どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「URAMI~怨み~」

2021年02月03日 | 映画
昔VHSは持ってて何度か見た映画ですがジョージ・A・ロメロ監督にしては何かイマイチ面白く無かった印象が強い映画「URAMI~怨み~」をレンタルDVDで久々に鑑賞。ホラー映画として見ると派手な見せ場も無いのは知っていたのでそういう点には期待せずに見直したのですが脚本のブラックな面白さやストレス社会の歪みみたいな部分の感覚に後半の一方的ではあるが正義とオペラ座の怪人的な純愛みたい部分は良い感じもありました。
だけどストレス社会の不満からの殺人等は先日見た「アメリカン・サイコ」の方が映画としては良く出来ていたと思います。こちらはもう少しライトな感覚で見れる映画に仕上がっていたと思います。無表情な真っ白なマスクの顔の存在感は異様だけど良かった。
後半は完全に忘れていたのでどうなるのか?と見れましたが何だかしっくりと来ない微妙な感じで終わっちゃいましたね。




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「ゴーストランドの惨劇」

2021年02月03日 | 映画
劇場で観て良かった記憶があるんだけど詳細を忘れてしまっていた映画「ゴーストランドの惨劇」をレンタルDVDで再鑑賞。雰囲気と幾つかの印象的な場面以外は完全に忘れていたので新鮮に見直せました。陰惨な悪夢を見ているような感覚でドキドキはするものの何が起きてるのか分からないような傍観しているような怖さとはちょっと違う変な感覚で見れる映画でした。何だろう?とあれこれ考えちゃうので母親からの虐待とかから逃れる妄想?とか色々と予想しちゃいましたが全てハズれてどっちが現実でどっちが夢なのみたいないつまでも分からない不安な気持ち悪さがありました。
最終的に何とも居心地悪い最悪なものと救いを感じるものとが同居するエンディングに落ち着きました。色々と捉える事も出来る結末でもあったと思います。そこで流れる音楽の旋律がとても懐かしいというか感動した何かの映画の音楽を連想させられて何だったっけ?と何度も思い出そうと頭の中では別な事を一生懸命に考えておりました。映画見終わって該当箇所を何度も見直し聴いてようやく思い出したのは「暴走機関車」という映画のラストの音楽でした。ブルーレイ引っ張り出してきて確認してやっぱりそうで何だかスッキリしました。ラストの音楽大好きです。
話逸れましたが、良く出来た映画だったと思います。暫くしたらまた話の詳細は忘れそうですが朝日の中を逃げる姉妹の姿の映像だけは忘れないでしょう。


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「スローターハウス5」

2021年02月03日 | 映画
レンタルDVDで「スローターハウス5」という映画を鑑賞。「続・激突!カージャック」のカージャックされる警官役が印象的だった役者マイケル・サックス主演の時間軸を行ったり来たりするという少々変わったSF映画というかタイムパラドックス系映画でした。なかなか話の全貌が見えて来ず何なんだ?と疑問に思う時間が長かったので一定の興味と共に集中力に欠けてしまう一面もありました。だけど映像的には時代から時代への移り変わりの編集だとか演出の面白さがありました。最終的には何だか分からない宇宙的な人生について考えさせられるような不思議な良さを感じる事は出来ました。戦時中の爆撃にあった後の風景とかの映像は凄くリアルで印象に残りました。それから未来の宇宙の世界も。
何気に現代のカーチェイス場面は凄かったです。脚本で時間軸を前後させたような映画は最近でも色々とありますが今作はその先駆けというかもっと凄い時間軸の幅で不思議な感覚の良さを出した映画だったと思います。




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