花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

草藪昆虫園、チョウ目、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ、モンキアゲハ、ベニシジミ、他

2019-10-10 | 昆虫
 家の周りの草藪昆虫園から、8月以降に撮りためたものからの投稿です。
 
ツマグロヒョウモン タテハチョウ科ドクチョウ亜科 27-38mm、4-11月、
野原や公園などに広く生息し、都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多い。
こちらはメス。前翅の端の黒色がよく目立つ。体内に毒を持つマダラチョウの仲間。
▼これはオス。後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。
自分の足元でオスとメスのダンスが始まったが、
最後まで見届けなかったが、多分フラれてしまったか?

ヒメアカタテハ タテハチョウ科タテハチョウ亜科  25-33mm、4-11月、
 

シータテハ  タテハチョウ科タテハチョウ亜科 24-30mm、 3-11月、
黄橙色地に黒い紋があるタテハチョウ。キタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の凹凸が激しい。
初夏から真夏にかけて現れる夏型と、秋に現れてそのまま越冬する秋型
(夏型に比べて翅が細長く、外縁の凹凸がより顕著)がある。


アカボシゴマダラ  タテハチョウ科コムラサキ亜科 40-53mm(前翅長)、4-10月、
黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウ。

クロアゲハ  アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科  45-70mm  4ー9月、
黒っぽい大きなアゲハチョウ。黒いアゲハの中では一番普通に見られる。

 アゲハチョウ(アゲハ、ナミアゲハ) アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 35-60mm4、3月ー11月
もっともなじみ深いチョウのひとつ。はねのデザインはとても美しい。
都会の真ん中から山地まで、様々な環境で見ることができる。

モンキアゲハ  アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科  50-75mm 4-10月、
真っ黒で、後翅の白い紋が目立つ、大きなアゲハチョウ。
林の周辺をゆったりと飛び、花で吸蜜したり、地面で吸水したりする。


ダイミョウセセリ  セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科 15-21mm(前翅長)、4-10月、
黒地に白帯のあるセセリチョウ。翅を完全に開いてとまることが多い。
東京付近には白帯がはっきりしない「関東型」が、大阪付近には白帯が明瞭な「関西型」が多い。

ベニシジミ  シジミチョウ科シジミチョウ亜科  13-19mm、3-11月、
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色のシジミチョウ。

ムラサキシジミ  シジミチョウ科シジミチョウ亜科 14-22mm、3-4月、6-10月、
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色のシジミチョウ。

ヒメウラナミジャノメ  タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 18-24mm、4-9月、
草の上をフワフワと飛ぶ、目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。モンシロチョウより少し小さい。

サチキマダラヒカゲ  タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 26-39mm、5-9月、
樹木の周辺を活発に飛び回る茶色っぽい蝶。

ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)  タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 25-34mm、5-9月、
雑木林の縁の草藪や林内で見られる薄茶色の地味なチョウ。翅の形はスマートで、
裏面に目玉模様を持つ。
 
ウラジャノメ  タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 22-30mm、6-8月、
開翅した写真が撮れず残念ですが、表にも裏と同じ所に蛇の目が並んでいる。
 

クロコマノチョウ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 32-45mm、3-11月、
はねの端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。
はねの裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。

ゴイシシジミ シジミチョウ科アシナガシジミチョウ亜科  10-17mm 5-10月、
白色地に、黒い斑紋が散りばめられた翅を持つシジミチョウ。翅の表面は黒色。
 

ヤマトシジミ シジミチョウ科シジミチョウ亜科、 9-16mm、3-11月、
人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウ。翅の表面はやや光沢のある水色で、
裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられている。
ヤマトシジミ( メス)    シジミチョウは、オスの翅は全体に青く、
メスの翅は青い色が少ないか全くない。 

ミナミキチョウ(キチョウ)  シロチョウ科モンキチョウ亜科 18-27mm  3-11月、
林縁や草原で普通に見られる黄色いチョウ。翅の表面の縁には黒色帯がある。
モンシロチョウやモンキチョウよりはひとまわり小さい。
昔は、キチョウと言われていたが、キタキチョウ、ミナミキチョウ、タイワンキチョウ等に、
分類されている。キチョウの見分け方は、
翅表の縁毛の色の違いが一般的とされている。
キタキチョウは、黄色。本種は黒黄色。タイワンキチョウは黒褐色とのことです。

キタキチョウ(キチョウ)
翅に付いている陰模様はバックの陰で、縁に黒色や褐色の模様はない。

以前に多摩動物公園の昆虫館に行った時に撮った蝶も少しはありますが、
今回は身の周りのものからとします。次回に回します。
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2 コメント

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こんばんは^^ (attsu1)
2019-10-10 20:08:23

私も見つけた時は、撮りますが、
鳥にしても、昆虫にしても、偶然の出会いしか無いので、

毎回になりますが、MIMI69さんは、
これだけの種類を撮影し、分類されているのが、凄いです(@_@)
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Re:こんにちは、 (MIMI69)
2019-10-11 10:13:12
花の数も多いですが、昆虫も数限りなくいて終わりがありませんね。
昆虫を見ていつも思うのは、どんな虫も生きるのは一生懸命なんですね、
餌を探して、天敵などから身を守っています。
綺麗な形でないものにもしばしば出合います。
暇に任せて見て歩いているだけですが、昆虫も面白い世界ですね!
これからも体が動くことに感謝して自然とお付き合いしていきいます。
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