで、
それが名の由来。
 

ノボロギク(野襤褸菊 )   キク科ノボロギク属、
花後につける綿毛がボサボサにつくため、その様子をボロ布という意味をもつ
「襤褸(ボロ)」に例えた名前。
ボロとは少し可哀想な名前になりましたね。


花については、参考までに過去投稿分にて省略しました。
*ブルースター 20/06/04     *ツワブキ  21/10/13
*センニンソウ 22/8/25    *コウヤボウキ 20/11/16

綿毛の草花は以前にも投稿してますので、まだまだ色々ありますがこの辺で閉めます。
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