どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「悪魔の陽の下に」

2021年02月12日 | 映画

87年カンヌ映画祭でグランプリを受賞したという「悪魔の陽の下に」という映画をDVD背表紙の写真に惹かれて借り鑑賞。どんな内容なのか知らずに見たのですが前半は台詞の多い舞台劇を単調なカット割で描いているような展開で台詞も頭に入ってきにくく面白味も感じられず怠い時間が続きました。どういう話なのか何を描こうとしてるのか良く分からないまま時折美しい撮影の映像に惹かれたりもしつつ眺めていましたが青い映像の世界から悪魔と出会い話をしているというような夢のような曖昧な所あたりから徐々に面白くなり女が死んだ後からカメラの動きとか映画的な演出にも集中して見れました。何だか良く分からないまま見てましたが子供の命を自分の命と引き換えに悪魔に救ってもらった神父が最後の時間を少しだけ神に延ばして貰うお願いをしたというような解釈で良いのかな?単調な前半の展開は真面目な神側の後半の展開は悪魔側の視点で分けて演出しているという感じかな。
悪魔側の後半は少し良かったけど全体的には思った程の良さやグランプリを獲る程の何か特別なものというものは僕には感じられずに終わった印象です。暫くすると内容も見た事も忘れちゃうような気もしてます。

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「永遠に美しく…」

2021年02月12日 | 映画
劇場で見て数々の特殊効果場面が印象的だったブラックな笑いが楽しめるお気に入りの映画「永遠に美しく…」をレンタルDVDで久しぶりに見直す。
4:3の画面で上下にも映像のあるビデオソフト用の画角でした。見始めると面白くて一気に惹き込まれ最後まで見れました。計算されたカメラワークとか画面構成に芝居に特殊効果が見ていて楽しく改めて良く出来た映画だなぁと感じれました。現実ではあり得ないような展開をしっかりと映像で見せてくれる映画ならではの面白さに満ちたちょっと悪趣味な永遠の美や死を描いた作品です。楽しく見れて教訓のようなものもちゃんとある娯楽作。
ゴールディ・ホーンとメリル・ストリープの芝居がとても良く2人に翻弄されるブルース・ウィリスのコミカルな芝居もとても良かったです。
デブな姿と腹に穴の空いたゴールディ・ホーンが今作でとても好きな場面。音楽もとても良く大好き。




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「SEX発電」

2021年02月12日 | 映画
イタリアのセクシー・コメディ映画「SEX発電」を鑑賞。電力の無くなった近未来の設定でSEXによるエネルギーを発電に使うという実験に成功するというアホみたいな内容の話ですが何気に教訓めいた社会風刺的な部分ものもあったりして面白く見れました。
アルジェント監督の「インフェルノ」に出てた美人女優エレノア・ジョルジがヌードも見せてくれてました。とにかく出てくる女優さんは皆美人で脱ぎまくりです。イタリアらしい明るいエッチな世界観は見ていて飽きない楽しさもありました。結構笑えるドタバタ喜劇です。


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