「ゾンビ・コップ」

昔テレビ放送で見た筈で面白かった印象のある映画「ゾンビ・コップ」を久しぶりに日本語吹替版にて鑑賞。殆ど内容は忘れていたので新鮮に楽しく見れました。
話の内容は無茶苦茶で凄く能天気な展開ですが見てると細かい事はどうでも良くなるような面白さや憎めなさがあってどんどん惹き込まれてゆきました。特殊メイクとか思いの他に良く出来ていて見応えがありテンポ良く見せ場が登場します。沢山人が死んでるのに常に能天気な流れで主人公も死んでるのに悲壮感は無く刑事ものとして普通に展開します。だけど後半は吹っ切れたようにゾンビ・コップとなった利点を活かして痛快な大活躍を見せてくれました。次々にアイデア溢れる面白場面を見せてくれるゾンビものと刑事ものと両方を楽しめるコメディ寄りのアクション娯楽作に仕上がっていました。監督はマーク・ゴールドブラッドって人で名前は何処かで見たような…と後で調べたら「ターミネーター」や「ピラニア」等大好きな多くの映画の編集をしていた方でした。才能ある方ですね。監督作は今作だけ？

「新・死霊のしたたり」

レンタルDVDで「新・死霊のしたたり」を鑑賞。「悪魔のサンタクロース」のパート4という事ですがクリスマス感もあまり無く無理矢理シリーズの流れになるようにちょっとだけテレビ画面の中とかで殺人サンタが出てたりしてました。かと言って「死霊のしたたり」のシリーズというのもピンと来ないです。人体自然発火とかが題材にもなったりしてますが話としては何じゃそりゃ？という変な内容です。
今回初めて見る映画だと思っていたんですが巨大ゴキブリの場面を見て以前にビデオで見ていた事が分かりました。スクリーミング・マッド・ジョージによるシュールな特殊メイク効果は印象的で口からゴキブリ吐く所とかインパクトあります。美術とかでもうずまきとか顔に見えるシミとか色々と面白い効果もありました。でも、やっぱりゴキブリが沢山出てくる所とか気持ち悪くて良かったです。
全然、感情移入出来ない主人公でしたがなかなかの美人さんで冒頭から濡れ場で後半ではグログロな熱演されてたりで頑張ってました。
ちょっと尻つぼみで終わりましたがゴキブリ場面だけは印象に残る映画でした。