どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「エマ/デッド・オア・キル」

2021年04月29日 | 映画
ジャケ買いしたDVDで「エマ/デッド・オア・キル」を鑑賞。南アフリカの映画です。
日本版ジャケットのような衣装の女性は出てきません。海外版のポスターの方が正しくて「トゥーム・レイダー」みたいな衣装の「キル・ビル」のユマ・サーマンみたいな金髪美人が活躍するサバイバル・アクション映画でした。
荒野と金髪美女の対比がとても良くて映像的に素敵な見所がありました。
話の内容は単純で都合の良い展開の女版ランボーのようでしたが深い事考えなければアクション映画として飽きずに見れちゃう娯楽作としてしっかり作られていたと思います。
やはり主演女優の魅力とサバイバル・スキルの違いが見所でしたね。
話の内容には全く深みは無いけど大抵のアクション映画ってそんなもんだし逆に余計なものは最小限に展開の流れの見せ方だけで見せ切る潔さみたいなものは良かったです。ポスターの印象だと銃撃アクションが見所のようにも感じますが銃が苦手な主人公という設定の為、そういう場面はあまりありません。そうじゃない戦いが見れるのが個人的には面白く見れた所。
思ったより楽しめました。エンディングもなかなか洒落てて良かった。






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「アンダー・ザ・シャドゥ 影の魔物」

2021年04月29日 | 映画
何やら沢山賞を獲ってるというホラー映画 「アンダー・ザ・シャドゥ 影の魔物」のDVDをジャケ買いして鑑賞。
80年代のイラン・イラク戦争の時代を背景にした興味深い内容のホラーというか久々にオカルト映画と呼びたくなるような映画でした。イスラム社会の女性の置かれた立場とか外国のビデオが禁止されてたけど隠して見てたとか普段の生活環境と戦時下の変化なんかもリアルで驚きと共に見てゆけました。ジンという風の悪霊 のような存在も別な映画でも見ていたから根深いものなんだなと感じたり。
5.1chサラウンドヘッドホンで鑑賞したのですが低音の効いた不安を煽る音響効果やゆったりとした人間ドラマ描写からの急な脅かし場面があったりして久々にビクッとしちゃう場面なんかもありました。
主人公の母親のストレスは分かる面もありつつも夫や子供視点で捉えるとイラつく恐ろしい面もあり、そこが普通のホラー映画では無く何かゾッとする嫌な感覚もありました。恐怖の対象がいよいよ霊的な何かになってゆきホラー映画っぽくなってからの後半は「ポルターガイスト」みたいな感じでちょっと逆に定番というか良く出来てたけど特別な怖さみたいなものまでは無かった気もしました。
だけど全体的に新鮮に見れたオカルト映画として見応えある良作だったと思いました。




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