どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「パラダイス・アレイ」

2021年01月28日 | 映画

スタローン初監督作品という「パラダイス・アレイ」という昔から気になってた映画をようやく鑑賞。貧乏街での3兄弟の物語で「ロッキー」のプロレス版みたいな内容でした。面白くは見れましたが初監督で出演という事もあってかスタローンがやたらと目立ち過ぎというか主張が激しく少々ウザく感じる程のものがありました。正直ウザい役でした。だけど途中から急にお兄さんの方がウザい役柄に変わって自分はちょっと良い役になってましたね。弟役は徐々に存在感を増して後半ではプロレスで大活躍します。それぞれの役の心境の変化が急で説得力に欠けるので何だか感情移入が微妙なものがありました。トム・ウェイツがちょい役で出てましたがあまり意味無い役だったのは残念。実弟のフランク・スタローンやジョー・スピネルとかが出てたのが良かったです。そして主題歌もスタローンが歌っていてなかなか良い歌声で良かったんですけど自己主張が強すぎと感じちゃったりもしました。
監督だから自分目立たすのはやりたい放題ですからね。
何か若きそんな目立ちたい気持ちが出ちゃった映画だったように思えました。だけど処女作から演出は見事なものでした。

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「アリス・スウィート・アリス」

2021年01月28日 | 映画
若きブルック・シールズが出てた映画という事で知られた映画「アリス・スウィート・アリス」をレンタルDVDで初鑑賞。あのメーカーのDVDの画質はやっぱり酷かった。映画の内容は思ってたよりしっかりとした作りの作品で驚きの内容で犯人は誰か?というのが最初から分かっているように見えて途中から分からなくなり面白くなるという変わった良さのあるものでした。最後も不穏な空気と表情で終わるという印象に残る作品でした。部分的に卒業制作で作った映画と似た場面なんかもあったりして変な親近感も湧いたりしました。若きブルック・シールズは可愛かったけど冒頭だけの出演で最初に殺されちゃってましたね。姉の嫉妬心や親に対する不満や不機嫌さというのは度が過ぎてはいますが何処か分かる部分もあって、そこが恐ろしさを感じれました。チープなお面と黄色いレインコートとキリスト教の宗教観が気持ち悪さを良く出していました。
最近ちゃんとしたメーカーさんからもDVDが発売されたようです。でも高いんですよね。何気に良作ホラーだと思うので忘れた頃にちゃんとした画質で見直したいです。


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