八王子の最低気温が5℃を下回る日が続くようになりました。
日中でも木曜日は最高気温が14℃予報されて、
いよいよ多くの昆虫も活動停止ですね。
数日前にルリタテハを見ました、その時のことです。
▼ルリタテハ(瑠璃立羽)
チョウ目タテハチョウ科ルリタテハ属、(前翅長)25-44mm、時期 3-4月、6-11月、
濃い黒褐色の翅の表面に「瑠璃」の和名通りの鮮やかな瑠璃色の帯模様が入るのが特徴です。
地上に静止していることが多いが、人の気配を察するとあっという間に遠くまで飛んでいってしまう。
と言うことで、なるべく蝶の視線に入らない様に斜め後ろから撮っていました。
ルリタテハの翅の裏面は樹皮に似て地味で全く目立ちません。
ジッと待ち翅を開いた瞬間を撮りたいと思っていましたが、
僅かに開いてもこの程度で僅かにルリタテハと分かる程度です。
蝶の陰を見れば太陽がどの方向から照らしているか分かりますね。
思い出しました、陽陰に入ると翅を開くという事を、
早速後ろ側に回り込んで日陰を作りました。
見事に開いてくれました。
面白くなり何度も体ををよじり”いないいないばー”を繰り返しました。
見事に翅を閉じたり、開いたりしてくれました。
翅を立てたり開いたりして久し振りに昆虫と遊んだ気がしました。
よく蛾は翅を開いてとまり蝶は閉じてとまると思っているようですが、
例外が多くて、正確ではありません。
蝶の中には翅を立ててとまると言っても、
モンシロチョウの仲間は、常に翅を立ててとまるとものが多い。
アゲハチョウの仲間の中では、翅を開いて休止姿勢で、シジミチョウの仲間にも、
翅を開いてとまるものが多い。タテハチョウの仲間にも立てているものもいる。
立てたり閉じたりするのは、
体温調整をしているからです、陽射しが強いと翅えを立てる(閉じる),陰が出来ると開く。
蝶は変温動物なので翅を開いたり閉じたりすることで体温を調節する。
この行動を良くやるのはこの季節のルリタテハとヒオドシチョウだ。
蝶は翅を開いて日光を吸収、反射して体温を上げる。
▼ヒオドシチョウ(緋縅蝶) 今度見た時は試してみたいです。
以下余談ですが、
体温調節能力はチョウの種によって大きく異なるという。
そして調節能力の低い種の生存は、日陰のの中で太陽の直射熱を回避できるかどうかに
依存している場合が多い 。
体温を適切に維持するために、羽の角度を調整して太陽光の熱を反射し、体に当てたり、
体からそらしたりできるからだ。
温暖化で涼しい生息地がなくなれば調整能力の低い蝶が減っていくようで、
ベニシジミ等のグループは減少が急激に進んでいるようです。
(by チョウと温暖化、羽に隠された生存の鍵 より抜粋)
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よく動画でペットにバンザイを何度も何度もさせているのを見ることがありますが、
まさにそれと同じで、体をゆっくりとずらして、何度も何度も確認しました。
生き物と一体感が持てたようでよい気分でした。
可愛いいじわる実験をしている
そんな姿を想像して
ニコニコしています (*^_^*)
昨日は都心の大学病院に通院で疲れてしまい早く寝てしまいました。
朝寒いとパソコンの調子が悪く、人間同様にあちこちにガタが来ているようです。
この機会に投稿も少しペースダウンするようです。
ヤクシソウに間違いないと思います。
綺麗な色を出してくれますねー。
いないいないば~\(^o^)/
作戦大成功でしたね^^v
いやいや~面白すぎですよ。
温暖化で、おとぎの国から来たような可愛いお顔のベニシジミ蝶などが少なくなったら寂しいのです。
ヤクシソウ(たぶん)をやっとアップできました。
お時間あるときに見に来てやってくださいね。宜しくお願いします^^。