farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

今年もいのしし

2011-08-14 22:15:28 | Weblog

今年もまた分いのししに悩まされそうです。
お盆で気が緩んで見回りも不十分で、夕方見ると、なんとなく乱れた稲。多分いのししが歩いているのでしょう。夜、月明かりなので、ダリと田の回りをぐるりとまわり、
ラジオをおいてきました。一晩中ラジオはおしゃべりをしています。
明日、ネットを張ろうと決めました。
電気柵を張っても、メッシュを張ってもこんな具合です。電気柵と高速道路の塀の間でいのししは生息して、まるで村で飼っているみたいです。
いのししの生態を知る為に市から地図をもらってきて、マークするようにと頼んだのに、何の音沙汰もなく、何の為に地図をもらってきたのかと思います。もっと利用して欲しかったです。
動物達は人間のすきをついてきます。
夜、パンパン鳴らす音が聞こえました。
一度追い返しても、また何処かへ入る。
真剣な対策が求められますが現実はむずかしい。
真剣に考える人が少ないのも一因で、誰かするだろうと思っているのでしょうが、誰もしません。
もっと真剣に対策を願います。
私は田の回りを犬を連れて歩きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古川展生さんのチェロに耳を

2011-08-14 11:00:40 | Weblog
京都からユータンーして9年を迎えようとしている。あの頃、検診でひっかり、子宮ガンかしらと不安な夏を過ごしていた。それをきっかけに仕事やめて田舎に帰ろうと決心した。
今、お盆。慣れたといっても自然の中でのきつい仕事でやっとお盆を迎え、ゆっくりした午前。
近所の新仏さんの老人会からのお参り、家のお参り。帰ってゆっくり。チャンネルを回しても、、只にぎやかなテレビ番組に飽き飽きしているので、本当に久しぶりにDを聴こうと、沢山出してきた。殆どゆっくり聴いた覚えがないこれまでの8年間でした。
ラジオばかりを畑で聴いていました。
今日、やっと音楽が聴きたいと思いました。
取り出してきたのは、
古川展生さんのチェロ。バッハです。無伴奏組曲。

この一枚はお父さんの京都大學、古川久雄教授から頂いたものです。
大切にしまって、あまり聴く機会があれこれありすぎてなかった、一枚です。
とてもゆっくりした気持ちで聴きながらブログを書いているわけです。
母はごろんと寝ています。
犬のダリも縁の下のまくら戸をあけているので、縁の下に尾を入れて聴いているのか、寝ているのか、とても静かな暑い午前です。
でも本当に久しぶりなのでゆっくりしています。
チェロはなんとなく好きな楽器で、宮沢賢治のセロ引きのゴシュがきっかけで気に入っています。絵本の中のごっしゅ君を想像しながら聴いています。

古川展生さんもまだ彼が高校生時分、京都山科音楽祭で、古川先生のご子息と言う事で知っていました。私の三人の息子達がピアノ教室に通っていた頃です。
発表会の時、古川先生もお出で、しっかり聴いておられるのだと感心しましたが、先生は何故か計算機をたたいておられて、先生らしいなあとまた感心しました。奥様はピアニスト。なんとなく不似合いのようなのがおかしかったのですが、展生さんのご両親ですからお似合いのカップルだったのですね。

古川先生との出会いは、これまた暑い夏の日の図書室の面接でです。
先生の質問は
本がすきですか?だけでした。とてもシンプルですが本質をついた質問だったのが印象的えした。
私の返答は、
図書館を書斎のように使っています、だったと思います。
子育てに疲れ気味の一主婦のとっさのお答えでした。
今思うと、まあ、なんと生意気な答えでしょうか?
実際、図書館はこころのオアシスだったのは本当ですから、そんな即答になったのです。

先生の研究室は当たり前ですが、ぶっきらぼうな先生のようでしたが、学者らしいお部屋だったのがとても印象的です。
土壌学の専門だったようで、あの頃、もっと土のことを聞いておくのだったと思います。あの頃はまだ土にどっぷりになるなんて想像していなかった!!!
そんな出会いから
古川展生さんのチェロに出会いました。


セミがなく暑い午前のゆっくりした時間を過ごしています。
皆さんはどんな暑い夏をお過ごしでしょうか?
いい暑い、暑い夏を過ごしてくださいね。
朝、おおきなトンボが家に飛び込んで、畳が水と思ったのか、接して飛んでいました。
夜はカエルが土間に飛び込んで、ダリのいいおもちゃになり、遊んでいるようです。
こんな小動物の訪問は大歓迎ですが、蚊だけはごめんなさい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする