どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「トワイライト・ゾーン(2019年)」

2021年01月26日 | 映画
「トワイライト・ゾーン」の2019年版のリメイク番組を鑑賞。3度目のリメイク作という事でホスト役はジョーダン・ピール氏。全体的な印象としてちょっと長いなぁという印象。昔の30分番組だった頃のテンポや流れの方が個人的には好みでしたね。だけど結構今風にアレンジされていたりして興味深いものもありました。以下にざっくり各エピソードの感想を記します。
第1話「コメディアン」
長いしあまりギャグも面白くもなくオチもあまり決まらず。
第2話「三万フィートの戦慄」
現代風に面白くアレンジはされていたけど劇場版の方がもっと面白かったな。
第3話「巻き戻し」
これはなかなか良かった。だけどオチは白人警官が単純な悪者扱いされていてしっくり来ない印象も。何か彼にも動機や背景があれば良かったのに。
もう少し一方的でない視点が欲しかった。でもタイムリーで良いエピソードでした。
第4話「旅行者」
これもなかなか面白かった。昔のいくつかのエピソードを組み合わせたような面白い宇宙人ネタもの。
第5話「神童」
大統領選挙というタイムリーな題材で興味深かったけどちょっと途中でダレたかな。子供の世界の発展系。オチはちょっと甘い印象。
第6話「火星への旅」
映像的にも良く出来てて見応えあったけどやっぱり少し長い印象。普通に面白くは見れたけどオチはアレのアレンジだな…と知っていたので衝撃はあまり無し。だけど面白いアレンジで良く出来てたと思います。
第7話「男の中には」
なかなか面白い展開で新鮮に見れた。
恐ろしい物語。感染パニックもの。
第8話「起源」
移民問題をテーマにした作品。今シリーズは人種問題を扱った作品が多い印象ですね。オチはなんか決まらない印象。
第9話「ブルー・スコーピオン」
分かりやすい展開でしたが色々と工夫されてました。物に取り憑かれる男の物語。オチはちょっと重い。
第10話「影男」
ダンテ監督の「影男」とは全然違う内容でしたが、ちょっと変わった内容で興味深かった。ラストのメッセージが良い。コロナ禍の今に響く現実というトワイライトゾーンに向き合うという事を影男が伝えてくれます。影男の正体は途中で予想出来ましたけどCGで登場した時は少し感動とCGに違和感を感じる感覚とが同居しました。
今回だけ5.1ch字幕版でサラウンドヘッドホンで見ましたが低音の響きが効いていてとても良かったです。




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「レザーフェイス~悪魔のいけにえ~」

2021年01月26日 | 映画
「悪魔のいけにえ」の前日談という新作映画でトビー・フーパーの最後のプロデュース作品だという「レザーフェイス~悪魔のいけにえ~」を鑑賞。
正直、取ってつけたような前日談なんて興味無いよと劇場公開時にはスルーしたのですが、見てみると思った以上に興味深く展開にも意外性や驚きもあって面白く惹き込まれて見れました。
なかなか見応えあったし満足な出来の映画でした。「悪魔のいけにえ2」のキャラクターにも通じるレザーフェイスの純愛だったり切ないものが感じられもしました。ラストのマスクは後のお気に入りマスクのアレになったんですね…とか考えるとちゃんと色々と繋がってました。家族の設定が強引でしたが精神病院の看護婦との流れに思いの他、引き込まれて見れちゃいました。女優さんもなかなか魅力的な方でした。ラストはどうなるのか?と思いましたが意外な結末に。だけど何か納得の切なくも吹っ切れた印象的なエンディングでした。


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