どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ハウス・ジャック・ビルト」

2019年06月26日 | 映画
仕事終わりに渋谷まで映画「ハウス・ジャック・ビルト」を観に行きました。ラース・フォン・トリアー監督の映画観るのって久しぶり。かなり残酷な内容の為かアメリカではカット版が公開されたらしいが日本では無修正完全版での公開という事でどんなに凄い映画なんだろうかと期待もしてました。が思ったより普通というか残酷描写はホラー映画では見慣れた光景。だけどシチュエーションが顔を背けたくなるような展開でした。と同時にサイコパスの行動やディテールに笑えちゃう面があり不謹慎だけど笑える変な映画でした。見ていて先が読めたり読めなかったり…傍観するような見方をしてて冷静に見てる自分の感覚ってヤバいんだろうか?っていう醒めた恐ろしさはあったけど実際のサイコパスな人が見たらどうなんだろう?そうじゃないよ!みたいに感じるのかな…とか思うのかな?逆に僕の見方って普通の人と違うのかな?みたいな事も考えたりしながら見てました。途中でちょっと退屈して寝そうにもなりました。
後半はアート的な世界感を見せてくれますが他の映画なんかでも見てるような感じで新鮮さには欠けた印象。
マット・ディロンは素晴らしい芝居でした。


コメント