どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「サンタ・サングレ 聖なる血」

2019年06月28日 | 映画
昔VHSで見て良かった印象は残ってるけど内容とか完全に忘れてた映画「サンタ・サングレ 聖なる血」のブルーレイを購入し鑑賞。昔見た時は画像が暗く見にくかった筈ですがブルーレイはとても綺麗で撮影・照明が美しく美術も良くて映像は初めて見るかのような新鮮さもあり見入ってしまいました。
サーカスの賑やかで可笑しな明るさがあったと思えばアルジェントのホラーのような血生臭いけど綺麗でショッキングな場面もあったり切ない恋愛映画ばりのキュンとくるものがあったり何だか良く分かりませんが感覚的には伝わるものがあり驚きもある映画でした。殺人場面の展開は「サスペリア2」と「インフェルノ」を彷彿させられましたが音楽の使い方とか編集とか洗練された素晴らしさがあった。
個性的な人が沢山出てます。口の聴けない女との恋物語としてキュンとくるものもあり母親との洗脳支配からの脱却と悲劇など色々な感情に感覚が刺激される不思議な良さのある映画です。


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