「ヒッチャー」を久々に見直して良かったので同じロバート・ハーモン監督の映画「ハイウェイマン」も久々に鑑賞。今作も面白かった印象は残っているのだが随分と詳細を忘れていたので再度面白く見れました。音楽は「ヒッチャー」と同じマーク・アイシャムだったんですね。今作もちょっと変わった車絡みの「ヒッチャー」にも似た復讐劇であり歪んだ愛憎が描かれている内容で見応えありました。映像の積み重ねで物語の背景が見えてきて登場人物の気持ちや感情は多くを語らずとも伝わる変化等が上手く描かれていました。交通事故場面は壮絶な印象を残しますが直接的に残酷場面は殆ど見せてません。その辺りの見せ方とか盛り上げ方は流石だと思いました。カーアクション場面も派手で風景と共に盛り上げます。「激突！」や「ザ・カー」のような殺人車としての不気味な存在感がエルドラドという車で表現されてました。久しぶりに見直して今作もますます好きになれました。
