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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」

2019年06月12日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」を鑑賞。公開時に劇場で観て感動した記憶がありVHSも持ってたから何度か見てる筈なのに内容の詳細はかなり忘れていた。タンゴの場面とかガブリエル・アンウォーが綺麗だったとか覚えてるんだけど何故踊ってたのかは忘れてる感じ。アル・パチーノの迫力ある芝居も覚えてたけど最後に何故感動出来たのかは忘れてました。そんな訳で新鮮に見直せましたが見ると結構思い出す部分も多い映画でした。
ラストの演説に感動し泣いた記憶がありましたが今回は泣けまではせずでした。だけど気持ちが良い程、言いたい事をスカッと言ってくれる所はやっぱり良かった。主人公の芯を貫く気持ちや悩みも良く分かり伝わりました。
ただ今回見直して感じたのは学校側の問題にしてる事柄っていうのがこんなに下らない事だったのか!っていう面とアル・パチーノ演じるフランクも最後は良いけど基本的には残念でダメな男だと感じた。ダメでも良いという面では良かったんだけど高圧的過ぎる感じは正直好きにはなれない感じです。
しかし独特のキャラクターの芝居は素晴らしかった。最終的には映画全体から暖かい優しさを感じる事の出来る気持ちの良い作品に仕上がってました。
ちょっと長いけどね。音楽も印象的で良かった。それとフィリップ・シーモア・ホフマンが出ていたんでしたね。
クリス・オドネルの正義感ある役に芝居も素晴らしかった。彼は最近見ないけどどうされてるのでしょう?今作とバットマンのロビン役が印象的な役者さんです。


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