farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

私、老人会総会に?

2009-03-07 22:37:30 | Weblog
60歳になると、自動的に老人会への勧誘があり、リストアップされる。この間までこれに抵抗してリストされるのを嫌った私であるが、今年は初めて、母のハプニングの為、代理として、社会見学のつもりで出席した。末席に座る予定がくるって、上の方に座る羽目になり当惑したが、殆どの方が顔見知りで、意外にすんなりと溶け込んでしまって、やはり自分の年齢を感じた。いつもの総会の如く、報告、決算報告などがあり、後は懇親会。私はこの中に入ると若手になり、いくら母の代理と言っても、それは違うと一蹴されながら、結構年配者の中でリラックスして、色んなお話をしてきました。
村の古い道をよみがえらそうという夢、短歌で農生活を詠おう、歌をみんなで歌おうともりあがりました。村も小字に分けると少しずつ、狭いながらも考え方などが違っていて面白い発見でした。奥の村の方との交流も出来、話のきっかけが出来、有意義でした。あまり嫌だと思い込まずに入るのも、面白いかもしれません。
これからはあまり異論は唱えず、溶け込んで、様子を見て、変えるべきは変える、守るべきは守るというスタンスを取っていこうと思っています。先ず実践、私の場合、田んぼ、畑のエキスパートになることです。そして食文化のことなど、話題にしながら、地域の文化発信力につながるような事をしていきたいと、だいぶ目的が明確になってきました。

それにしても、お酒が入ると、男の方は少し下衆なことなどして困りますが、まあ昔の子供は困るなあといいますとおとなしくなっていくようです。
昔は夜這いなどがあったそうで、そんな習慣の癖がついているのでしょうか。
今風に言うとセクハラになるのでしょう。その辺ことはやんわりと乗らないようにして話題を変えたり、場所を変えたりします。特に女性が一人と思うと、男の下品なあつかましさには、辟易します。こんな男の人は可哀想ですね。

色んな面を見せてもらって面白かったです。
年齢を重ねる事の様子を見せ合ってたまには懇親会に出るのも、村を知る意味で大切かも。私の場合、生まれが村ですから、溶け込みやすいが、お嫁さん達は少し抵抗があるのかもしれません。やっちゃんでいることの心地よさを味わってきました。しばし老人会の若返りに役立ったようで、喜んでもらえました。

保守的な村の中で、素敵な村になるよう、私なりの方法で模索を続けたいと思います。短歌の作り方を教えてくださった方が印象的でした。又大根の酢付け漬物を上手に作っておられる方がいらして、教えてもらいました。皆さんいろんな特技をお持ちで発見の半日でした。私も何か伝えられる人になりたいと思いました。

午後からはほうれん草引き、エンドウの中打ちをしました。余計な事をしてと怒るかもしれない母を想像しながら、きれいなエンドウの畝になりました。
土もエンドウも喜んでいるようです。ほうれん草はスーパーの2店舗に出します。
今は野菜不足の季節でよく売れます。今は機嫌がいい。だけど、旬になって野菜があふれ出すと、私の顔は笑ってばかり居れなくなります。正直です。

コメント
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