「ノマドランド」

久しぶりに映画館にて「ノマドランド」を鑑賞。フランシス・マクドーマンドが主演という事で興味を持ち内容とか殆ど知らないまま見ました。
まるでドキュメンタリー映画のような作りの映画でした。実に等身大でリアルな人物像が滲み出ていて流石な芝居と存在感だなぁと感じました。
色々と考えさせられるものがあって興味深く見れてましたが途中で少々怠くも感じちゃった部分もありました。
だけど集中して最後まで見れてたのですがラストカットの後半で一瞬睡魔に襲われてしまったと思う。ふっと気がついたら黒からテロップが出てきましたよ。1人でトレーラーハウスで旅しながら暮らすというアメリカならではの少し興味のあった暮らしの良さと大変さみたいな両面が見れました。
コロナ禍で仕事も減り今後の人生や生活についても考えさせられる時期でもあったので興味深く見れました。
今や本当にやりたい事って何だろう？って自問しつつ見れました。何が出来るのかも。なかなかはっきりとした答えは見えませんでしたが…。

「スノーマン 雪闇の殺人鬼」

詳細を知らないままホラーかな？みたいな気分で見始めた映画「スノーマン 雪闇の殺人鬼」でしたが本格的な推理サスペンスドラマでした。冷たく美しい雪景色の中、静かにジワジワと殺人事件の詳細や人物の繋がりが見えてくるという語り口に惹き込まれ徐々には見えてくるけど予想も出来ない展開に緊張感を持って最後まで見れました。
色々な点と線が繋がってゆく過程に意外性やミスリードに驚きと納得と共に見る事が出来てジャーロ映画みたいな面白さもありました。分かりやすく理解出来て結末に向かいましたがオチ自体は動機という点で少々甘いというか理解しにくいものもありました。
だけど全体的に見応えあるサスペンス映画でした。