1作目3作目と見て2作目にあたる「ビフォア・サンセット」を日本語吹替版で鑑賞。一度DVDで見てて何となくは覚えてたけど3作目を見てから見ると何だか懐かしいものを思い出し見るような感覚でした。1作目よりは歳とってるけど3作目を見ての直後だと若いと感じてしまう主人公2人です。ジュリー・デルピーの魅力は今作が一番輝いていたようにも感じた。再会場面の雰囲気がとても良かったです。そこからの自然な会話の流れから男女の時間を取り戻すような探り合いのような駆け引きが展開してまたズルズルと引き込まれます。聞きたいけど聞けない事や曖昧な事を想像したりしつつ見れます。美しい夕日の光の中のパリの風景も絵になってます。限られた時間の中という制約を1作目と同じくとても上手く描いています。とても良いところでスッと余韻を残して気持ち良く終わりますが、その後どうなったのかは3作目を見たので分かっているのでした。2と3の間に直接は描かれてない事柄が結構あります。
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