farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

やっとみこしが上がったよ。

2009-08-11 16:28:24 | Weblog
お祭りでもないのに、やっとみこしがあがった。新たに電気柵設置。効果の程は定かでないが気休め程度の期待です。組長さんは私に強く早急に対策を取るようにと言われ、反応が遅くいい加減なのだと判断していたが、相談は出来ていたようです。でも遅い反応です。でもみな忙しい働き人だから仕方がないのか? 昼間村にいるのは女性、年寄りだけ。 私は個人的にいのししの足跡追跡を地図に記入していく生態マップを作ろうかと思っている。村に要請しても無理。もう私の楽しみとして稲刈り後始めてみよう。趣味にします。新しい趣味です。人の宣言しています。自分にちょっとプレッシャーを。

幼馴染が田んぼで作業。ネットを張っていてもヌートリアがひどい事をしています。個人的には皆困っているのに、大きな声、力になっていかないところがおおきな村の抱える問題だとこのごろ考えています。今年はちょっと静に構えていますが、言って欲しいと電話がかかります。でもちょっと作戦を変えて様子見。
夫々が自分の問題として意識しない限り、全て他人事で、あいまいで解決に至りません。最近被害が大きくなって、意識化が始まったようです。地域の力を高めなければいい解決策がありません。

夏日は一日だけで又梅雨空。野菜は腐り、草とサトイモだけは強く育っています。
南方系の野菜だけは元気。温暖化の影響が出ています。

野菜搬入後、西舞鶴にある農協直売所の手伝いに役員なので見てきました。
びっくりする位の鮮やかな盆花。列を成す人。湿気多い天気。汗たらたらで花売り場の整理の手伝い。お客さんの声を拾い上げて、農協の直売所運営に反映させるのです。

農協のやり方はちょっとスローで信じられない。お客から文句も出ていました。
多くの人を並ばせてレジ一台で花の販売、包む人、手渡す人、レジ、車に運んであげるサービス。入り口で人を制限する人。花整理の私。
もっといいやり方を考えなければと思って見ていました。2時間位いて役目を終えました。どの花も近在の農家から運ばれたきれいな品で、花大好き人間としては息抜きボランテアでした。お盆に花がよく売れる現場経験をしてきました。

それにしてもヌートリアに入られた田んぼ。よその田んぼながら心が痛みます。
3年前始めてヌートリアがほうれん草を齧って何とか対策をとお願いしたのに、個人対応をと言われたことがあったが、個人では限界がある。今こんなに荒らされている。結局、想像力欠如があるから何時までたっても改善なしだと思う。

想像力と言えば、
昔々、アメリカのDay Care Centerでボランティアをしたことがあるのですが、
ある日、5歳の男の子スチーブが同い年の女の子ローマーにどんな絵を描いたらいいか分からないと言うと、お利口さんの彼女の言った言葉、Use your Imagination
と言い、私はびっくりした事があります。今でもその場面は鮮やかで、私にもすとーんとくる言葉でした。今この大きい年齢になっても大好きな言葉で、5歳の子供から学んだようです。想像力を大いに働かせて豊かな生活をしたいです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする