どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ホテル・アルテミス」

2021年04月23日 | 映画
ジョディ・フォスター主演の近未来映画「ホテル・アルテミス」を鑑賞。
まず久しぶりに見るジョディ・フォスターが老けたなぁというのが第一印象でした。内容は犯罪者専用会員制ホテル病院の話で暴動騒ぎの中、色々な患者がやってきてというものでした。銃撃戦やアクションが殆ど無い「ジョン・ウィック」みたいな印象もありました。
設定やホテルの美術に役者陣はなかなか見応えあったのですが話自体はそんなに面白くも無くちょっと残念な感じもありました。何かもっと面白くなりそうだったのにイマイチ盛り上がらなかったというか…。雰囲気は良かったのにね。


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「白い暴動」

2021年04月23日 | 映画
クラッシュの音楽ドキュメンタリー映画かと思って見た映画「白い暴動」でしたがRAR(ロック・アゲインスト・レイシズム)という団体の活動を追った内容でした。NFというネオ・ナチ団体との人種差別に関する対立が描かれてますが社会背景とかをちゃんと理解していないと一方の主張だけが全面に出ているので理解しにくい所もありました。当時のイギリスの社会不況や問題がパンク・ムーブメントを作ったと理解出来るのですがその背景がもう少し詳しく知りたかった。そのムーブメントを利用して活動をしていたような一面も感じられました。人種差別には大反対ですがNFの出てきた社会背景とは何だったのか?そこにも興味が湧きました。現在の日本も社会不況が酷くなっていて不公平や格差問題があり右翼左翼の対立もネット等で見えてきているので今更ながら今作で描かれている内容は興味深く見れました。
やたらと反対や主義主張を声高に叫ぶ連中の本質は何なのか?暴力や嘘の中に埋もれた真実を捉えるのが難しい時代ですが短略的に流されるのでは無く一歩下がって冷静に捉える事も大事だと思いました。
当時の広報冊子のデザインやグラフィックのセンスが素晴らしく今見ても良かった。そういう表面的な部分の魅力がとても感じられました。
クラッシュはあまり登場しませんでしたがシャム69とかが結構見れました。
セックス・ピストルズは全然出ませんでした。




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「アパッチ」

2021年04月23日 | 映画
昔テレビでCMを何度か見て気になり劇場まで観に行った筈だけど内容とか全く忘れてしまっていた映画「アパッチ」をLDにて久々に鑑賞。ショーン・ヤングが出ていたヘリコプター映画みたいな印象でしたが主役はニコラス・ケイジでトミー・リー・ジョーンズも出てました。その辺も忘れてましたよ。映画は何というか「トップガン」のヘリコプター版みたいなもので敵は麻薬カルテルだけどその辺の詳細な描写は全く無しでヘリコプター部隊の戦いだけが描かれて地上で何が起きたか分からないけど解決という展開でした。まぁ短くて良かったんだけど中身が薄いというかこういう映画は昔沢山あったなぁという印象です。
ただ米軍協力で撮影されたであろう本物のヘリコプターの戦いの撮影や描写は見応えありました。そこが見所で間を恋愛ドラマとかで繋ぎます。ラブシーンになると甘い音楽が流れて…というようなベタな演出が鼻につきますがまぁそういう懐かしい時代を感じる映画です。色々と微妙な映画だけど懐かしさを味わえて嫌いにはなれないものもある映画でした。
ショーン・ヤングもハツラツとした笑顔とクールな美しさがありました。
当時のポスターのコピーとかも彼女メインでしたね。だからショーン・ヤングのヘリコプター映画って印象だったのかも。




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