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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ビフォア・ミッドナイト」

2019年06月17日 | 映画
1作目を見直して2を飛ばして見た事無かった「ビフォア・ミッドナイト」を鑑賞。日本語吹替版で。1を見た直後だと主人公達やっぱり老けたなぁ~と時の流れを感じました。でもこの映画も5年くらい前の映画なんですよね。
2を飛ばして見たせいかアレ?そういう関係になってたんだっけ?みたいな忘れてたのか今回初めて分かったのか記憶が曖昧なまま見始めましたが自然な会話の流れに引き込まれて今回もズルズルと見てたら終わったという感じで見れました。歳とっての夫婦喧嘩な感じがなんだかリアルです。たわいのない会話から喧嘩に発展する感じとか男女の考え方の違いとか。会話が生々しく結構ゲスでしたけど。2人の関係性が今後も気になる展開。あと5年後ぐらいにまた続編作られるのかなぁ?
「ビフォア・モーニング」ですかね?作られたらまた見てみたいと思います。


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「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」

2019年06月16日 | 映画
ブルーレイでリチャード・リンクレイター監督の「ビフォア…」シリーズ3作セットを購入。1と2は既に見てるのだが3は見てなかったのでした。1は随分と昔に見た印象で忘れてたから1から見直してみる事にして初めて日本語吹替版で鑑賞。日本語吹替はなかなか良くて自然に入り込んで見れた。
見始めるとまったりした感じでズルズルと集中して見れちゃう自然な時間の流れが気持ち良い映画でした。
久しぶりに見たけど印象的な場面が多くて思い出しつつ主人公達の魅力に惹かれ見れました。
たわいのない会話が自然で気持ちや考え方にすれ違いなんかが上手く描かれています。異国の風景も美しく魅力的でした。
邦題は長く「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」ですが最初はこんなに長く続くシリーズものになるとは思ってなかったのでビフォア・サンライズは付いて無かったですね。




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「ギャル番外地 シメさせてもらいます」

2019年06月15日 | 映画
上野オークラ劇場へ山本監督の新作ピンク映画を観に行ってきました。80年代の近未来SF映画のような設定で撮影がとても綺麗で雰囲気があり美術やVFX等でしっかり世界感を出していた。女ウォーリアーズのような集団の抗争と元メンバーの帰還にレズビアン愛と復讐の物語。最初の方はピンク映画と思えないようなシリアスな展開ですが少しずつ笑いや娯楽要素が入ってきてホラーアクション要素やら巨乳やら盛り込み後半ではおっぱいいっぱいで愛と復讐の物語を完結させます。
しっかりピンクなエンタメ映画として楽しめる映画でした。音楽がジョン・カーペンターの「ニューヨーク1997」っぽくて気分的に盛り上がりました。
最後のバイク場面も格好良い。



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「ワイルドキャッツ」

2019年06月14日 | 映画
帰宅したら急にある曲が頭に浮かんで何の音楽だったか必死に思い出そうとする。LPレコード持ってた映画「ワイルドキャッツ」のサントラに収録されてた曲じゃないかとDVDで確認の為、見始める。面白くて最後まで結局見てしまいました。曲は途中でかかりました。ジョー・コッカーって人の曲だったかな。分かりやすい前向きなスポーツ根性コメディー映画でゴールディ・ホーンの顔芝居が楽しい。シナリオも良く出来ててテンポ良く展開してゆきます。初めて見たのは大阪の浪速座って劇場でトイレ借りるフリして無賃鑑賞したのでした。
エンディングのグダグダ感あるラップ音楽も印象的。ウェズリー・スナイプスやウディ・ハレルソンの若手だった頃の姿も見れます。久しぶりに見て思ったのはゴールディ・ホーンの首って長いね。


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「ミーンストリート」

2019年06月14日 | 映画
DVDで映画「ミーンストリート」を初鑑賞。評価の高い映画らしいですが今日はとても眠くて半分傍観するような見方をしてなかなか内容に入って行けませんでした。おそらく低予算映画ですが暗い照明や手持ちカメラの生々しさが逆にリアリティを出していて良かった。マーチン・スコセッシ監督の「グッドフェローズ」という映画が好きで印象的でしたが何年も前の映画で既に同じような作りの映画を撮ってたんですね。監督の実体験に今作は近くより個人的なものや想いを感じれました。
音楽のジュークボックスのような使い方や編集に最後に訪れるバイオレンス場面とか既に別な映画で見てるような印象が相変わらずだなぁという感じでしたが今作が原点だったんですね。
しかしニューヨークのあの時代をイタリア人社会で生きるっていうのは危険で厳しいものがあったんだなぁと感じました。どうでも良いような日常がリアルに描かれていて芝居も見応えありました。デ・ニーロのいい加減で無茶苦茶な役が凄い存在感を出してました。色々ダメダメな人間が描かれますが何処かそういう所が憎めない部分も感じれました。色々生きるだけで大変そうでしたが日本のヤクザ社会映画に似たものを感じもした。主役はハーヴェイ・カイテルで彼も良い芝居してます。酔っ払い役のデビッド・キャラダインも印象に残る役でした。


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「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」

2019年06月12日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」を鑑賞。公開時に劇場で観て感動した記憶がありVHSも持ってたから何度か見てる筈なのに内容の詳細はかなり忘れていた。タンゴの場面とかガブリエル・アンウォーが綺麗だったとか覚えてるんだけど何故踊ってたのかは忘れてる感じ。アル・パチーノの迫力ある芝居も覚えてたけど最後に何故感動出来たのかは忘れてました。そんな訳で新鮮に見直せましたが見ると結構思い出す部分も多い映画でした。
ラストの演説に感動し泣いた記憶がありましたが今回は泣けまではせずでした。だけど気持ちが良い程、言いたい事をスカッと言ってくれる所はやっぱり良かった。主人公の芯を貫く気持ちや悩みも良く分かり伝わりました。
ただ今回見直して感じたのは学校側の問題にしてる事柄っていうのがこんなに下らない事だったのか!っていう面とアル・パチーノ演じるフランクも最後は良いけど基本的には残念でダメな男だと感じた。ダメでも良いという面では良かったんだけど高圧的過ぎる感じは正直好きにはなれない感じです。
しかし独特のキャラクターの芝居は素晴らしかった。最終的には映画全体から暖かい優しさを感じる事の出来る気持ちの良い作品に仕上がってました。
ちょっと長いけどね。音楽も印象的で良かった。それとフィリップ・シーモア・ホフマンが出ていたんでしたね。
クリス・オドネルの正義感ある役に芝居も素晴らしかった。彼は最近見ないけどどうされてるのでしょう?今作とバットマンのロビン役が印象的な役者さんです。


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「スノー・ロワイヤル」

2019年06月11日 | 映画
リーアム・ニーソン主演のアクション映画が色々とありましたがスルーしてて後にブルーレイやDVDで見てみると面白くて結構ハマった。そんな訳で今作は予告編を見て面白そう!劇場で観ておこうかなと思いレイトショーで鑑賞。お決まりのリーアム・ニーソン主演の復讐アクション映画かな…と思いきやコレが殆どコメディーでした。
全体的にはちょっと長いなぁと感じるものもありましたが軽い気持ちで見てたら変なユーモアを感じる殺人場面なんかが出てきて思わずクスッと笑ってしまうような勘違いや下らない展開があって楽しめました。
大スクリーンで見ると結構合成カットの多い映画なんだなとも感じました。
よく出来てるから一見分からないんだけどマットペイントや合成っぽい映像がありエンドロールで数社が手掛けてる事が分かったのでやっぱりね。って感じです。
この映画で気に入ったのはユーモアのセンスです。話の内容は後半何だかどうでも良い感じでしたけど。後30分くらい短くテンポ良く描いてくれてたらもっと面白く見れたとは思います。
でも独特な間が面白さを出してた部分もあったと思う。
深い事考えずに見ると十分楽しめる娯楽作品です。


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「激突!」

2019年06月11日 | 映画
ブルーレイで「激突!」を久しぶりに鑑賞。5.1ch サラウンドの日本語吹替版で。怪物のようなトラックのエンジン音が大迫力です。何度も見ているのに見始めたらドキドキ緊張感を持ってズルズルと最後まで見てしまう。
元々はテレビ用映画だったようだが大スクリーンで見ても素晴らしい映画。
撮影の構図や編集に音響に音楽が完璧で真昼間なのに凄く恐ろしいモンスター映画としても成立しています。
ホラー映画アクション映画としてもここまでストレートに面白い映画っていうのもあまり無い気がします。
スピルバーグの初期映画って久しぶりに見直しても良いですね。
この映画の主人公も奥さんに頭が上がらない男でしたね。
日本でも最近、煽り運転の最低な野郎のせいで死亡事故が起きたりしたので映画の中だけの話じゃなく現実に車を凶器とした恐ろしい事故というか殺人があるのでゾッとします。キレるドライバーって本当に恐ろしい。
この映画のパンフレットも復刻版では持ってます。ポスターとしてはVHSのジャケットが一番格好良いと思います。






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「続・激突!カージャック」

2019年06月11日 | 映画
金曜ロードショーで初めて見てラストに感動というか衝撃と涙をしてから大好きな1本となったスピルバーグの劇場初監督作品「続・激突!カージャック」録画したVHSを何度も見ててDVDもブルーレイも持ってるのですがブルーレイでちゃんと全編見直すのは初かも。大画面でじっくりと鑑賞。シネスコ画面の構図も素晴らしい撮影が見事で見入ってしまいました。エキストラ的な役割の人達の存在感やユーモアが効いていて面白く見れました。嘘みたいな展開がなんだか微笑ましくも進みますが実話を元にしているという所がちょっと考えさせられます。沢山の車とエキストラが個人的な犯罪を必要以上に大きくしてゆく過程が映画として盛り上げています。そんな中の個人的な小さな何でもないようなやりとりがとても愛おしいものに見えてきました。何度も見てるから話の流れは分かっちゃいるけどタナー警部のパトカーの運転席から見た犯人達の車の後部座席にいるルー・ジーンの安心した表情とHIのサイン。それを見つめる優しい眼差しがバックミラーに同フレームで写る構図に優しい音楽が流れる場面で何故か涙が溢れました。
そしてラストもやっぱり涙が溢れました。熊のぬいぐるみが転げ車に轢かれるカットとか印象的です。
それぞれの立場からの優しさが感じられてどうする事も出来ない苦しさや決断に愛もあり複雑な感情を刺激されます。旦那のそんな心情が胸にきます。
もう少しルー・ジーンが大人な対応をしていればこんな事にならなかったのでは?とも思えますが子供っぽいそんな一面が彼女の魅力でもありましたね。久しぶりに見直しましたがやはり素晴らしい映画でした。
日本語吹き替え版で何度も見てたのでラストは日本語の方が良いと思いますがソフトに収録されてる吹替は僕が慣れ親しんだものとは違うので英語版で見ました。金曜ロードショーでの吹替のルー・ジーンの声は誰だったのだろう?最高でした。
好きな映画なのでパンフレットもヤフオクで以前に入手してます。




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「エレクトリック・ドリーム」

2019年06月10日 | 映画
学生の時に見て大好きだった映画「エレクトリック・ドリーム」のデジタル・リマスター版DVDを購入し久しぶりに鑑賞。VHSは持ってたけどトラッキングがぼろぼろで見れなかったので買い直しました。サントラも持ってましたがLPレコードなのでこちらも今や聴けずでした。自作8mm映画「かたまり」で1曲をレコードの回転スピードを上げて使用したりもしてました。なのでその曲をノーマルスピードで聴くと僕には凄くスローに感じるのでした。映画はコンピューターが今程普及してなくて良くは分からないけど色々出来ちゃう夢のような機械でもあった80年代の作品で音楽も当時流行ったG・モロダーの電子音楽が流れる今から見ると古さも感じますが当時を生きてた僕からすると懐かしくも夢のある甘酸っぱい青春映画としても見れて楽しめました。ヒロインのヴァージニア・マドセンがとにかく美しく魅力的でした。主人公やコンピューターのエドガーと同じく恋してしまうように感情移入して見れました。
映画はコンピューターが主人公の男に恋する話だと勘違いして記憶されてましたがどちらもヒロインのマデリンに恋してたのですね。その辺りの分かる所で睡魔に襲われて後で見直すまではっきりとは気がつきませんでした。
コンピューターに感情移入出来る変わった映画です。そしてコンピューターに「愛とは自分の事より相手の事を大事に想う事」という教訓を教えられます。ミュージックビデオみたいな映像編集で甘々なラブソングと共に描かれますがとても良い映画です。


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「太陽の帝国」

2019年06月10日 | 映画
LDもDVDも持ってだけどブルーレイで買い直した映画「太陽の帝国」を5.1ch 大画面で久々にじっくりと鑑賞。長いし見るのに気合いが入る感じだったのでなかなか見れて無かったのでした。初めて観たのは劇場で印象に残ってる場面も多い。そして感動出来る作品で音楽も素晴らしくサントラも持ってました。戦争の悲惨さや喪失感もありますが子供視点の楽しさや憧れみたいなものも感じられて不思議な高揚感も感じられる切なく哀しく楽しい戦争映画です。
久しぶりに見ても同じ僕にとっての感動ポイントでしっかり涙も溢れました。零戦に触れてパイロットに敬礼したら敬礼返しされる所は映像も音楽もその前から素晴らしく盛り上がり感動です。B29の空襲からの高揚感からの母の顔が思い出せないと語る場面でも感動。若き日本軍人パイロットとの友情と悲しい別れと生き返らせようと必死に心臓マッサージする所も泣けました。
忘れがたき大好きな戦争映画です。


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「満月の赤ずきん 戦慄の狼少女」

2019年06月09日 | 映画
中古でジャケ買いしたDVDで映画「満月の赤ずきん 戦慄の狼少女」を鑑賞。
狼少女に惹かれて見てみたくなりましたが自主映画のような安っぽい作りの映画でした。話の内容やキャラクターの行動もアホっぽくて何だかな印象でしたが低予算なりの工夫は感じられてCGでは無く特殊メイクと見せない見せ方による狼変身とか憎めない感じはありました。ホラー映画好きな作り手が影響受けた映画の要素を取り入れたりして作ってるのが分かります。
だけど拘り所が雑で残念感も多かったです。狼女になる女はなかなか良い顔つきの女優さんでしたが返り血浴びてる顔なのに唇と歯に血が全然付いて無いのがどうして?って感じでした。
悪者殺人鬼男は熱演してましたが何か空回りしてる感があり怖いというより可笑しかったです。
まぁあまり期待もせずに見てたのでこんなものかな…という感想でした。
自主映画としては憎めない作品。


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「ネイルズ 悪霊病棟」

2019年06月08日 | 映画
中古でジャケ買いしたDVDで「ネイルズ 悪霊病棟」を鑑賞。正直あまり期待してませんでしたがしっかり作られた映画で音も5.1ch サラウンドでした。
サラウンドヘッドフォンで鑑賞すると音の脅かし場面はなかなか効いてました。始まって1時間程はじれったくもJホラーのような不安感や恐怖と共に徐々に明らかになってゆくネイルズの謎や誰も信じてくれない中、どうしてゆくのか?等の展開を面白く見れて看護師がいい奴だったりでキャラクターにも愛着が湧き面白くなってゆきそうだったんだけど後半で一気につまらなくなるというか意味無い脅かしばかりで次々と人が殺されて変な親子愛を盛り上げるのでした。ネイルズもただの凶悪な存在でしかなく殺意の理由等も意味不明。ネイルズは怪し気な精神科医に殺された実は無実の哀しき心優しい奴で今も続き精神科医の悪意に満ちた陰謀から主人公を救う存在だった!というようなどんでん返し的なものがあった方が個人的には良いと思いました。そんな訳で最後30分で残念な印象となった映画でした。


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「ヘザース ベロニカの熱い日」

2019年06月07日 | 映画
随分と昔にレンタルビデオで見て以来の映画「ヘザース ベロニカの熱い日」を鑑賞。この頃のウィノナ・ライダーは可愛かった。映画はブラックな笑いのある学園青春サイコキラーものです。アメリカの学園もので良く描かれる金持ちの人気者とそうでないものの対立や若者の悩みと理解のない大人が極端に描かれてます。ちょっとついていきにくい複雑なものもありつつ何やかんやで楽しく見れちゃう変わった青春映画です。最終的にはパンクな優しさも感じれるゴキゲン映画になってます。飄々とサイコキラーを若きクリスチャン・スレーターが好演。最後は気持ち良く爆死します。
内容の詳細は忘れているところが多かったけれど部分的には覚えているところも多かった。




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「フランケンシュタイン」

2019年06月07日 | 映画
先日購入したブルーレイで久しぶりにじっくり「フランケンシュタイン」を鑑賞。ブルーレイは23.98fps収録だとばかり思ってましたが本編は59.94iだったようです。雷の光が一部強く抑えられてたりテレビ放送で使った素材なのかなぁ。5.1chなのに間違えて2ch分ミュートしたまま再生して見てしまいました。残念!
でも集中して夢中になって見れて何度も涙が溢れました。最初に見た時はカーロフじゃない怪物に少し違和感も残ってましたがデ・ニーロ演じる怪物を今では素直に見る事が出来てその境遇に感情移入出来て芝居に泣けました。
更にエリザベスの最期はもっと涙が出ました。いけない事に夢中になり、どんどん最悪な展開になりますが、その時々ではどうしようもない共感も出来る部分やどうしてそういう行動を取ってしまったのかという後悔もあったりして哀しく切ないものがあります。
いつも怪物に一番感情移入しちゃいます。メロドラマ風な盛り上げ方をする音楽も印象的で大好きでサントラも持ってます。


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