花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察、雪虫が飛んでいる。冬に向かう昆虫と幼虫、蛹など。

2022-12-01 | 昆虫
11月も昨日で終わり今年も最後の月に入りました。
未だ今年を振り返るのは早いかもしれませんが、昆虫観察として投稿するのも
最後かもしれませんね。
今年は暖かい日が時々あるせいか、最近でもトンボを見ることもありました。
11月24日に雪虫が飛んでいるのを見ましたが、小さい虫なので上手く撮ることが出来ませんでした。

ユキムシ(雪虫)
雪虫(ゆきむし)とは、アブラムシ(カメムシ目ヨコバイ亜目アブラムシ上科)のうち、
白腺物質を分泌する腺が存在するものの通称。体長5mm前後の全身が、綿で包まれたようになる。by Wikipedia
アブラムシの仲間だったんですね、代表的には具体的な種としては、
トドノネオオワタムシ、ヒイラギハマキワタムシなどが代表的な存在である。 
多分下の写真も上のどちらかなんでしょうね、私には特定できませんが、
雪虫の仲間は6種類くら
いいるそうですが、このトドノネオオワタムシはその中でも最大種です。

▼トドネオオワタムシ(椴之根大綿虫 )? 
カメムシ目アブラムシ科 体長最大4mm程度     10-12月頃空中を漂う姿が見られる。
飛んでいる所はコンデジのAutoでは無理ですね。
秋になって越冬する前などに、羽を持つ成虫が生まれ、交尾して越冬のために産卵する。
この時の羽を持つ成虫が、蝋物質を身にまとって飛ぶ姿が、雪を思わせる。
北海道などでは、ユキムシを見てから平均21日後 に初雪がふるそうです。
以前はもう少し短かったが、だんだん長くなっているようです、これも温暖化が関係してる?

カメムシ目で今でもよく見るのは、
ツマグロオオヨコバイ
カメムシ目オオヨコバイ科 13mm前後 3‐11月
黄緑色で、頭部と胸部に黒班があり、翅端が黒くなった大きなヨコバイ。
色彩や形状がバナナに似ているため、俗に「バナナ虫」とも呼ばれる。

ツマグロキンバエ
クロバエ科ツマグロキンバエ亜科 5-7mm 6-10月
深緑色で、背中に丸みがあり、翅の先端が黒くなったハエ。複眼は青緑色に輝き筋模様がある。口器は長く突き出る。
 

シロオビノメイガ ツトガ科 6-11月   ▼ヒメハラナガバチ ツチバチ科 5‐11月
 

クロヤマアリ?  
ハチ目アリ科ヤマアリ亜科  4.5-6mm(働きアリ) 3-11月
灰黒色または黒褐色のアリ。働きアリの体長は5mm前後。女王アリは10mm前後。
地上や植物上でもっともよく見かけるアリ。
クロヤマアリは地中に巣を作るのですが、シロアリと違い木に巣は作らないですが、
木が腐りボコボコなので巣つくりした?

▼ヤドリバエの仲間 
セスジハリバエ? ヤドリバエ科 10-16mm 4-10月
赤褐色の腹部に縦に走る太い黒帯が目立つハエ。全身に長い毛がはえている。
春先と秋の終わりごろに見かけることが多い。


ホシホウジャクの幼虫
スズメガ科ホウジャク亜科 終齢55mm前後  7-11月
体は淡褐色または緑色で、体側には頭頂から尾端まで縦条が走り、その下に斜条が並ぶ。

オオニジュウヤホシテントウの幼虫 甲虫目テントウムシ科 6mm位で黒い棘をもつ。
ナス科、ウリ科植物を食草にするこのテントウムシは農作物の害虫です。
成虫、幼虫とも、ジャガイモやナス、トマト、ピーマン、シシトウなどのナス科野菜に群がります。
テントウムシは、アブラムシ等を食べる益虫に対いて、ニジュウヤホシテントウは草食性の為に害虫で、
テントウムシダマシと呼ばれることもある。

▼形はミノムシ?と思うが色が薄緑色、、 ▼キアシドクガの蛹 (ドクガ科)
 

アケビコノハの蛹
蔓性植物にぶら下がっていました。黒い蛹は多いですが、もしかしたら間違いかも
 
以前この場所で、撮った幼虫はこれです。
アケビコノハ (幼虫) 
ヤガ科エグリバ亜科、体長 (終令)50-75mm、発生時期 4-10月(年2化)
越冬形態 成虫、
これも大形の蛾の一種の幼虫。
刺激を与えると、目玉模様が目立つように姿勢を取り、威嚇します。

アケビコノハの幼虫は以前にも我が家のものを投稿してますが、
これは、写真では分かり難いですが、白っぽい斑点に見えるのは実は水色で
綺麗でした。
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