どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「殺人捜査線」

2021年02月23日 | 映画
「ダーティハリー」のドン・シーゲル監督の白黒映画「殺人捜査線」を鑑賞。主演はイーライ・ウォラック。麻薬ヘロインの密輸を巡るヤクの回収屋と警察との攻防戦が実にテンポ良くサスペンスとアクションを交え描かれていて面白く見れる娯楽作でした。
古い映画だけど見応えあって昔の風景や人々の描写も興味深かった。犯人達の乗る車が先日見た「クリスティーン」の車に似ていてカーチェイス場面とかその勇姿も素敵でした。
時間の制限とかも上手く使われていて最後のサイレンの音も効果的でした。
何とか無事解決という事でホッと胸を撫で下ろすような終わり方です。
サン・フランシスコ警察の全面協力で作られたようで感謝しますみたいなテロップとゴールデンゲートブリッジを見てサン・フランシスコがロケ地だったんだなと認識しました。
「ダーティハリー」や「ブリット」とか警察映画で印象的なのはサン・フランシスコの街が多い気がします。




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「ブレインデッド」

2021年02月23日 | 映画
買ったはいいけど画質が酷い某メーカーのDVDで少しだけ見て見るのを止めてた映画「ブレインデッド」を久しぶりに鑑賞。公開時に新宿ピカデリー3というスクリーンの凄く小さい劇場で見てぶっ飛んだクレイジーなスプラッター・ホラー・コメディ映画です。
後に大出世したピーター・ジャクソン監督の映画です。冒頭はキングコングに通じる島から始まり時代設定も古いという拘りも感じる世界観で始まり自主映画みたいな感じのアナログな工夫が憎めない手作り感覚が素敵な映画です。テンポの良いアホみたいなユーモアが連続してどんどんパワーアップしてゆき、そこまでやりますか!と思えるような無茶苦茶な展開になってゆきます。そのアイデアやクレイジーさに只々脱帽というか感心というか呆れるというか笑えるというか嬉しくなる程の突き抜け方が最高の映画です。
血まみれ具合は今まで見た映画でNo.1かな。沢山の印象的なゴア描写のある何とも愛すべき映画で大好きです。




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「エクス・マキナ」

2021年02月23日 | 映画
ポスター等でCGバリバリのロボット映画なのかな?みたいに思って敬遠して見て無かった映画「エクス・マキナ」を鑑賞。A.I.を題材にした興味深く先の読めない予想以上に面白い映画でした。映像も緻密で美しくも冷たくCGも見事な出来栄えでした。どんな内容か全く知らなかったので主人公と共に話に入って行けて色々と先を予想して想像通りな流れになるのですが、疑問や疑念がどんどん生まれてゆき結果は予想を裏切る展開と発展してゆき驚きと感動と失望と哀しみと複雑な感覚で終わる不思議な良さと後味を残す映画でした。色々と考えさせられるSF.A.I.映画でした。


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