どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「呪われたレイプ魔」

2014年09月26日 | 映画
DVDでジャン・ローラン監督の映画「呪われたレイプ魔」を続いて鑑賞。
お城、女ヴァンパイアの出ない新たな種類の映画でした。ヌードは今回も存分にあります。この映画は海賊が出てくる映画で難破船の生存者の2人の少女が海賊達にレイプされる所から始まります。死んだと思われた少女2人は実は死んでなくて?悪魔の力で生き返って?海賊を苦しめます。
なかなか海賊もしぶとくて罪の意識はありそうなのに更に酷い事します。
なんだか展開はくだぐだで設定が安っぽい感じがしてアレでしたが幽霊少女2人の儚い台詞の無い佇まいは良くて惹きつけられました。
特に紫衣装の背の高い方の女優さんが良くて無表情の美しさが光ってた。
何処か学芸会か演劇のような感じもありましたが映像的に美しい場面も健在。ピエロが出てきたりなかなかシュールな展開もあったりでこれまた先が読めません。
最後は幽霊の哀しみのようなものが凄く出ていてなんとも言えない詩的で物悲しいものがありました。
全体的な映画の出来は前に観た「血の誘い」の方が良かったけど感情的に心に染みるものがあったのはこちらの映画。ラストの海に沈んでゆく少女の映像が印象深い。
色々なんで?とか考えると意味不明な所も多いけど不思議な魅力も持った映画でした。




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「血の誘い」

2014年09月26日 | 映画
DVDでジャン・ローラン監督の映画「血の誘い」を鑑賞。
女ヴァンパイア、ヌード、お城というジャン・ローランのいつもな題材というか得意分野が発揮された映画。
相変わらずまったりした展開ですが、先がどうなるのか読めない為、なんか惹かれてしまいます。
お城の雰囲気や衣装が独特の美しさを出していて透け透け衣装がエロティックであります。
映像的に素晴らしい瞬間が沢山あり詩的で美しく印象深い。
物語的にはワンパターンな題材な割に今までに観たものとは違いがあって新鮮でした。いつもな女ヴァンパイアの哀しみのようなものは前面には無く女性の嫉妬の恐ろしさの方が出ておりました。
個人的には異形の哀しみや悲劇性のあるものの方が好みなので少し期待外れな感覚もありましたが新たな一面が見れたのが良かったです。


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