ユータンしてもう10数年。
米つくりに慣れて、作付けを半分にし、ゆとりの今年のはずでした。
ゆっくり楽しむ予定でした。
馴れのせいか、代掻きをいい加減にしたものですがから、田んぼにも草だらけです。
中干し後、水を入れ、一昨日から田んぼの草取りで大忙し。
カブ廻りをしっかり掻いてやります。
雑草、浮草でいっぱいで成長を阻害されていたカブもいい気持ちでしょう。
ラジオを聴きながらのしごとです。
ゆっくり草取りをし、一日田んぼと向き合っていると、春から気になっていた水漏れ発見。
やっと防ぐことが出来、やれやれ。
いつも気になって居ながら、ただ、散歩でも見て通るだけでした。
やっとめんと向き合い対処可能です。
忙しい時はなぜか、わかっているけれど、スルーしていました。
しっかり問題と向き合う、大事なことです。心の余裕がないと、不可能でした。
毎年、毎年の繰り返しの中で、遅すぎるきずきです。
このこと、対人間にたいしても同じだときずきます。
農業から、わかっているつもりが解っていないないということを。失敗を通して学びます。
しばらく、田んぼの草取りに忙殺されそうですが、私にとって、豊かな時間です。
昨日4時ごろから5時ごろまで田んぼにいたのですが、帰る時、近くのネットが突破されていました。
犯人は鹿。昼間でも大胆に走っているようです。
私の田も突破されていたので、2メーターの鉄棒を立て、銀色のテープを周囲に張り、にぎやかなきんきら銀の田んぼです。
草や、動物についつい傲慢になりがちな私の精神を鍛えてもらっています。
田畑で働くことは、学びです。