どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「我輩はカモである」

2021年04月24日 | 映画
マルクス兄弟の古い白黒映画「我輩はカモである」を鑑賞。随分と昔に一度は見てたかな?記憶も曖昧で新鮮に見れました。チャップリンやキートンのようなサイレント映画をイメージしてたのですがバリバリのトーキー映画で突然ミュージカルになったり色々と無茶苦茶なコント芸が楽しい映画でした。何気に痛烈な社会風刺映画でもあります。ドリフの元ネタになってる鏡のコントとか今見ても面白いですね。
今作のギャグで1番好きだったのは喋れないキャラの身振り手振りと表情のイカれた弾けっぷりでした。ここはサイレント映画のような面白さに芸がありました。ちょっとしつこい部分もありますが破茶滅茶な可笑しさのある古き良きコメディ映画の元祖作品。




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「ハリーとヘンダスン一家」

2021年04月24日 | 映画
公開時に梅田ピカデリーだったかに母と妹と共に観に行った記憶のある思い出深い映画「ハリーとヘンダスン一家」を久しぶりにLDにて鑑賞。LDはリモコン不良で字幕が消せず音声が日本語しか出せずでの鑑賞となりました。優しさ溢れるファミリー映画で「E.T.」のビッグフット版みたいな感じでもありました。少々幼稚だけどオーバーなリアクションとか芝居が楽しい映画です。またリック・ベイカーお得意の猿系特殊メイクとスーツによるビッグフットのハリーがとても良く出来ていて見応えありました。今作でアカデミーメイクアップ賞を受賞したとの事です。温かい家族のちょっと変な物語ですがアメリカの銃社会って怖いなぁとかも感じちゃいます。色々と都合良く展開しますがアメリカの一般社会ではビッグフットが生きていくのは大変だと良く分かります。そんな対比が面白可笑しく描かれています。
後半は感動的で優しい気持ちで見れますが音楽がブルース・ブロートンだったんですね。音楽もとても良かったです。エンドロールでは手描き鉛筆アニメで名場面が再現されてジョー・コッカーの懐かしい歌声の歌が聴けました。
「未知との遭遇」のメリンダ・ディロン演じる母役の雰囲気がなんか良い。




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