花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察 行く秋を惜しんでいるかのよう。キタテハ、オオゲジ、他。

2022-11-11 | 昆虫
いよいよ今年の昆虫観察も終わりに近づきました。
10月終わりから今迄に出会った虫さんを集めてみました。
既に生涯を終えているものもいました。
そして未だ盛んに活動しているものもいます。

キタテハ
タテハチョウ科タテハチョウ亜科 大きさ(前翅長)22-34mm   時期:3‐11月
黄色地に黒い紋があるタテハチョウ。初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と、
秋に現れてそのまま越冬する秋型(地色がオレンジっぽい)がある。
写真は秋型です。
キタテハは成虫で冬を越す蝶なので暖かければまだまだ見ることができます。
右側は、多分オス(下側)、メス(上側)と思われます。
翅表の斑紋は、オス、メスの大きな違いはないので判別は難しいです。
翅裏は枯れ葉模様で冬は枯れ葉に埋もれているらしい。
オスメスの違いは、オスが色がはっきりとして、メスは色あせてはっきりとせず
黒色斑点が濃くなるので暗く見える。
又、キタテハ、シータテハ、エルタテハがいて、その違いは、
キタテハは翅裏面の白紋がC文字かL文字があり、後翅の外縁の尾状突起が尖っている。
そして、翅表側の黒斑点がある中に水色の小さな点があることです。
この小さな点が無くて白紋がC型はシータテハ、L型はエルタテハのようです。
 
その結果、上記の写真からキタテハとしました。

ツマグロヒョウモン♂  
タテハチョウ科ドクチョウ亜科 大きさ(前翅長)27-38mm   時期:4‐11月
都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多い。 
これはオス。後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。

モンキチョウやシジミチョウなどもまだ多く見掛けますがなかなか撮れません。
来るものは待たず、去る者は追いかけずではなかなか撮れるわけがないですね。

モンシロチョウ  シロチョウ科  3-11月

以外にも草むらに多くいたのはバッタ類でした。
写真写りが悪いので細かい点まで観察できていませんので、名前は割愛した。
バッタの寿命は、卵の期間を入れて1年ですので、
幼虫から成虫まで5カ月程度ですのが多く、11月頃までの生息でしょう。

バッタの仲間

オンブバッタ オンブバッタ科  8-12月
石塀に止まっていましたが、落ちることなく、この形で息絶えていました。


カメムシの仲間 クヌギカメムシ?
 

センチコガネ  甲虫目 センチコガネ科 4-11月

ツマグロキンバエ  クロバエ科            ▼クマバチ  ミツバチ科
 

シマハナアブ?  ハバアブ科     ▼セイヨウミツバチ  ミツバチ科
 

ミヤマアカネ   トンボ科 32-39mm  6-12月 


オオゲジ(俗称ゲジゲジ)  ゲジ目 ゲジ科  45-60mm  3-12月 
長い脚を持ち、脚を含めた輪郭が楕円形に見える多足類の仲間。
オオゲジは最大で6cmほどですが、脚を伸ばすと手のひらの大きさなので、大きく感じます。
既に水に浮いて死んでいましたが、初めてみましたので撮っておきました。

オオタバコガ?の幼虫
なんで家の中にいたのかな。

▼ハナグモの仲間?  クモ目 カニグモ科
とにかく小さなクモでした、位置が悪いので少し動かしたら手から漏れてしまいました。


昆虫観察も終わりはきちっと締めたかったのですが、まとまりませんでした。
今年のまとめは又、別の機会回しにします。
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