「ドラキュリアン」

学生時代にレンタルビデオで見て好きだった映画「ドラキュリアン」を数年前に友人宅のホームシアターのスクリーンでも見たんですが間が空いて内容とかかなり忘れてしまっていてブルーレイで購入して再鑑賞。今見ると内容的には結構子供っぽい感じもしてしまうのですが何か憎めないものがあってやっぱり好きな映画です。特殊メイクやクリーチャーが細部まで良く出来てます。拘りと手作り感と子供達の生き生きしたキャラクターがとても良いです。撮影は結構深度の浅い映像ですがフォーカス送りもしっかりしたもので特撮も効果的に使われてます。
昔程はワクワク感みたいなものは失われている見方でしたが最後のフランケンシュタインのモンスターとの別れの場面では自然と感動して涙も溢れてしまいました。悲しさと温かい気持ちになれるものが同時に味わえました。
特典映像が本編と同じくらいの尺の見応えある内容でこちらも面白く見れました。公開時は不入りだったようですが長く愛されている映画になってるんですね。VHSで見た僕らの世代に好きな人が多いようです。ユニバーサル映画のクラシックなモンスターのデザインはそのまま使えないので色々と似てるんだけどオリジナルのデザインを作りあげていたんですね。何か微妙にパチもんっぽい印象も最初に見た時は感じたりもしてたんですが今やこちらのモンスターのデザインも良さがあり好きになってます。